紙の本
ほめるのは難しいことが分かる一冊
2020/09/27 20:35
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投稿者:もちお - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者はacknowledgeこそが他者を認める第一歩とし、その内容をもとにほめる技術をいかに身に付けていくかを実例を交えて説明する。まず、第一歩目のacknowledge=認知をするのがとても難しい。常に相手を観察することが重要な要素であるが、職場や取引先だとどうしても上下関係が生じ、年齢やその他諸々の要素もこれの実現を邪魔してくる。次に相手の存在が自分にとってどうなのかを説明する。youからIへの視点の移動である。最後にどの言葉をかけると相手が喜ぶかを最大限まで考えたうえでほめる。単に表面上でほめても相手に見透かされるだけなので、ここも難しい。改めて、コーチングは難しいことが分かる一冊。エピソードが充実していてそれを読むだけでも有用な一冊。
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新聞やwebでの書評欄で見て
あぁ、読もうかな…って思ったのでした。
やっぱり、人を褒めることが上手とは言えないので
(部下に関しては、褒めるし、褒める努力をしております)
そのスキルを学びたいな?と。
この本は去年(2009年)の8月に発売されたのですが
2002年発売の本に対する加筆修正版と知って、ちょっと落胆しました。
でも、読んでみると、褒めることに対する効能と褒め方について
タイプ別の方法論の詳細と
相手を知り、己を知れば100戦危うからず…の
実践方法がケースメソッドとして載っているので
読みやすい上に理解しやすく、学ぶことが出来ました。
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褒める事が相手の存在を認める事(=アクノレッジメント)になる…
何となくで理解していた褒める事が、少しだけ理解できたような気がします!
人のタイプ別に褒め方が違うのも妙に納得してしまいました…
何回も読んで、理解を深めたい一冊です!
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「ほめる」技術、とありますが、
実際はほめるだけではなく、
ほめるを含めた
アクノレッジメント、承認。
世の中には、隙あらばアクノレッジメントをしようとする人間と、アクノレッジメントされたくて待っている人間と2種類しかいない。
また、相手のタイプによって、アクノレッジメントのアプローチも変わってくるということで、身の回りの人を思い浮かべながらタイプ分けしてみると、簡単に分かりやすくタイプ分け出来たので、これからも実践的に活用ししたいと思った。
職場や家族、人間関係を円滑にするために、コーチングを基にしたアクノレッジメントをこれからも実践しようと思いました。
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Febeのオーディオブックで聴きました。
「ほめる」事だけを切り取っているわけではなく、
コーティングへの導入として、「ほめる」事を軸に分かりやすくコーチングを説明している。入門書のさらに前の入口の様な本です。
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叱るのは相手のため(For you)。怒るのは自分のため(For me)。
叱ってもいいけど怒らないことが大切。
いいことを知ったと思った。
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どうすれば人は動くのかにテーマをあてたコーチングの本。相手の存在を承認するアクノリッジメントが重要であるが、より大切なのは与える相手によってアクノリッジメントの最適な方法が異なるということ。全ての人は、コントローラー、プロモーター、サポーター、アナライザーの4種類のタイプに分けることができ、それぞれのタイプで同じことを言われても捉え方が違う。このためタイプそれぞれにとるべきアクノリッジメントの方法は異なる。この本ではそれぞれタイプ別に具体的な例が挙げられているため興味深く読み進めることができる。自分の周りの身近な4人を当てはめて読み進んだのでより面白かった。これって過去に参加したウィルソンラーニングのトレーニングにかなり似ている気がする。
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人は「存在を認められる」ことを望んでいる。
それは「ほめること」。
特に部下を持つ上司の方は必読本ですね。
管理職研修のテキストとしても良いかもね。
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コーチング技術の中で必要とされる「ほめる」技術を中心に、「アクノレッジメント(=存在承認)」の手法を紹介した本。ただ「ほめる」のではなく、個別のタイプに合わせた褒め方をしないと、効果ゼロに。。
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本書は、コーチングのスキルである
「アクナレッジメント(承認)」を
平易に解説している。
コーチングは、相手に質問を投げかけ、
回答するプロセスの中で、本人の気付き
を引き出し、自発的行動を促す手法。
これに対しアクナレッジメントは、
”承認”を通じて自発的行動にエネルギー
を与え、目的達成に向け人を動かす
手法で、「ほめる」技術は、アクナ
レッジメントの手段の一つ。
本書は、「ほめる技術」に加え、
アクナレッジメントの様々な手法
が平易に解説され、大変参考に
なった一冊。
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アクノレッジメントが大切らしい なんか催眠の本と同じよなこと書いてあったな コーチングも催眠も似たよなもんなのかも
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褒めるに代表されるアクナレッジメント=承認することについて書いた。人のタイプに合わせつつ言うべきことを伝わるように言ってきましょって感じの内容。普通だけどそうよねって確認しながら読めたのでこれはこれで。
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アクノレッジメント、承認について。途中のチェックテストを読み飛ばさずにきちんとやって、自分のタイプを把握して読むとちょっと楽しい。
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アクノレッジメント=承認。褒める、もこの中に含まれる。褒めなくても承認すればよい。
褒めることは技術。練習が必要。
承認は、相手がどれだけ自分に影響を与えているか、を伝えること。
部下と飲食をする場では、重要感を伝える。
顧客には贈り物をする。本、記事、出張土産、絵葉書、など。わざわざ自分のために時間を使ってくれた、ことが価値がある。部下にも贈り物をする。
相手に関心を持つ=どんなネクタイをしていたか、靴はどんな?髪型、など。まずはこれから。
あいづちは、大げさに打つ。話す気にさせるあいづち。
相手の言葉を繰り返す。リフレインは存在を承認すること。リフレインされると、味方と思いやすい。
コントローラー=コントロールされたくない。過剰な誉め言葉より、周りを承認する。リーダーとしての力量を認める。出身校や家族など。周りに承認を与えるほうが効果的。織田信長タイプ。
プロモーター=褒めるほど気に登る。感嘆符をつけてほめる。羽柴秀吉タイプ。
サポーター=コツコツ努力するがアピールしてっこない。ある日突然辞表を出すような人。不満を貯めさせない。明智光秀タイプ。
アナライザー=専門性に対する認知。間口の広い質問はしない。意味もなく褒めても効果はない。褒めるときは理由と具体性を褒める。相手のペースに配慮する。
女性はさりげなく褒める。
年上の部下は、相談することが承認になる。任せる。
上司には、報連相、報連相、称賛、が承認になる。
人が抱える大半の不満は、周りから大切にされていない、ところ。夫婦喧嘩のすべてはここからきている。自分から提供すること。感謝していることを真剣に伝える。
アクノレッジメントは、生き方の問題。すきあらばアクノレッジメントしようとしている人と、されることを待っている人。
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他者の承認欲求を上手に満たし、円滑にコミュニケーションをとれる人間になるためのハウツー本。
ビジネスマンに限らず、万人が活用できる一冊だと感じた。
単にほめ言葉の例が羅列されているのではなく「こういうタイプにはこういう対応が響きやすい。なぜならこういう考え方をする傾向があるので」という形式で解説されるため納得できた。
冒頭の章だけ妙に文体が軽く、合わないかもと思いかけたが断念しなくて正解だった。