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  • 販売開始日: 2012/07/05
  • 出版社: KADOKAWA
  • レーベル: 角川文庫
  • ISBN:978-4-04-393001-2
一般書

乾山晩愁

著者 葉室 麟

天才絵師の名をほしいままにした兄・光琳が没して以来、尾形乾山は陶工としての限界に悩んでいた。追い討ちをかけるように、二条家から与えられた窯を廃止するとの沙汰が下る。光琳の...

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乾山晩愁

税込 638 5pt

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商品説明

天才絵師の名をほしいままにした兄・光琳が没して以来、尾形乾山は陶工としての限界に悩んでいた。追い討ちをかけるように、二条家から与えられた窯を廃止するとの沙汰が下る。光琳の思いがけない過去が、浮かび上がろうとしていた…。在りし日の兄を思い、乾山が晩年の傑作に苦悩を昇華させるまでを描く歴史文学賞受賞の表題作をはじめ、戦国から江戸の絵師たちを綴った全5篇を収録。松本清張賞作家の原点、待望の文庫化。

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みんなのレビュー39件

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評価内訳

葉室麟、ここからはじまる

2019/10/16 16:24

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る

66歳で亡くなった葉室麟さんの作家活動はわずか十数年しかない。
 その短い期間に直木賞(2012年)を始め、松本清張賞(2007年)司馬遼太郎賞(2016年)などの受賞歴が残る。
 中でも2005年に受賞した第29回歴史文学賞は葉室さんの実質的なデビュー作にもなった
 「乾山晩愁」で、本作はその受賞作を始め、戦国から江戸時代にかけての5人の絵師たちを描いた短編集である。

 ここに収められている絵師は、尾形乾山(「乾山晩愁」)、狩野永徳(「永徳翔天」)、長谷川等伯(「等伯慕影」)、清原雪信(「雪信花匂」)、英一蝶(「一蝶幻景」)である。かっこ内はそれぞれの作品のタイトルで、わかるように絵師の名前が刻印されている。
 受賞作であり表題作ともなった「乾山晩愁」の主人公尾方乾山よりはその兄尾方光琳の方が有名かもしれない。日本史や美術の教科書によく出て来る。
 そういう才能を持った兄ではあったが、その生き方も奔放で、その死後光琳が夫という女が幼き子を連れて乾山の前に現れる。 その一方で、絵師たちの勢力争いの前で乾山の経済的な支柱であった二条家の支援も閉ざされていく。
 有名な光琳でなく、その弟を描いた視点が葉室さんらしい。

 ただ作品として面白いのは、「雪信花匂」だろう。
 主人公が女絵師ということもあって、若い時から慕っていた男との恋愛、絵師たちの暗闘、その中で恋を成就させる思いなど、芯の強い女性は葉室さんの好んだ女性像だったに違いない。

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きっかけ

2016/01/07 20:34

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Cassiopeia - この投稿者のレビュー一覧を見る

「実朝の首」と同時購入。私が葉室麟作品にハマるきっかけとなった本。
流派、時代、性別が違う絵師ごとに短編集形式で綴られている。
一つ一つの物語が丁寧に描かれており、自分自身が平凡なサラリーマンだからか、絵師の信念や生き様に胸打たれた。

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乾山晩愁

2017/07/05 09:57

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:雨読 - この投稿者のレビュー一覧を見る

尾形乾山、狩野永徳、長谷川等伯、狩野雪信、英一蝶を主人公に、その時代の背景や芸術に対するそれぞれの考え方、また自己の技量等、生き様を描いています。後世に残る偉業を成し遂げた主人公に敬意を抱きました。

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2009/04/29 18:46

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2010/01/10 18:41

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2011/02/04 00:18

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2012/08/30 19:30

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2012/02/29 23:26

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2012/07/09 20:18

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2013/06/30 22:58

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2013/08/16 17:05

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2013/10/07 17:03

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2013/11/14 21:03

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2014/08/26 23:55

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2014/10/13 18:24

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