カーテン
著者 アガサ・クリスティー (著) , 田口俊樹 (訳)
ヘイスティングズは親友ポアロの招待で懐かしきスタイルズ荘を訪れた。老いて病床にある名探偵は、過去に起きた何のつながりもなさそうな五件の殺人事件を示す。その影に真犯人Xが存...
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商品説明
ヘイスティングズは親友ポアロの招待で懐かしきスタイルズ荘を訪れた。老いて病床にある名探偵は、過去に起きた何のつながりもなさそうな五件の殺人事件を示す。その影に真犯人Xが存在する。しかもそのXはここ、スタイルズ荘にいるというのだ……全盛期に執筆され長らく封印されてきた衝撃の問題作。
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面白かったです
2021/11/19 11:55
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:iha - この投稿者のレビュー一覧を見る
時系列順ではポアロ最後の事件です。舞台は懐かしのスタイルズ荘、そして相棒にヘイスティングスが久々の復帰です。ポアロシリーズをヘイスティングス有り無しで分けますと、正直言いまして「無し」の方が断然好みです。彼の立ち位置はホームズ物で言う所のワトスンでありますが、彼に比べてオッチョコチョイ&おせっかい過ぎて鼻について仕方がありませんでした。しかしこの最後の事件においては彼以外の相棒はあり得ませんでした。また謎解きはジグソーパズルがビシビシと埋まってゆくようで爽快でした。ポアロ最後の決意には涙を誘います。
ポアロはどうなってしまうの?
2018/11/28 15:42
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る
「ポアロ最後の事件」とサブタイトルがついたこの長編推理小説が発表されたのが1975年。それからわずか1年後の1976年1月作者のアガサ・クリスティーは亡くなる。
死の直前に彼女の代表作であった「ポアロ」シリーズに終止符をうった形だが、実際にこの作品が執筆されたのは亡くなる30年以上前で、本来は彼女の死後発表される予定だったという。
アガサが『スタイルズ荘の怪事件』でミステリ作家としてデビューしたのが、そしてそれはポアロの初登場でもあるが、1920年のことでそれからわずか20年ほどでその最後の事件を執筆していたことになる。
それにしても心憎いのは、ポアロの最後の活躍の場所を思い出多き「スタイルズ荘」にしたことだ。
そこにいるのは「関節炎のためほとんど立居にも不自由」となった老いさらばえたポアロであり、そんな彼が「スタイルズ荘」に招きいれたのは最初の事件以来何度もポアロと行動をともにしてきたヘイスティングズだ。
今度の事件も難問で、しかもポアロはほとんど動けないとあって、彼の手足となるべくヘイスティングズが呼ばれた訳だが、えー! 彼で大丈夫なの? と多くの読者は思うにちがいない。
ヘイスティングズの思い込みの強さや勘違いでどれだけ事件をややこしくしてきたか、その一方で彼の行動が事件に解決にもつながっているのだが。
今回もヘイスティングズの行動や言論にヤキモキすることになる。
彼はまったく「道化役」ともいえる活躍? をすることになる。しかも、今回は娘の恋のジャマまでするのだから。
そして、結末。
なんとも驚くべきその結末に、ヘイスティングズ以上に読者は驚くに違いない。
衝撃
2020/04/16 15:59
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:シェルコウ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ストーリーが衝撃の連続
スタイルズ荘の怪事件とかこれまでのクリスティー作品読んだ人なら最後の一文で泣きそうになると思う
まさか
2022/03/07 20:06
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ケロン - この投稿者のレビュー一覧を見る
まさか、ポアロさんが亡くなってしまうなんて・・・。
それにしても、この殺人犯の狡猾なこと!
最後の事件にふさわしい、相手でした。
でもあのラストは良かったのかどうか・・・。
☆Curtain: Poirot's Last Case☆
2025/06/08 23:06
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ACE - この投稿者のレビュー一覧を見る
ヘイスティングズは、親友ポアロの招待で(あの懐かしき)スタイルズ荘を訪れた。老いて病床にある名探偵は、過去に起きた何のつながりもなさそうな5件の殺人事件を示す。
そして、彼は言う。その影に真犯人Xが存在する。しかもそのXはここ、スタイルズ荘にいるというのだ、と。
ポアロ最後の事件。一体、どんな幕引きが待っているのだろうか?
読み返せない
2019/11/12 19:59
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:earosmith - この投稿者のレビュー一覧を見る
ポアロ大好きなな私には、辛すぎて読み返せない作品です。クリスティーは、よほどポアロにうんざりしていたんでしょうか。