- 販売開始日: 2012/04/03
- 出版社: 徳間書店(Chara)
- レーベル: キャラ文庫
- ISBN:978-4-19-900061-4
センターコート(2)
全仏オープン開幕直前――。ブライアンとの距離も近づいてきた智之(ともゆき)の前に、親友ルークが現れた。智之に想いを寄せるルークは、恋とテニスのライバルとして、ブライアンに...
センターコート(2)
商品説明
全仏オープン開幕直前――。ブライアンとの距離も近づいてきた智之(ともゆき)の前に、親友ルークが現れた。智之に想いを寄せるルークは、恋とテニスのライバルとして、ブライアンに激しい敵愾心を燃やす。一方ブライアンも、智之が自分よりルークを気遣うのが、なぜか妙に不愉快で…。パートナーと親友との板挟みで悩む智之に、ブライアンは、どちらの手をとるのかと迫るが――!? ※口絵・イラスト収録あり
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あんたのパートナーは俺だ
2002/06/24 23:51
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:えんじゅ - この投稿者のレビュー一覧を見る
全仏オープン開幕直前。ブライアンとの距離も近づいてきた智之の前に、親友ルークが現れた。智之に想いを寄せるルークは、恋とテニスのライバルとして、ブライアンに、激しい敵愾心を燃やす。一方ブライアンも、智之が自分よりルークを気遣うのが、なぜか妙に不愉快で…。パートナーと親友との板ばさみで悩む智之に、ブライアンは、どちらの手をとるのかと迫るが…。
智之は、ルークと自分とのどちらかを選べというブライアンに、迷いを振り切るように、答える。
「あんたのパートナーは俺だ」
その答えは、智之にとっては、すべてを捨てて、パートナーとして彼を選ぶと同時に、ブライアンを愛するという選択だったが、ブライアンにとっては、ダブルスのパートナー以上の関係を意味するものではなかった。
応えてもらえることのない気持ちに苦しみながらも、けなげにブライアンについていく智之の姿が、とても切ない。
そしてさまざまな障害を受け止めながら、智之が精神的にも強くなっていく様子が、すごくいい。世間知らずで、脆そうに見えるのに、意外に強情で、困難に対しても決して逃げないという智之の心の強さが、だんだんはっきり出てきて、読んでいて智之にすごく魅力を感じた。
「お前から目を逸らすことはできない」
ますますおもしろくなった「2」でした。
全仏オープン
2021/08/24 22:51
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なつゆき - この投稿者のレビュー一覧を見る
急遽全仏オープンのシングルにも出場することになったブライアン、一回戦の相手は智之に思いを寄せるルーク、智之は親友とパートナーとの間で悩む。
兄を見殺しにしたとブライアンを憎んでいる彼の元パートナー・ジョナサンの妹パトリシアは復讐のため智之に近づき…。
いよいよ全仏オープンが始まり智之も自分の気持ちに気が付きテニスも二人の関係も一歩前進。
相変わらず智之は負けん気だけは強くて強情で何をする(言うか)分からない、ブライアンじゃなくても目が離せなくなる。初めてなのに「上に乗っかってもやる」なんて言ったりするのだから…。
それにしてもそういうシーンが全然いやらしく感じないのは何故なんだろう?ブライアンは十分色っぽいと思うんだけどなぁ。