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投稿者:michaq - この投稿者のレビュー一覧を見る
ダンテの神曲について、皇帝の墓というエビデンスからここまで掘り下げて漫画に盛り込めるのは流石作者の度量だと感心した巻。
皇帝派と教皇派、そしてカノッサの屈辱
2020/05/14 08:13
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投稿者:aya - この投稿者のレビュー一覧を見る
この巻は、チェーザレの時代から数百年をさかのぼり、教皇と皇帝が対立した時代の解説に費やされた。チェーザレが二元論(世界は教皇と皇帝が棲み分けて統治すべき)に疑念を持ったことが発端。
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この巻はストーリーの展開はほとんどなしかな。
カノッサの屈辱を近々中高生に解説しなければならないので、ネタになりそう。
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今回は物語の本筋から少し離れて、時代背景や当時の思想を理解するためのエピソードです。
世界史で学んだ時からは想像もつかなかった方法で「カノッサの屈辱」とダンテの『神曲』の解釈が展開されます。
『地獄編』途中で挫折した『神曲』がまた読みたくなりました。
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2009.08.31の日記から〜
『 チェーザレ 破壊の創造者 』 7巻継続中
2007.11.24 に第4巻
2008.08.04 に第5巻
2008.11.24 に第6巻 の感想を書いてます。
今回はちょっとインターバルが開いて
前回に『今後、次巻から話が急速に流れ出す予感のする終わり方でした^^』と書いていたのに
全く違う内容になってました。
もうこれは…コミックというより、一大歴史書!(笑)
『チェーザレ・ボルジア』は好きで、結構関連書物は読んでる方ですが
ここまでくるともう研究書や古文書を調べるレベルです。
イタリアに現存しない墓を、
古文書の記述や当時の建築様式から類推して、絵に描き起こすって…
もう、マンガの範疇を越えてます。
ストーリィはあまり進んではいません。
これからのチェーザレの生き方を決定する、考え方の源泉を辿るエピソード…かな。
イタリアの成り立ちから、政教の権力争い…
『カノッサの屈辱』 『ダンテの神曲』…
歴史はいつも見ている側と反対側から眺めると、全く違った顔を現す。
チェーザレにしたところで…
ここに描かれる彼と、今までに伝えられてきた彼の所業には乖離があって
全く別人のようです。
で、本当のチェーザレはどちらなのかは、その時代に生きた者にしかわからないことで…
いや、本当の彼を表裏から見た姿が…そうなのかもしれない。
歴史好きには…たまらない本です。
イタリア好きにも…たまらない本です。
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チェーザレ・ボルジアの若き日。
最新の資料を駆使して、丁寧に描かれています。
過去にあったカノッサの屈辱について、そして皇帝の棺をめぐる思いがけない歴史の話も。
スケール感があり、正装のチェーザレが堂々としています。
この話、どこまで行くんだろうか…期待してます!
