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わが身世にふる、じじわかし
著者 芦原すなお (著)
家の庭で妻の伯母から送られてきたデビラをたたいていると、ニューヨーク帰りの悪友・河田警部が土産のバーボンを片手に現れた。帰国早々に、不思議な事件に遭遇した河田警部は、料理...
わが身世にふる、じじわかし
わが身世にふる、じじわかし (創元推理文庫 ミミズクとオリーブ)
商品説明
家の庭で妻の伯母から送られてきたデビラをたたいていると、ニューヨーク帰りの悪友・河田警部が土産のバーボンを片手に現れた。帰国早々に、不思議な事件に遭遇した河田警部は、料理の腕もさることながら、見事な推理の冴えをみせるぼくの妻の知恵を借りようとやってきたのだった。血や残酷な話が苦手な妻をなだめつつ、彼女のヒントをもとに彼と二人で事件を再調査すると……。河田警部のニューヨーク時代や、ぼくの少年時代の思い出もたっぷりの六篇を収録。讃岐名物と郷土料理の数々にいろどられた、《ミミズクとオリーブ》シリーズ第3弾。
目次
- ト・アペイロン
- NY・アップル
- わが身世にふる、じじわかし
- いないいないばあ
- 薄明の王子
- さみだれ
著者紹介
芦原すなお (著)
- 略歴
- 1949年香川県生まれ。早稲田大学卒業。「青春デンデケデケデケ」で文藝賞、直木賞を受賞。
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素敵な世界観
2015/09/16 07:40
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:rumo - この投稿者のレビュー一覧を見る
えらそうな警察でもなくわざとらしい探偵でもなく、主人公のおっとりした奥様がさらりと安楽椅子で解決するというのが素敵でかっこいい。
正直シリーズの中ではこれが一番パンチが弱いかもしれないですが、全体としての評価を高くつけています。是非芦原先生には続きを書いてもらいたい。
伏兵として、奥様がとてもおいしそうな郷土料理を作られるので、お腹がすきます。