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投稿者:もんちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
TPP初心者で数冊読もうと思っているものの一つです。
細かく書かれていますが、内容は、わかりやすくとても参考になりました。
今後新聞などを読む上でも役立つと思います。
筆者の切実な思いもよく伝わりました。
あと、絵が面白いです。当然登場人物は今TVでよく見る人達なのですが、
デフォルメされていて笑ってしました。
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帯表
もう政治家も官僚も頼りにならないなら、国民自身の手でなんとかするしかない!
国を守る最後の手段を、一人の男が教えてくれた。
彼の名は、来島恒喜――。
帯裏
TPPとは、逃げ道なき過酷な“経済戦争”である。
まだ間に合う。戦争に賛成する国会議員を落選させよ!
もともと4つの小国(シンガポール・ブルネイ・チリ・シンガポール)が2006年に締結した自由貿易条約であるTPP。それを、2010年「5年間で輸出倍増」計画を掲げリーマン・ショック後の大不況克服を目論むアメリカ・オバマ政権が乗っ取ってから、話はおかしくなった。アメリカはTPPを使って、日本の市場と日本人の財産を手中に収めることにターゲットを絞ったのだ。日本がTPPに加入すれば、貧困がさらに拡大するばかりでなく、悪魔の条項「非関税障壁の撤廃」で、日本文化は完全に破壊される――。TPPに賛成するマスコミは1%の富裕層のためにウソを垂れ流すデマ拡声器にすぎない! 民主党だけでなく自民党の中にも賛成者は多数、存在する。いま気づかなければ、日本は亡くなるのだ。
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久しぶりのよしりん本。
TPP問題ってよくわかってなかったし、この本読んで良くわかった!とはならなかったけど、結局の所のTPP参加のメリットが見えない。そして「非関税障壁」が撤廃されたらやばくね?ただのアメリカの勝ちゲー。
いつもの大東亜戦争や特攻隊に結びつける論調はやっぱ好き。よしりんの本ってどれも「気づき」を与えてくれる。知らない内に自分の中でステレオタイプ化してたものにメスを入れてくれる。
それにしても来島恒喜の話かっこよすぎ。凄い重大な事件なはずなのに知らなかった。大隈重信も知ってるっちゃ知ってるけど結局何したかなんて言われたら答えらんないし…。 来島への頭山の弔辞「天下の諤々は、君が一撃に若かず!」百万言の言説は来島のただ一度の行動に及ばない。まさに…!
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TPPは武器なき戦争であるという主張は納得といった感じ。この作品で述べているスキームでTPPを受け入れたらアメリカの属国(食いもの)になるなこれは・・・。TPP肯定派は、交渉で有利な条件をとはいうが、そんな交渉能力と肝の据わった政治家はいるのかな?日本は昔から、大国の流れに乗り遅れることを極端に嫌う傾向があるが、孤高の独立ってのもありではないのか?昨今失敗続きのグローバル化主義を捨てて、あえて鎖国で国内産業を守り育てるといった方法もあるのではと考える今日この頃。
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TPPに対して漠然としていた思いが、この本によってようやく見えてきた気がします。
なぜ急に降って湧いたようにTPPが出てきたのか、そして私のような素人が考えても利がなさそうなことをわざわざやるのか…
この見えない戦争をもっと勉強したくなりました。
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自由化の美辞麗句のもと、日本の文化、コミュニティを破壊しても何とも思わず、自分達の利権、儲けだけしか考えないグローバル企業、経団連。理念など皆無、今やりくりするだけで精一杯、アメリカ追従だけの民主党。政界・財界とも、人の上に立つ資質・器のない人が上に立っている。日本の指導者層の質の劣化に愕然とする。何でこうなった…
このままいけば、民主党と経団連は、彷徨い続ける日本に止めを刺し、後世まで汚点として語り継がれることになりそうだ。
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原発問題と同じく、色々な立場から論ぜられるべき話題であり、日本は輸出国だから良いことだとか、韓国が先行逃げ切りで負けてしまうとか、安易な利益誘導以外の意見として読むべきである。
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久しぶりにゴー宣を読みました。TPP推進は小泉・竹中路線の延長線上にあることが良くわかります。食糧自給の面でTPPは非常に危険なようです。TPP推進派はこの本に反論出来るのでしょうか。
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よしりんは好きだけど、やはりどうしても経済関係の主張は理論的な裏付けがなさ過ぎて、同意できない。
何故TPPになったらアメリカだけ独り勝ちできるのだろうか?生産性はそんなに変わらないと思うし、日本のようなきめ細かいサービスは提供できないから、仮にがちんこで戦っても完敗するとは思えない。
また、日本は内需国家だから、貿易を促進するのではなく、公共投資で需要を掘り起こすべきという主張だが、一体どこにそんな需要があるんだ?少子高齢化という日本の現状を踏まえて、もうちょっと身のある主張をするべきなんじゃないか。
また、再三再四経団連等の大企業が批判されているが、別に擁護する気もわかないけど、現実問題、TPPなんかとは全く関係なく、目の前にある国際競争を勝ち抜かなきゃいけない企業に、鎖国だどうだなんて空虚な批判にしか感じられない。
もちろん攘夷の気持ちや国を愛する気持ちはわかるが、それと経済というのは本当に両立しないのか?
