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電子書籍
流転の王妃の昭和史
著者 愛新覚羅浩 (著)
嵯峨侯爵家に生まれた美貌の姫君・浩。軍部の政略から満州国皇帝弟の溥傑に嫁ぐが、終戦後は夫と離ればなれになり次女を連れて混乱する大陸を流浪。帰国してからは物資不足の苦しい生...
流転の王妃の昭和史
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流転の王妃の昭和史 (中公文庫)
商品説明
嵯峨侯爵家に生まれた美貌の姫君・浩。軍部の政略から満州国皇帝弟の溥傑に嫁ぐが、終戦後は夫と離ればなれになり次女を連れて混乱する大陸を流浪。帰国してからは物資不足の苦しい生活、そして長女の死……。日中のかけはしとして、激動の人生を生きぬいた、ひとりの女性の自伝的昭和史。
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紙の本
その時代に生きるということ
2015/03/04 10:37
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ジミーぺージ - この投稿者のレビュー一覧を見る
日本が満州国を傀儡国家とすべく仕組んだ政略結婚であったが、
愛新覚羅溥傑・浩ともに純粋な愛を育まれ、
日中の懸け橋となるべきご尽力されたお二人。
波瀾万丈な人生の中に、その時代を精一杯生き抜いて行く
浩の人間力・強さが本書より感じられます。
ご夫婦でお読みになる事をお薦めします。
紙の本
満州国皇帝の溥儀の実弟・溥傑に嫁いだ妻・浩(ひろ)の波乱万丈の人生を描いた自伝です!
2020/08/19 11:09
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、大清国第12代にして最後の皇帝であると同時に、後に満州国皇帝となった愛新覚羅溥儀(あいしんかくらふぎ)の実弟・溥傑(ふけつ)の妻・浩(ひろ)氏の自伝です。軍部の政略から満州国皇帝弟の溥傑に嫁ぐも、終戦後は夫と離ればなれになり、次女を連れて混乱する大陸を流浪します。帰国してからは物資不足の苦しい生活、そして長女の死に苦しみます。日中の架け橋として激動の人生を生き抜いた一人の女性の自伝的昭和史です。同書の内容は、「プロローグ 70歳の誕生パーティ」、「第1章 日満親善の美名の陰に」、「第2章 満州国での新生活」、「第3章 平安と戦火の狭間」、「第4章 終戦・満州国崩壊」、「第5章 流転の日々」、「第6章 母子三人の戦後」、「第7章 慧生・天城山に死す」、「第8章 再び夫の許に」、「エピローグ 紅葉の奥嵯峨・二尊院」となっています。
紙の本
波乱万丈
2021/12/22 20:05
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:earosmith - この投稿者のレビュー一覧を見る
祖母が明治天皇の母方の従妹にあたるということから満州国皇帝の弟との結婚が決められた嵯峨侯爵家の浩さんの自伝ですが、まさに波乱万丈でした。政略結婚とはいえ夫との仲が良かったことは読んでいて救いがありましたが、時代に翻弄され、長女を心中で亡くすなど書ききれないほどの辛い思いがあったことと思います。