- カテゴリ:一般
- 販売開始日: 2011/01/12
- 出版社: 講談社
- ISBN:978-4-06-314451-2
電子書籍
おおきく振りかぶって(8)
著者 ひぐちアサ (著)
全国高等学校野球選手権埼玉大会。西浦(にしうら)高校が1点ビハインドで迎えた9回表の攻撃。ここで点を取れなければ試合終了。しだいに桐青(とうせい)ナインは、いつもどおりの...
おおきく振りかぶって(8)
おおきく振りかぶって Vol.8 (アフタヌーンKC)
商品説明
全国高等学校野球選手権埼玉大会。西浦(にしうら)高校が1点ビハインドで迎えた9回表の攻撃。ここで点を取れなければ試合終了。しだいに桐青(とうせい)ナインは、いつもどおりの初戦の終わりをイメージし始める。一球たりとも目が離せない、全員1年生の新設野球部・西浦と、強豪・桐青の熱くて長い「夏の初戦」が、ついに決着!
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紙の本
夏への初戦で流した涙。
2007/05/31 02:15
8人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:べっきあきこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
読んでいると、涙が溢れてきてしかたなかった。ストーリーに引き込まれたことはもちろんだ。けれど、一番の理由は、桐青と西浦との対戦で、野球部の思い出が次から次へと浮かんできたせいだ。
諸事情により、今月あった試合の敗戦をもって、私の所属していた野球部はクラブとしての活動を終えることとなった。私が、野球部のマネージャーを始めたのは2年前。おお振りの登場人物にも負けない、個性豊かなメンバーとの活動は、楽しかったけれど、大変でもあった。週5日の練習、次から次へと出てくるマネージャーの仕事。学業とクラブとアルバイトとの両立。部員間での揉め事もないわけではなく、体力的にも精神的にも追い詰められ、逃げ出したいと思ったことも少なくない。
けれど、私はもっと野球部で活動したかった。練習の成果を発揮して、いきいきとプレーをする、選手たちが大好きで、もっと見ていたかった。西浦と桐青の試合に決着がついたあとのシーンで、最後の野球部の試合の後、封印していたその想いが改めて溢れてきた。だから、涙が止まらなかったのだ。
この漫画に惹かれるのは、主人公をはじめとする登場人物が、とにかく野球というスポーツにひたむきだからだと思う。一生懸命に取り組んで、野球を楽しんでいるから、私たちも感情移入する。野球というスポーツにも興味が湧く。
試合の駆け引きだとか、かなり詳細に書きながらも、作者がわかりやすいよう心がけているから、野球のルールを知らない人にだって読みやすいし、魅力が薄れることがない。私も、勉強させてもらっている。
まだまだ主人公たちの「夏」は始まったばかりだ。私の場合、残念なことに野球部ではもう活動できないけれど、どんな展開を向かえ、にしうらーぜが成長していくのか、これからも見ていきたいと思う。
電子書籍
桐青戦の結末
2023/02/20 12:07
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:nico - この投稿者のレビュー一覧を見る
初戦が終わり、試合展開もさることながら、試合後の日常回もとっても面白いです!
三橋に対する9組と7組の差が見て取れて面白いです(笑)微笑ましい。
カバー裏は前巻に引き続きちよちゃんのマネージャーの仕事の後編で、影で支える大事なマネジの仕事っぷりが垣間見れました。
11合炊ける炊飯器って一升炊きでも間に合わないんだということと、そのドデカ炊飯器が田島家からの寄贈品だという細かい設定まで流石すぎます。
紙の本
決着
2018/08/29 18:35
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:黄龍 - この投稿者のレビュー一覧を見る
長かった西浦vs桐青戦がついに決着!本当に良い試合でした。ボロボロの状態の三橋を、阿部はじめナインたちが支える姿を見ると、チームプレイの素晴らしさを感じます。とりあえず初戦突破できてよかった。