姑獲鳥の夏(1) 【電子百鬼夜行】
著者 京極夏彦
「二十箇月もの間子供を身籠っていることができると思うかい?」。昭和27年の夏、三文文士の関口巽(せきぐちたつみ)は東京は雑司ケ谷にある久遠寺(くおんじ)医院の娘にまつわる...
姑獲鳥の夏(1) 【電子百鬼夜行】
商品説明
「二十箇月もの間子供を身籠っていることができると思うかい?」。昭和27年の夏、三文文士の関口巽(せきぐちたつみ)は東京は雑司ケ谷にある久遠寺(くおんじ)医院の娘にまつわる奇怪な噂を耳にする。しかも、密室から煙のように消えたというその夫・牧朗は関口の旧制高校時代の1年先輩だった。
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幕開けにして金字塔
2019/03/06 18:14
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
京極作品の素晴らしい入り口であり、そして衝撃作!
何度読み直しても色褪せないほど内容ぎっしり。
まさにオススメ!
名作と聞いて
2019/10/05 22:56
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:クルクル - この投稿者のレビュー一覧を見る
最近にミステリーを読み始めて、島田荘司と綾辻行人を読んだ。色々と調べると京極夏彦の名前を至るところで耳に入った。いざ、有名な百鬼夜行シリーズを読んでみるとおどろおどろしさと読み応えをあわせた、最高の一冊だった。
素晴らしい
2016/10/28 12:17
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:げどう - この投稿者のレビュー一覧を見る
やっぱり京極ワールドは素晴らしいと思います。
何度読んでも飽きません。
オススメの1冊です。
科学者ではなく陰陽師が論理を展開するところが巧みな「ひねり」になっている
2005/08/10 22:02
8人中、8人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:yama-a - この投稿者のレビュー一覧を見る
(上下巻通じての書評です)初めて京極夏彦を読んだ。しかも、映画のほうを先に見てしまってから。
自分のブログ上の映画評で僕は、何の根拠もなく「『映画化』としては大成功だったのではないか」と書いたのだが、読み終わってからもその思いは変わらない。
確かに大幅に間引かれてしまった下巻の後半部分について京極ファンは残念がるのかもしれないが、2時間の映画として成立させるためには仕方のないことだろう。それよりも惜しまれるのは上巻の冒頭で延々と続く中禅寺秋彦(京極堂)の長口舌が映画の中ではかなり端折られていたことだろう。ここで展開される論理がなんとも面白い。そして、この論理がこの本の全編を貫いている。
妊娠20ヶ月の女性とか呪いとか憑き物落としなどという、一見おどろおどろしい心霊めいたものを並べながら、それを論理で解きほぐして行くという手法がとても新鮮だった。しかも、その論理を展開するのが科学者ではなく陰陽師というのが非常に巧みな「ひねり」になっている。
僕はトリックや謎解きにほとんど興味のない人間で、ミステリを読むときにもそういう事柄ではなく「人物が描けているか」とか「文章に切れ味があるか」などに専ら目を奪われる。だが、そういう観点から言っても、なかなか満足の行く出来栄えだった。
謎解きの好悪については正統派ミステリ・ファンの評者に委ねたいと思う。
by yama-a 賢い言葉のWeb
最初は
2021/08/29 21:44
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
妊娠20か月と聞いて、てっきり、そんなバカなこと無いだろうとツッコミをいれたくなりました。でも、ソウではなくて……妖怪とか……色々……。これは、読まないとわからないですね……