- 販売開始日: 2011/12/22
- 出版社: 講談社
- ISBN:978-4-06-328998-5
不思議な少年(3)
著者 山下和美 (著)
変わらない日常に、感覚が麻痺した現代のサラリーマン一家。誰もが未踏の地に憧れた、探検家の活躍著しい時代に南極で遭難した2人の男。今から約100年ほどの昔――、時代の変わり...
不思議な少年(3)
商品説明
変わらない日常に、感覚が麻痺した現代のサラリーマン一家。誰もが未踏の地に憧れた、探検家の活躍著しい時代に南極で遭難した2人の男。今から約100年ほどの昔――、時代の変わり目を生きた、貴族エッシャー家の少女。あらゆる時、あらゆる場所で、人間が放つ感情。永遠の命を持った美しき少年は、その感情の行く末を見つめ続ける。見据える先にはいつも、「人間」に秘められた真実があった。
関連キーワード
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
小分け商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この商品の他ラインナップ
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
2004年の漫画作品最大の収穫の1つ。壮大なテーマを繊細に描く
2004/12/19 20:08
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:関 智子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
いま、ここに繰り広げられている平凡な日常が、人類の歴史の中に存在する多くのできごとの集積によって実現している「必然」だという事実を実験的な表現で描いた第1話、南極で遭難した2人の男の少年だった時からの因縁と愛憎を描いた第3話、中世から続く貴族エッシャー家の創建時と没落時に生きた2人の女性を通じて歴史の無常、人の強さを浮き彫りにする第3話−−。いずれも壮大なテーマを短編で展開してみせた作品だが、密度の濃い、構成のしっかりした話に仕上がっている。
特に第1話の実験的表現・テーマは圧巻で、手塚の「火の鳥」をも彷彿とさせる。時空を超えて存在する「不思議な少年」という設定を最大に活かした話。テーマは壮大だが決して看板倒れにならず細部の演出も絶妙。2話の橋のむこうのあこがれの女性の存在、エッシャーー家の最後の女当主につきまとう元おぼっちゃまなどの細かい設定も話に奥行きを与えている。
丁寧な筆致は、描かれた出来事を1つ1つ繊細にタピストリーの中に織り揚げた手仕事を思わせる。
2004年は「PLUTO」「日露戦争物語」など、大きなテーマを扱った作品に収穫が多かった。この話もまちがいなく2004年の最大の収穫の1つ。
どれも
2019/05/26 00:05
2人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:pope - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタバレあり。
「末次家の三人」「リチャード・ウィルソン卿とグラハム・ベッカー」「二人のレディ・エッシャー」、どれもいい話でした。
いや「リチャード・ウィルソン卿」はいい話ではないか・・・
でもものすごいドキドキさせてくれる話だった。
