はぐれ勇者の鬼畜美学IV
目次
- 序章≪平和の終わりを告げるもの≫
- 第1章≪何て素敵な異世界日和≫
- 第2章≪すれ違う平和への意思≫
- 第3章≪それでも変わらないもの≫
- 第4章≪ただ、譲れないもののために≫
- 終章≪それぞれの選択≫
- あとがき
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覚悟を上回る欲望の悪意
2011/04/16 10:11
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
アレイザードのディスディア帝国から送られてきた刺客を倒したものの、五泉千影や桐元葛葉にはミュウの正体を知られることになってしまった。それでも彼女を凰沢美兎と認めてくれた委員長たちを引き連れ、凰沢暁月はアレイザードへの帰還を果たす。それにはなぜか七瀬遥と海堂元春もついて来ることになってしまうのだが。
そうして訪れたアレイザードでは、ディスディア帝国の主導により、平和的な魔族が隠れ住む都市を包囲殲滅するための準備が着々と進んでいた。自らが作り出した平和を守るため、魔族の立場に立って、かつての仲間であるリスティたちと対立することを、暁月は選ぶ。
外交交渉により万難を排し、少しずつ和平が現実となる道筋が見えてきたと思ったのも束の間、戦争を望む人々によって、再び戦乱の引き金が引かれるのだった。
ついに舞台は異世界へと移る。これまで自身の復讐劇に振り回されていた暁月は、いったんそれを忘れて異世界の平和のために再び戦いに身を投じる。その覚悟は平和を導くのか、あるいは、それを上回る悪意が平和を乱すのか。
次巻ではアレイザードの平和の影に隠された秘密が暴かれる!