電子書籍
初めての戦い
2022/01/15 22:44
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投稿者:Masetto - この投稿者のレビュー一覧を見る
ボア村がティオス市に攻められることに。エウメネスの知略によって村と村人はなんとか危機を回避できた。だが、彼は村を出て行くことに。戦略とかおもしろかった。
紙の本
初めての時さまざま
2015/09/16 16:14
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投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
生まれたときからサテュラの許婚であるティオスのフィレタイロスの長男ダイマコスは、彼女たちの住む村に領土的な野心を燃やす。次男テレマコスの密告によりそのことを知ったエウメネスやバト、村長たちは、村を守るために戦うことを決意する。
いくらかつては防衛戦を日常の様に繰り広げたとはいえ、その時代からは久しい。それにギリシアの組織化された軍と戦った経験はない。死を覚悟したサテュラは、その想いを遂げようとする。
一方、初陣に知らず知らず沸き立つエウメネスは、数的劣勢を覆すための策謀を仕掛けるべく、わざと手傷を負って敵陣に潜入するのだった。
そして時間は始まりへと至り、青年エウメネスの物語が繰り広げられることになる。
電子書籍
主人公の初陣
2017/12/03 18:35
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投稿者:historian - この投稿者のレビュー一覧を見る
政治史的な面でも民俗学的な面でも時代考証がしっかり成された作品で、しかも(我々は歴史の大腿の流れや結末は知っているのに)読んでて全く飽きないストーリー展開でいつも楽しんで読ませてもらっている。ただ、ものすごい遅筆なのでせっかちな人は不向きかも。
紙の本
ボアの村の戦い終結
2016/06/28 22:51
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投稿者:ふじのき - この投稿者のレビュー一覧を見る
主人公エウメネスが初めて指揮する戦闘。無事勝利を手にするも、
ある事情でボアの村を出て行かなければならない、という苦い結末。
彼が囮となって敵に潜入するとき、仲間に入れてくれた村の
皆それぞれに感謝していくシーンがあるだけに、この残酷な結果が胸に痛い。
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とてもゆっくりしたペースで発売されているので、前巻の内容を忘れている私(T_T)
「パフラゴニアにて」は過去の話なんだっけ?
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岩明均という作家の作品主題として「特異な能力を持った主人公と彼に関わる周囲の人々の関係」という主題は殆どと言って良いほど扱われてきている。本作「ヒストリエ」も御他聞に漏れず同様の主題を扱っている。この主題に関しては少年.青年漫画の分野では王道中の王道で数多の少年.青年漫画は同様の主題を扱っているものが多い。しかし、岩明作品がそれらの作品の主人公と一線を画す点は主人公が「8の冷静さと2の生々しい感情」を持ち「特異な能力を持つ自分」を極めて客観的に見ることが出来る点だと思う。その、妙に醒めた主人公が時折見せる悲しみ、喜び、優しさ、怒り、狂気にこそリアリティがあるのではないかと思った。
話の展開としては初めて戦争というものを指揮したエウネメスの活躍を描く。その『活躍』を『活躍』と爽快に言い切れない所が岩明作品の渋みと面白みだと思うがどうか。
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紀元前4世紀のギリシア等を舞台としている。
元は大富豪の息子として育った主人公。
後に奴隷となるも、その身体能力と頭脳を武器に
敵と戦っていくところが読んでいて興奮しました。
歴史にはとんと疎い私でもこれは面白い!
早く続き出ないかなぁ〜
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主人公の視点から見た異文化との交流を丁寧に描かれていて楽しい作品です。
文化が違うということは、ただ言葉や衣服が異なるだけでない。
今自分たちが常識だと思っていることなんて、きっと60年もすればそのほとんどがひっくり返っていることばかりだと思います。
歴史を学ぶたのしさはそういう所にあると思うんだけど、うちの学校ではちゃんと教えてくれなかったなあ。
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やっと1巻の登場シーンに追いついた。
ここからどうなるのか期待。
ピースをはめては、また新たなピースを見つけ、といった感じ。
あの怪しい人は気になるね。
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世話になった村のために、誰一人欠けずにダイマコスの軍を倒すことに成功。新兵器の柵というか槍での殺し合いはかなりグロイです。
弟テレマコスには策がばれちゃいますけど、一人泥をかぶって、村を出ることになりました。ここで、やっと1巻のシーンに戻りました。
次巻からは、故郷に戻ってからのお話になると思いますが、あのうさんくさいおっちゃんが、まさかアレクサンダー大王だったりして・・・。イメージが・・。
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拾われ先の村の内容が一段落。
ここまでが一番面白いんじゃないか。5巻以降はまだあんまり面白くない気がする。
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ボア村を攻め落とす計画を練るティオス市の豪族フィレタイロス家のダイマコス。その兄の謀略を弟のテレマコスが村に伝える。装備も人数もダイマコス私兵に敵わぬボア村民を、エウメネスはいかにして救うのか。ボア攻防戦クライマックス。
そして物語はようやく、アリストテレスとエウメネスが出会うシーンへと繋がっていく。
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パフラゴニアにて。
知略により問題を解決したエメネウス。
自ら村を出る選択。
シーン変わって、レスボス島の生物研究所。
こっちのシーンは繋がりが理解できず・・・
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世話になった村での攻防戦で初めて戦(いくさ)を経験するエウメネス、「忘れ得ぬあの高揚感」と記す。
そして第1巻の物語導入部分に戻る、なので表紙がバルシネなのだ。
クライマックスは村の攻防戦だが、これはこれから経験するであろう数多(あまた)の戦から見れば序の口なのだと思う反面、最初の戦にその人間のほとんど全てが現われるのも事実なのだ。
自分を救い、仲間として迎え入れてくれたボアの村の人々のため、
エウメネスは初めての戦に臨みます。
そう、トロイア戦争の英雄・オデュッセウスのように、知略を主な武器として―。
そして、新展開へ。
物語は、第1巻のトロイア遺跡の場面へと回帰します。
ペルシア帝国のバルシネ(←今回のカバーイラストの人。おひさしぶり。)
が再登場です。
【第36話 オデュッセウス】
ボアの村とティオスを再び戦争状態にしないため、エウメネスは一芝居打って出る。村人たちに戦う意志はなく、残酷な罠を張ったのは全てスキタイ人である自分だと、エウメネスはテレマコスに語る。
テレマコスの憎悪を自分だけに向けさせることに成功したエウメネスは、村を出ることにした。全ての責任を一人で背負って村のために出ていくエウメネスの姿に、村人たちは英雄オデュッセウスの姿を重ねていた。
エウメネスの旅立ち後、サテュラはテレマコスの元に嫁入りをした。
【第37話 レスボス島-生物研究所・1-】
ペルシア帝国に仕えるバルシネは、女の身でありながら軍人として、スパイ容疑のかかっているアリストテレスの所在を追っていた。
バルシネは、レスボス島にある、とある生物研究所を訪ねた。
【第38話 レスボス島-生物研究所・2-】
生物研究所にアリストテレスは来ておらず、変質的な男を前に、バルシネは早々に後を去る。
海岸線に出たバルシネは、そこで船づくりをしているエウメネスと出会う(第1話の部分)。エウメネスはバルシネに嘘をつき、アリストテレスを乗せて出航してしまった。
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パフラゴニアの村では知略を用いての戦闘で勝利を
つかみます。
ハラ立つから殺しちゃえと、集の怖さ、民衆の怖さがよく出
てます。巻末は気持ち悪い終わりかた。何かの伏線なのか。
見せ方が面白い。先が気になります。