読割 50
電子書籍
ドミノ
著者 恩田 陸
一億円の契約書を待つ、締切直前のオフィス。オーディション中、下剤を盛られた子役の少女。推理力を競い合う大学生。別れを画策する青年実業家。待ち合わせ場所に行き着けない老人。...
ドミノ
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ドミノ (角川文庫)
商品説明
一億円の契約書を待つ、締切直前のオフィス。オーディション中、下剤を盛られた子役の少女。推理力を競い合う大学生。別れを画策する青年実業家。待ち合わせ場所に行き着けない老人。老人の句会仲間の警察OBたち。真夏の東京駅、二七人と一匹の登場人物はそれぞれに、何かが起こる瞬間を待っていた。迫りくるタイムリミット、もつれ合う人々、見知らぬ者同士がすれ違うその一瞬、運命のドミノが次々と倒れてゆく! 抱腹絶倒、スピード感溢れるパニックコメディの大傑作!
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紙の本
エンタメ性強め。
2018/05/21 12:18
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ROVA - この投稿者のレビュー一覧を見る
とても映画的。一番驚いたのはダリオの正体。
てっきり・・・かと思ってたよ。読みながら「狭くね?」と思ってたけどそういうことか。
解説を読んで単行本の方には人物紹介にイラストが付いていたと知る。
文庫本の方にも入れてくれれば良かったのに・・・
紙の本
徐々に
2017/01/24 18:10
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:プチお - この投稿者のレビュー一覧を見る
最初はバラバラにストーリーが進むため、少し展開が難しいように感じたが、後にいくにつれてバラバラになストーリーが一つのストーリーに変わっていくのでスラスラ読めた。
紙の本
いやー面白い
2021/10/30 07:56
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:dsukesan - この投稿者のレビュー一覧を見る
ドタバタ群像エンターテインメント。
これだけ多くの登場人物が、この物語の紙幅で躍動してそれぞれの人物造詣も立っていて、ちゃんと頭に入ってきて混乱せずに読めた。
抵抗なく、スラスラと、ノンストップで笑わせてもらえました!
紙の本
ドミノ倒しの群像劇
2018/05/11 19:53
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:papanpa - この投稿者のレビュー一覧を見る
東京駅を舞台に巻き起こる老若男女入り乱れてのドミノ倒しの群像劇
中盤まで非常に面白いがオチが今一つなのが恩田氏の常、惜しい
紙の本
東京駅
2015/08/29 21:19
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:nazu - この投稿者のレビュー一覧を見る
東京駅を舞台にした、パニック小説。地方出身なので、読んだ当時はまだ東京駅に行ったことがなかったのですが、実際の駅を知ってたらもっと楽しめたかも(笑)。
紙の本
まさにドミノ
2015/05/31 11:13
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:レオボー - この投稿者のレビュー一覧を見る
やや分厚い本だと思いますが、とにかく続きが気になり、ドミノのごとく一気に読んでしまいました。
恩田陸作品の中で一番面白かったと思います。
紙の本
読者の期待を裏切らない、登場人物の行動が心地良い
2004/03/12 02:51
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:徹志 - この投稿者のレビュー一覧を見る
数十人の織り成す騒動が互いに絡み合って、大きな騒動へと雪だるま式に膨れ上がって行く。「これがこうなったら大変だろうなぁ」と思うと、正にその通りにパニックが進行して行く。
一日に数十万人もの人が乗降する、日本有数のターミナル駅である東京駅。そこを舞台に、数十名の登場人物に降りかかる厄災が交錯する。一億円の契約書を会社に持って行かなくてはならない保険会社員、俳句仲間と会うために上京した老人、彼を待つ俳句仲間の警察OB、痴情のもつれから恋人への報復を画策する女性、その彼女との円満な別れを図る男性、指名手配中の過激派メンバー……。それぞれの事情が複雑に絡み合い、事態は思わぬ方向へと向かって行く。帰宅ラッシュ前の東京駅は、果たしてどうなってしまうのか?
恩田陸は仕掛けが上手い、と改めて思った。誰かが起こした行動が、別の誰かが引き起こす騒動のスイッチになっている。そして登場人物の誰もが、そのスイッチを見逃さず(あるいは、避けられず)に踏んでくれる。まるで、この小説の中での自分の役割を知っているかのように。「自分は何の為にいるのだろう」「自分の存在意義は何なのだろう」などともったいぶった所がなく、目の前のスイッチをドカーンと踏みつけてくれるのだ。その豪快さがまた心地良い。「こうなったら、面白いだろうなぁ」と読者が思う所で見事にぶちかましてくれる。
良い意味で、読者の期待を裏切らない良作だ。エンタテイメント小説はすべからく、こうあってほしい。
紙の本
人生って、実はこういうものかも。
2008/05/31 10:43
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ココロの本棚 - この投稿者のレビュー一覧を見る
27人と1匹を主人公にした、パニックコメディ。耳慣れない「パニックコメディ」という言葉ですが、この小説にはピッタリの言葉です。
主人公27人(プラス1匹)ずいぶん多いと思いませんか?
