- 販売開始日: 2012/08/01
- 出版社: 新潮社
- ISBN:978-4-10-110920-6
霧の旗
著者 松本清張 (著)
殺人容疑で捕えられ、死刑の判決を受けた兄の無罪を信じて、柳田桐子は九州から上京した。彼女は高名な弁護士大塚欽三に調査を懇願するが、すげなく断わられる。兄は汚名を着たまま獄...
霧の旗
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商品説明
殺人容疑で捕えられ、死刑の判決を受けた兄の無罪を信じて、柳田桐子は九州から上京した。彼女は高名な弁護士大塚欽三に調査を懇願するが、すげなく断わられる。兄は汚名を着たまま獄死し、桐子の大塚弁護士に対する執拗な復讐が始まる……。それぞれに影の部分を持ち、孤絶化した状況に生きる現代人にとって、法と裁判制度は何か?を問い、その限界を鋭く指摘した野心作である。
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煉獄に身を置いた司法家
2020/11/29 16:59
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:H2A - この投稿者のレビュー一覧を見る
有名な弁護士である主人公は、田舎から出てきた若い娘に無実の兄を助けてほしいと懇願されるが、すげなく断る。このことを逆恨みした娘に恨みを買い復讐されるという筋立て。何度も映像化されている名作。
何故
2021/11/24 23:30
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
桐子は、兄の弁護を断った弁護士を恨んで、復讐に走るのか―。弁護士なんてたくさんいるわけだし、依頼を断ったくらいでここまで憎まれたら、弁護士をやってられない!自分的には、全く桐子に同情できません