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螺旋の素描（15）
著者 会田薫
大正末期の花街で、「夢二」と名乗り男娼として働く秋斉の母親への想いと、絵師・奥村への慕情を描く表題作。番外編では、秘密の恋と、時を経ての思いがけない巡り逢いまで。他、人形...
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螺旋の素描 （ＰＯＥ ＢＡＣＫＳ）
商品説明
大正末期の花街で、「夢二」と名乗り男娼として働く秋斉の母親への想いと、絵師・奥村への慕情を描く表題作。番外編では、秘密の恋と、時を経ての思いがけない巡り逢いまで。他、人形浄瑠璃の世界に身を置く少年同士の密かな恋物語、呉服屋奉行人の、坊ちゃんへの淡い恋心を描いた短編も加えた会田薫初コミックス。しっとり儚いジャパネスクの恋心。舞い落ちる花弁のように柔らかに、今、アナタの心に降り積もる――。
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紙の本
同人テイストが残念。
2016/08/15 23:32
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者：夜メガネ - この投稿者のレビュー一覧を見る
他サイトで評価が良いか悪いかどちらかでしたが、
なるほど。「完成品」としての「サービス」を求めるタイプの読者には好かれにくい要素が多いですね。
とくにレビューで印象深かった「描いてる人だけが楽しんでるような」というところ。
こう書いた方、鋭いですよね。
私は今さっきここのレビューで同人誌の追加版と知ったので感心しました。
随所にみられる大正ロマンへの憧憬、設定に満足しているので閉塞的に収まっていく感じ。
個人的にはとても苦手な「THE・同人誌テイスト」です。
(やっぱり、自己満に見えるのです。読み手がいることを無視した作り方で…)
男娼というモチーフは魅力があるので、得意の幕末ものでもいいので
シナリオをもっと練ったもので読みたいと思いました。
