- 販売開始日: 2012/06/29
- 出版社: 集英社
- レーベル: 集英社スーパーダッシュ文庫
- ISBN:978-4-08-630600-3
カンピオーネ! IX 女神再び
草薙護堂(くさなぎ ごどう)の前に、再び現れたまつろわぬ女神アテナ。何でもひとつ言うことをきくという、護堂が以前助けられた際にした約束を盾に再戦を望むアテナは、争いを望ま...
カンピオーネ! IX 女神再び
商品説明
草薙護堂(くさなぎ ごどう)の前に、再び現れたまつろわぬ女神アテナ。何でもひとつ言うことをきくという、護堂が以前助けられた際にした約束を盾に再戦を望むアテナは、争いを望まない護堂の拒否を認めず、祐理やリリアナを石化し、人質にするという強行的な手段で、護堂との戦いを開始する。アテナが勝負を急ぐのには差し迫られた理由があり…!?
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女神の哀しき行方
2011/05/27 04:28
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:DSK - この投稿者のレビュー一覧を見る
このツーショットな表紙カバーは何だろうか?昨日の敵は今日の友であろうとも、さすがに神様までもが“護堂ハーレム”に仲間入りはしないよなぁ、という当初の疑問が、思いのほか切なくて、儚くて、それでもなお凛とした佇まいを最後まで貫こうとする中に哀しさが宿る女神の物語となっていた第9巻である。
久し振りに本シリーズの王道展開を読んだなぁ、というバトル中心の内容ではあったが、再度のアテナ登場にあたっては、単に神とカンピオーネが再び相まみえる構図だけに留めず、今後のシリーズクライマックスを見越した人物達の思惑を絡めた横槍が複雑さをもたらしていた。円卓の騎士、そして“最後の王”。これらの要素を表に裏に示しながら神同士の闘いが複合的に割り込んでくる中にあっては、常に眼前の敵と相対し、時に深手を負っては消耗していくアテナが少し可哀想にも見えてくる。だたし、神による、神らしい語り口が随所に出てきては作品世界を厳かに彩りつつも、これが若干回りくどい印象をも与えていた。要するに、今回はいつにも増して大仰なのである。また、中盤と終盤のバトルの合間には、これまたお馴染みな魅惑の場面もしっかりフィーチャーされており、西洋の神について東洋の巫女が知識を授ける不可思議さを超えた恵那と護堂との官能的な“儀式”が今回も艶っぽく繰り広げられている。
おそらく今後は、未だに護堂との本格的な邂逅を果たしていないカンピオーネとの一悶着を挿んでからシリーズとしての最終章に向かっていくと思うが、今の時点で何故にアテナが再登場したのだろうか。それだけアテナは重要な女神だっただろうか。人気はあったものの、物語内での位置付けとしては正直なところそこまで重要なポジションにはいなかったと思う。ここからは勝手な推測だが、本シリーズ最初の敵キャラとして作品世界の提示に一役買い、何より作者がライトノベル作家としての足場を築くきっかけとなった“女神”でもある。このために作者としては愛着もひとしおな存在だし、元より作品内で再戦を示唆していたこともあるので、ここはひとつアテナのために確固たる花道を用意して感謝の意を表したのではなかろうかと考える次第。傍迷惑な振る舞いに呆れつつもどこか憎めないアテナに神としての矜持を見て、これを最後まで尊重した護堂の言動には作者の想いが忍ばされているように感じた。なので、一緒に楽しませてもらった読者の1人として「ありがとう、アテナ」と申しておきたい。
アテナとの決着
2019/01/31 21:01
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:沢田 - この投稿者のレビュー一覧を見る
途中で共闘するときは義姉的ポジションに収まっちゃうのかと思ったけど綺麗な決着でなかなか良かった。
恵那のピロートーク的なシーンは明らかにやりすぎだろw