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いやはや、今号は本当に読み応えがありました。 やっぱり今号の白眉は「新説(? でもないか・・・)カノッサの屈辱」と「チェーザレ vs. ランディーノ教授の『神曲』談義」ではないでしょうか? 世界史の授業で学んだ「カノッサの屈辱」とこの漫画で描かれる「カノッサの屈辱」では結構違いがあるのもなかなか新鮮だし(とは言えども、これに似た話はどこかで読んだことがある記憶はあるのです。 その時はこの解釈にはちょっと懐疑的だったんですけどね 笑)、ピサ大聖堂に安置されているハインリッヒ7世の墓を見、そしてダンテの神曲を読んで、こんなにも多くのことを考えたチェーザレに驚嘆したりと KiKi にとってはなかなか刺激的なエピソードが満載でした。
その話に入る前に描かれている降誕祭のシーン。 こちらも秀逸です。 KiKi はクラシック音楽も大好きで殊に40代に入ってからはいわゆる「宗教音楽」にもかなりやられちゃったクチなのですが、このシーンでは本当に多くの「キリエ」が絵から流れ出て、頭の中でリフレインしているような不思議な感覚に捕われました。 惣領さんのすごさを感じたのは、単にミサの雰囲気を精緻に映した描写をされているのみならず、その「キリエ」がキリスト教徒のみならず、ユダヤ人(ミゲル)、マラーノ(ユダヤ教を偽装棄教し表面上キリスト教徒となったユダヤ人;チェーザレの護衛の面々)、そして街の片隅でぼろをまとって恐らく亡くなった(?)と思われる貧民の上を流れていくという描写をされていることで、このシーンでは多くのことを考えさせられました。
(全文はブログにて)
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本当に細かく描かれていて楽しいです。
ただ、すっかり前回までを忘れてしまっていたので、また前の巻からよみなおしたりと時間がかかりました…
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相変わらず絵が美しい。
歴史検証が素晴らしいのは分かるけど、ちょっと説明文多いなー。
もうちょっとミゲルの活躍とか欲しかった。
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歴史に疎いので絵入りの丁寧な解説書として重宝している。惣領冬美は昔から思い入れもあるし。
池田理代子などもそうだが、漫画家も歴史に入り込むと大変だろうなと思う。学問、芸術共に極めなければならないから。
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若干私の頭には難しくなってきているが、ストーリーが面白い。下調が綿密にされている感じがする。教会の俯瞰の絵もすごくきれい。
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今回は降誕祭の間にハインリヒⅦ世とダンテのエピソード等が盛り込まれていて…劇中時間(?)の経過がほぼ無く若干足踏み若しくは脱線の感。
創作ドラマとしての”チェーザレ”としては感動に欠けるので評価は低め。
ですが。
教皇派VS皇帝派の話とか、そもそものローマの起源から語られるイタリアの歴史話は個人的には大いに興味を持って読めました。(まだ全然理解は出来ていないけど)
そして、このダンテのエピソードが今後のチェーザレの行動指針に影響するから今ここで長らく語られたんだと思うので、この長いお話の最後にきっと唸らされるのだろうと期待。
更に、今回はなんと!!
顔見せ程度にミケランジェロ登場!
里中満智子Verのビジュアルイメージがあったので、まさかあの兄ちゃんがミケランジェロとは思いもよらなかったですが…惣領冬実Verもその根源的な雰囲気は共通するものがある一方で、性格にいい意味で癖があって魅力的な人物となりそう。
今後の活躍に大いに期待!!
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キリスト降誕祭の日、チェーザレもパンプローナ司教としてミサに望みます。ピザ大聖堂には、教会には似つかわしくない世俗君主ハインリッヒ7世の墓が祀られています。1077年のカノッサの屈辱、それから約3世紀後のダンテとハインリッヒ7世との交友、権力のあり方に対するチェーザレの姿勢が固まっていくストーリー展開です。チェーザレがなぜ、世俗君主を凌駕する地位を富とを約束された枢機卿の地位を投げ捨てたのか、サチェルドーテがどう解釈しているか、今後が楽しみです。
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大人の漫画です。
何も考えずに手を出すなかれ。
それ相応の覚悟をしてね。
派手さはないし、イベントはないし、かっこいい男も美女も少ししか登場しないし、だけど、この漫画は静かにすごい挑戦をしている。
中世イタリアの歴史の洗い直し。
この巻では「カノッサの屈辱」にページを割いてます。
カノッサの屈辱って、めちゃくちゃ渋くね?
教皇による皇帝の破門と贖罪…今となっては教会の権威を示すエピソードだけれど、その当時は違う意味を持っていた。
それを物語と絶妙に絡めてみせます。
なるほどなあ、教会、教皇、皇帝、言葉での知るだけでは本当の意味ってわからないんだなあ、と思う。
その時代に生きる人々にとっての常識が今の時代のそれとは全く違うのだから、私が言葉として知っている教会とか、教皇をもとに理解しようと思うとずれちゃうんだねえ。
そういう意味で、この漫画は、この時代に生きる人の価値観をより身近なものに感じさせてくれる気がする。
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ピサの大聖堂で行われたミサのシーンの描写は緻密で圧倒的な迫力がある。
また、大聖堂に祀られてるハインリヒⅦ世の墓の考察は一読の価値がある。