なんかネトウヨと共産党の主張が混ざった奇妙な言論を見た思いがした。この件についてはもうちょっと勉強してから主張してほしかったな。
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1年くらい前からTPPという単語をよく聞くようになった。
本屋でぶらっとしていたらこの本が目に入ったので買ってみた。
ゴーマニズム宣言の作者の人は世論と反対の極端な意見を書くし、図やグラフ、数値から本当に作者の意見が正しいかどうかというのもよくわからない部分もあるように思える。
最後まで読んでないので、最後の方に参考文献や引用をどこからひっぱってきたのか書いてあるかもしれない。
ただ、中途半端などっちつかずの意見より世論と反対の極端な意見の方が自分の頭で考えるきっかけになるので面白くてゴーマニズム宣言シリーズは好きw
1ヶ月前に仕事始めで読むのを途中でやめてしい、本が行方不明なう
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漫画ってやっぱり説得力がある!アメリカが狙ってる、非関税障壁…。ほんとに恐ろしい。財界の声をバックに推し進めようとする政府も、国民にとってどれだけ有利か一切言わず、「第三の開国」とか言うだけ…。
これじゃ、平成の不平等条約になること間違いないし、日本がアメリカの草刈り場なる。本気でつぶさないと。
中学生以上の日本人は見るべき!どうせ漫画でしょ?
そんなこと言ってないで…。
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戦争論などと比すると、やや浅い。
正直なところ、小林氏は経済の勉強はやや足りない。
氏がTPPに反対している理由に、「現代の日本ではトリクルダウンが起きない」という点が挙げられるが、この点について氏がどこまで理解しているのかは疑問に感じた。
なお、TPPを議論する上で、毒素条項のことを理解することはもちろん大切である。
マスコミで、毒素条項の説明をしているものは皆無に等しい。
この点をわかりやすく説明していることが、この書物の価値だろう。
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僕はTPPに懐疑的なので、この本に書かれていることに、素直にうなずける部分が多いです。
表面的な利益(に見えるもの)に飛びつく前に、一読あれ。
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相変わらず読み込むのに頭を使う本である。
でも、ニュースや新聞よりよほどわかりやすく、いろいろ考えさせられる。
著者の意見をどうとるかは読む人次第だろうが
ゴー宣にしろ、読むことで知識は増え、目も広がる気がする
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テレビやネットで知れる情報ではTPPに判断がつけられませんでしたが、この本を読むと、反対という判断に。同著者の「戦争論シリーズ」「天皇論」も読んでいたせいもあるけど、いずれも国防したくなる本です。
某上場しそうな会社の社長がこの本を読んで「日本愛はわかるけど代替案がないよね〜」と一蹴していて、なんだそれってムカっとしたので、がっつり理解してどんと感想書いてやろうと思って、何回も読み返したのだけど、それをしきることがちょっとできず、反論文が書けなくて残念ですが、自分の気持ちは明確になったという事で満足しようと思います。
まもなく選挙です。色々な識者が言ってますけど、問題の一つ一つがとても複雑で、総合的に判断するのが難しい。つい最近まで政治、歴史、この国の成り立ちにまったく興味がなかったので、余計に苦戦…。
戦後、欧米化まっしぐらな教育を受けて来た自分たち。日本とは何か?戦争ってなんだったのか?国を愛するとは?そういう事を考えたことがなかった方々に関連シリーズを一冊ぐらいは読んでみて欲しいと思う。