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社会契約論 ─まんがで読破─
著者 ルソー , バラエティ・アートワークス
身分階級、富者と貧者、主人と奴隷。当たり前のように不平等が存在した、近代ヨーロッパ。現代にも通じるこれらの問題はいつ、どのようにして起こり、正当化されていったのか…?専制...
社会契約論 ─まんがで読破─
社会契約論 (まんがで読破)
商品説明
身分階級、富者と貧者、主人と奴隷。当たり前のように不平等が存在した、近代ヨーロッパ。現代にも通じるこれらの問題はいつ、どのようにして起こり、正当化されていったのか…?
専制政治の矛盾を考察し、本来の自由な存在としての、人間の不平等を解決するための社会の在り方を提唱した、政治哲学書を漫画化。
ルソー(1712~1778)
スイス出身の哲学者・政治思想家。音楽家を志してパリに移り住む。懸賞論文に応募した『学問芸術論』をきっかけに、思想家としての地位を築き上げた。自由民権運動に多大な影響を与え、人民主権の概念を提唱した。その他の作品に『人間不平等起源論』『エミール』等。
目次
- 不平等
- 社会の鎖
- 主人と奴隷
- 利害の不一致
- 生き残る手段
- 新たな社会
- 理想的な国家
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漫画だと分かりやすい
2021/08/18 11:55
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なのはな - この投稿者のレビュー一覧を見る
文字版の社会契約論は読んでないのですが、なんとなくとても難しいイメージがありました。でもこの漫画はストーリー仕立てになっていてとても分かりやすかったです。原作にどこまで沿っているのか分かりませんが、フランス革命をイメージし、ウィリアムやモンテールなど魅力ある人物を活躍させることでとても親しみのわく物語になっています。不平等や主人、奴隷の関係など、要点をコンパクトにまとめた解説で、ぼんやりとですが、言っていることがイメージしやすかったです。日本人にはなかなか馴染めない考え方だと思いますが、専制政治の最中にこれだけ先進的な考え方を提示したルソーという人は本当にすごいと思いました。