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  • 販売開始日: 2024/09/05
  • 出版社: 新潮社
  • レーベル: 新潮新書
  • ISBN:978-4-10-610353-7
一般書

衆愚の時代(新潮新書)

著者 楡周平 (著)

いつの間にか、この国では偽善的言説が「正論」になってしまった。負担は先送りして「国民のみなさま」にバラマキを約する政治家、セレブ生活を棚に上げて「CO2削減」を訴えるテレ...

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衆愚の時代(新潮新書)

税込 660 6pt

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商品説明

いつの間にか、この国では偽善的言説が「正論」になってしまった。負担は先送りして「国民のみなさま」にバラマキを約する政治家、セレブ生活を棚に上げて「CO2削減」を訴えるテレビキャスター、「誰もが望んだ仕事につける社会を」と空論を述べる新聞記者……。誰も本当のことを言わないのなら私が言おう、社会人なら心得ておくべき「当然の常識」を。思わず溜飲の下がる、衆愚の時代への鉄槌。

著者紹介

楡周平 (著)

略歴
1957年生まれ。慶應義塾大学大学院修了。米国系企業勤務中に書いたデビュー作「Cの福音」がベストセラーになる。翌年より作家専業に。ほかの著書に「プラチナタウン」「ゼフィラム」など。

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評価内訳

偽善マスコミに騙されるな

2010/08/22 12:54

6人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:MtVictory - この投稿者のレビュー一覧を見る

 偽善マスコミがもっともらしい奇麗事を並べ、国民をミスリード。そして誤った世論が形成されていく。
 「あとがき」にもあるが本書を書いた理由として、「テレビに出ているコメンテーターの無責任な言動が目に余ると感じたから」、「当たり前のことを、当たり前に口にするのが憚られる社会というのは間違っている、と思ったから」と書いている。テレビなどメディアでは本音を吐かない者たちへの怒りや、そうした空気への疑問などが本書には込められている。マスコミが取り上げそうな社会問題、派遣切りや欲がなくなった若者たち、仕事観、資産運用や経済政策、などに対して、メディアがいかに偽善的で無責任か、空論を吐いているかを指摘しながら、本音を語っている。
 本書が出せるのも現状に疑問を持つ一定のマスが存在すると考えたからだろう。大衆が衆愚に成り下がったのはGHQ愚民政策、日教組の成果なのだろう。 「衆愚」という表現は上から目線なのか、自虐的なのかタイトルを見たときは分からなかったが、多分マスコミは国民をそう見ているのだろう。弱者ばかりだと見ている。実際には愚民と思われている我々国民はメディアが思っているほどそんなに馬鹿ではない。マスコミが上から目線なのだ。バカなくせにそうだから始末が悪いのだ。もはや下らない番組を垂れ流すテレビには国民は愛想をつかしている。その自覚がない。マス媒体の広告収入が減っているのもマスコミの凋落を意味している。
 「公の場で物言う人は、善人を装わなければならない。そんな社会は、物凄く不健全であり、不幸な社会である」とも言っているが、キャスターや、コメンテーターとしてテレビに出演する人たち、新聞記者らへの同情にも聞こえる。同情されるくらいなら、出演しないほうがいい、書かないほうがいいだろう。偽善者と指差されるだけだ。そうした物言いが視聴者や読者が望んでいるのだろうか?望んでいるとしたら彼らと同類ということになる。本音と建前というが、不安や不信が広がっているからこそ、本音が求められているのではないか。奇麗事でお茶を濁しているだけでは何も改善されない。
 いま、「社会の公器」としてのマスメディアが問われている。崖っぷちだと思うが、危機感はあるだろうか?一番はそんなメディアはボイコットすることだろう。目が覚めるはずだ。

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2010/03/27 21:08

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