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  • カテゴリ:一般
  • 販売開始日:2012/07/01
  • 出版社: 新潮社
  • レーベル: 新潮新書
  • ISBN:978-4-10-610022-2

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謎解き 少年少女世界の名作(新潮新書)

著者 長山靖生 (著)

十九世紀から二十世紀初頭、資本主義の浸透と身分制度の解体が進み、現在の社会秩序の基礎が確立される過程の欧米諸国で書かれた「少年少女世界の名作」を単なる子供だましと侮るなか...

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謎解き 少年少女世界の名作(新潮新書)

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謎解き少年少女世界の名作 (新潮新書)

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十九世紀から二十世紀初頭、資本主義の浸透と身分制度の解体が進み、現在の社会秩序の基礎が確立される過程の欧米諸国で書かれた「少年少女世界の名作」を単なる子供だましと侮るなかれ。『十五少年漂流記』に隠された英米仏の領土問題、『宝島』に貫かれているビジネスの過酷さ――。そこには、近代史の真相、民衆心理、社会の根底にあるさまざまな仕組みやカラクリが隠されている。世界の見方が変わる一冊。

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紙の本

世界の名作のウラのウラ

2004/08/29 21:36

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:木の葉燃朗 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 「フランダースの犬」や「十五少年漂流記」のような、子ども向けの「世界の名作」が書かれた背景を調べることで、それらの物語に実はどんな意味があるのかを考察した本。当然、物語は、書かれた時代・地域などと無縁ではないわけで、そうした部分との関係を面白く掘り下げている。

 非常に知的興奮を誘う本。名作ということで隠されがちな部分を調べ、意外な事実を紹介している。例えば有名な話だが、「フランダースの犬」は、作者ウィーダの作品の中では珍しく暗く、また「今時、『フランダースの犬』を読んでいるのは、世界広しといえども、日本人だけ」(p.17)などという話も出てくる。

 中には突飛な印象をもつ意見もある。大人にならないピーター・パンを「何者だろうか。私には、『死んだ子供』以外の答えは見つからない」(p.151)という意見は、物語を単に名作と考えていては出てこないかもしれない。しかしこれも決して荒唐無稽ではなく、しっかりと資料を集め、説得力のある話なっている。

 それから、俺のように「世界の名作」をほとんど読んだことのない方には、あらすじを知ることができる、という点も面白い。

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2008/03/18 05:04

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2012/07/01 19:58

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2011/05/22 07:42

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2017/08/19 09:25

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2017/10/25 09:46

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