匣男【イラスト付】
秘書×副社長狭いところに入りたい──。旧財閥の跡取りで船舶会社副社長の風宮にはおかしな性癖がある。秘書となった幼なじみの祐一朗は、その唯一の理解者で支配者であった。家族に...
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商品説明
秘書×副社長
狭いところに入りたい──。旧財閥の跡取りで船舶会社副社長の風宮にはおかしな性癖がある。秘書となった幼なじみの祐一朗は、その唯一の理解者で支配者であった。家族に萎縮し、仕事の重圧で心が壊れかけていた風宮は、デスクの下で祐一朗の足下に蹲り安寧を得る。薄闇に包まれた狭い空間は、安らぎと同時に恍惚感をもたらした。まるで祐一朗の執着に閉じ込められたようで…。
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匣の中
2020/12/22 06:37
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やじやじ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタバレあり
剛しいらさんのちょっとアブノーマルな性癖ものは
ツボだということがわかったので、こちらも手にとりました。
いやいや、予想通りの良さです。
こんなに良い本を今まで見逃していたのかと思うと悔しいのですが
今になっても出会えて良かったです。
プロローグの隠れん坊がこの作品のすべてを語っている。
風宮・祐一朗・和輝3人がどういう行動をとったか、
どういう気持ちでいたか・・・。
なんか三つ子の魂百までもで、あのときの光景がすべてが語られている。
そして、最後の風宮の告白で見えている景色が変わるのだ。
それすら最初に描いてあるのだ。
この構成力もすごい。
あ、でもそうなるかなとは思っていたけど。
基本的に祐一朗くんが風宮くんにメロメロなのは
わかってしまっていますし。
なんだかんだ言っても風宮に尽くす性(さが)なのは明らか。
なので、最後の風景の変化は予定調和ではあるのですけどね。
アブノーマルな性癖の話なのですが、
剛しいらさん特有のドライな文体でどろどろな沼を感じさせないまま
淫靡な世界を展開させている。
もっとどろどろでも構わないのですけど、この文体が作者さんの特徴だし
しっくりくるところでもあるのです。
とにかく、文章で魅せる力があるのです。
(受け入れさせられる)
スーツケースもすごいけど、
やっぱりロッカーは強烈だったわー
祐一朗の嫉妬と執着があれに具現化されている。
体育教師との件では立ち位置も表現しているのですけどね。
和輝なんて足元にも及ばないのに、ライバル視するのが人間らしいしね。
で、踏みつぶす(笑)
和輝も思っていた以上に踏ん張ったけど、全然およびではない感じなんですよね。
あの後どうなっていったのか。
あそこでスーツケース開けたら、別の世界が広がっていたよなぁって思うけど。
(盗撮道具って思うあたりちょっと間抜けでしたけど)
やっぱり開けられない、そのくせ気になって待ち伏せたり電話したり。
結局、祐一朗の思ったとおりにことは運んでいるのですが、
「純愛宣言」(笑!)してしまうところで祐一朗の勝ちです。
「風宮の婿宣言」もツボでしたが、実現させてしまうところに
祐一朗の執着を感じます。
お互いに支配し、支配され
背徳な性癖ですけど、二人が良ければよしです。
どっちも病んでいる。
そして、最後の一文に書かれていることがすべてですかね。
余談ですが、
以前六本木のあの周辺で仕事をしていたことがあるので、
あそこでスーツケースって思ったら余計どきどき度があがりました。
禁縛に続いて、気に入った作品となりました。
ドライに書き上げるけど淫靡さは失わない
こういう背徳的な作品は好きです。
そして文章力のある作品でもありました。
「匣男」というタイトルが江戸川乱歩ぽくってさらに気に入りポイントでした。
執着攻
2017/07/31 20:55
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:沢田 - この投稿者のレビュー一覧を見る
前半は攻の事も受の事もよくわからなくて乗れなかったけど、基本的に幼なじみ物が好きなので高校時代のエピソードが出て来てからおっと引っかかりましたw
攻が実は執着攻なのも嬉しい展開だし、病んだ関係も好きだし、なんだかんだで主人公の成長話でもありなかなか面白かったです。
しかし、残念ながら私はシーツに隠れたままのプレイやスーツケースプレイに全く萌えを感じられなかったので、全体としてはソコソコかな…。
和輝に期待したのに意外と小物でしたね。