最初は、「こんなに登場人物いて、理解できるかな」と思いましたが、意外と平気なもの。個性的な人物たちが「我先に」と頭の中を陣取っていきます。
東京駅周辺で巻き起こる様々な物語が、徐々に交差していく小説。
-1億円の契約を待つ、締切直前の生命保険会社では、次々に訪れるトラブルによってなかなか契約書が届かない!
-ミュージカルの子役オーディションでは、参加者の少女がライバルの母親に下剤を盛られ・・・。
-ミステリ連合会所属の春奈と忠司は、次期幹事長を賭けて推理バトルに挑む。
-俳句仲間のオフ会に参加するため東京に出てきた老人は、混雑の中荷物を取り違えられ・・・・・・?
-別れ話のもつれから、毒の入ったカプセルを飲んでしまった女。
目まぐるしく移り変わるストーリー。どれも先が気になる展開で、あれよあれよという間に進んでいきます。
タイトルどおり、それぞれのストーリーがドミノ倒しのように作用し合ってなだれ込んでいくラストは爽快!
私たちの人生も、神の視点から見たらこんな風なんだろうな、きっと。
まったく違う一日を過ごしていた人々が、一点に繋がるとき。
小説だとこんなおもしろいことになるんですね!
紙の本
恩田陸作品のTHE、定番
2006/03/03 15:43
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:由季 - この投稿者のレビュー一覧を見る
前評判が良かったので、すっごく期待して読んだのですが、まぁやっぱり登場人物が多くて、ちょっと疲れちゃいました^^;
それでも、あれだけ多くの登場人物の個性を、ひとりも書き漏らすことなく、しかもちゃんとおもしろく、全員を巧みに絡ませていくのが素晴らしい!!
舞台となっているのは、東京駅。
そこで、幾人もの人間の誤解や偶然が絡みあって、ある事件が起こります。
ポイントは「どらや」の紙袋。
個人的に好きなのは、舞台「エミー」の子役オーディションにまつわるお話。
恩田陸ファンなら読んで損なし、恩田陸初心者の方にもおすすめの一冊です☆
電子書籍
登場人物
2016/10/21 15:33
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みるちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
たくさん出てきますがさくさく読めて面白いです。恩田さんのはドミノが初読みです。他の作品も読むと同じ作者さんかと思うぐらい違います。
紙の本
タイトルに偽りなし
2023/12/10 17:25
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:いぬ - この投稿者のレビュー一覧を見る
全く接点のない様々な登場人物たちが徐々に同じ舞台へ集結していくのが面白いです。かなりの登場人物がいるにも関わらず、キャラの書き分けが上手いのか混乱することもなく読めました。ただ恩田陸先生の作風なのか、終わり方が少し雑というか唐突だなと感じます。
紙の本
とある主婦の何気ない行動から、ここまでの騒動に発展するとは…。
2023/05/14 02:19
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:まさ - この投稿者のレビュー一覧を見る
様々な人物の偶然の行動がパズルのように組み合わさってドミノ倒しの如く大きな騒動に発展していくドタバタ劇。
誰かの行動がなかったり、タイミングがズレるだけで成立しない。
映画のノベライズかと思うほど映像向きの作品。
ステレオタイプな登場人物ばかり故か、20年以上前の作品なのに不思議と違和感がなく、楽しめる。
電子書籍
鮮やかな仕掛けに脱帽
2023/03/12 22:59
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ヘリトンボ - この投稿者のレビュー一覧を見る
大勢の登場人物が、それぞれの置かれた状況で一生懸命生きていることでいつのまにかとんでもないドミノ倒しをなしてしまう。人物は多いですが、それがごっちゃになる前に読破してしまうスピード感と面白さがあります。東京駅には縁がないので、巻頭の地図を見ながら読み進めましたが、結局位置関係はよく分かりませんでした。
紙の本
ノンストップの展開
2022/08/08 12:41
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:きみくんのパパ - この投稿者のレビュー一覧を見る
プロット自体は、現実感が乏しいものだが、同時進行の複数のストーリーそれぞれの主人公の機微は生き生きと描かれていて、エンタメ小説、と括ってしまうのは違う、という印象だが、気持ち良い読後感がある。ストーリーの登場する「小物」の使われ方が、良いスパイスとなっている。
紙の本
さすが恩田さん
2021/08/16 14:13
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぶっちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
映像化されるだけある作品です。
オムニバスで複数のシチュエーションが同時進行している場合、状況を想像しずらい作品もあるが、ユーモアが随所に含まれているせいか、とても読みやすく、いつどこでどうやって繋がるのかワクワクしました。