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電子書籍
もぐら
著者 矢月秀作 著
かつて警視庁組織犯罪対策部に属していた影野竜司。彼はある事件で相棒と愛する妻、娘を失い表社会から姿を消した――。十年後、竜司は闇社会で“もぐら”と恐れられるようになる。警...
もぐら
もぐら (中公文庫 「もぐら」シリーズ)
商品説明
かつて警視庁組織犯罪対策部に属していた影野竜司。彼はある事件で相棒と愛する妻、娘を失い表社会から姿を消した――。十年後、竜司は闇社会で“もぐら”と恐れられるようになる。警察には相談できぬ事件を請け負い、暴力を厭わず、超法規的に過激な手段で解決するトラブルシューターとして。悪を憎む孤独なヒーロー、ここに誕生! シリーズ第一弾。
著者紹介
矢月秀作 著
- 略歴
- 1964年兵庫県生まれ。多種の仕事に就き、文芸誌編集を機に小説を書き始める。ハードアクションを中心に作品を発表。著書に「リターン」「クラックダウン」など。
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紙の本
もぐら
2012/12/19 00:44
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:toshi - この投稿者のレビュー一覧を見る
分厚い割にあっという間に終わった感じ。門田泰明の『黒豹シリーズ』の色気を抜いて、大沢在昌の『新宿鮫』のストイックさ・社会性を減らして、竹島将の主人公達のスーパーマン振りを少し足したような竜司。日経夕刊で続巻が出ると出ていた。まあ、気楽に読めるし6巻までそろえるかな。
紙の本
もぐら シリーズ1
2019/09/29 21:34
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:neige - この投稿者のレビュー一覧を見る
警視庁組織犯罪対策部の影野竜司は、ある事件で相棒と妻子を失い、表社会から姿を消す。
10年後、竜司は警察には相談できぬ事件を請け負い、過激な手段で解決する“もぐら”として、闇社会で恐れられるように…。
ハードボイルドって、こんなに面白いとは知りませんでした。
悪い奴らが倒れていく姿に、あー スッキリ。
懲役をくらう主人公って…なんとか他に方法は無かったのかなと思うけど。
でも、娯楽にはピッタリなんだよねー。
紙の本
粗いけど好き
2012/10/28 17:08
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ミネぴち - この投稿者のレビュー一覧を見る
薄くて粗いけど、こう言うのは好きです。
紙の本
被害者は二人いる
2013/06/01 14:26
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:フンバルトダストウンチ - この投稿者のレビュー一覧を見る
レビューを載せるのは初めてなのですが、
このレビューを書く動機は、「これ以上被害者を出したくないから」です。
詐欺にあった気分です。
そう、一人目の被害者はもちろん私です。
この本は面白くないのです。
面白くないと感じた点は、簡単に言うと以下でしょうか。
・ストーリーが単純
・ディテールが甘い、荒い
・文章表現が稚拙
・登場人物に魅力が無い
・読むべき行間が無い
これだけでは詐欺とは言えないでしょうが
(最後まで、立件される本当の詐欺ではなく詐欺に“あった気分”なのですが)、
問題はその“売り方”です。面白くない本を面白そうと思わせる売り方。
・書店での売り方
シリーズ数巻を平積みにし目を引くポップ。
信じた私が悪いと言われればそれまでですが、
これは「面白そう」と思うのが素直な感情でしょう。
・出版社の売り方。
聞くところによると、どうやら十数年前にノベルスとして発刊された時には
全然売れなかったらしいです。
文庫化にあたり加筆・改稿があったにせよ、
そもそも全然売れなかった本を売れる風体に仕立て上げて世間に出すという手法が
ある意味では成功した例と言えるでしょう。
(埋もれた良作を再発掘という意味ではなく、べくして埋もれた駄作をうまいこと仕立て上げたという意味です。)
さあ、そして、二人目の被害者は誰なのか。
それはこの作品の作者です。
売り方の問題の二つめ、出版社によって仕掛けられた文庫化。
それによって、この面白くない本が再度世に出回ることになりました。
寝かしておいた失敗作の怪物が勝手に暴れ出して善良な市民を襲いまくっているような状況です。
こんなはずではなかったのに、というところが作者の心境ではないでしょうか。
今回の事件では二人の被害者が出てしまったわけですが、
これ以上の被害者を出したくないので、★一つとした次第です。