電子書籍
静かな木
著者 藤沢周平 (著)
藩の勘定方を退いてはや五年、孫左衛門もあと二年で還暦を迎える。城下の寺にたつ欅の大木に心ひかれた彼は、見あげるたびにわが身を重ね合せ、平穏であるべき老境の日々を想い描いて...
静かな木
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
静かな木 (新潮文庫)
商品説明
藩の勘定方を退いてはや五年、孫左衛門もあと二年で還暦を迎える。城下の寺にたつ欅の大木に心ひかれた彼は、見あげるたびにわが身を重ね合せ、平穏であるべき老境の日々を想い描いていた。ところが……。舞台は東北の小藩、著者が数々の物語を紡ぎだしてきた、かの海坂。澹々としたなかに気迫あり、滑稽味もある練達の筆がとらえた人の世の哀歓。藤沢周平最晩年の境地を伝える三篇。
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
小分け商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この商品の他ラインナップ
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
素敵な作品集です。
2019/05/05 19:57
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:satonoaki - この投稿者のレビュー一覧を見る
最晩年の作品だとか。
今回も海坂藩が出てきて、やはり藤沢作品はこうあってほしいと思いました。
犬を食べる話には驚きましたが、当時はこういうこともあったのでしょう。
「静かな木」を含め、ユーモアをまじえてハッピーエンドで、心豊かに読み終えました。