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墨染の鎧(上)
著者 火坂雅志 (著)
「いまはつまらぬ意地を張らず、刃を腹に呑んで毛利家に従うのが、宇喜多どのの生きる道ではござらぬか」「毛利家の使僧が抜かす言葉ではないな」。戦国時代、禅僧にしてただ一人、城...
墨染の鎧(上)
墨染の鎧 上 (文春文庫)
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商品説明
「いまはつまらぬ意地を張らず、刃を腹に呑んで毛利家に従うのが、宇喜多どのの生きる道ではござらぬか」「毛利家の使僧が抜かす言葉ではないな」。戦国時代、禅僧にしてただ一人、城持ち大名となった男、安国寺恵瓊(あんこくじえけい)。安芸の名家に生まれながら、家が滅亡して出家。西国の雄・毛利家の外交僧として才覚を現し、戦国乱世に飛び込んでいく。信長の死を予言し、秀吉の行末を読んだ男の生涯を、NHK大河ドラマ「天地人」の原作者が描く長篇歴史小説。
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紙の本
墨染の鎧
2012/08/07 17:25
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:よっしー - この投稿者のレビュー一覧を見る
安国寺恵瓊を題材にした作品はたぶん無い。信長と秀吉の将来を予言した人物として極めて有名だが、毛利の使僧としての活動については、対信長、秀吉面に限られている。本書では、毛利家の一員としての立ち位置なので従来感とは全くことなる印象を持つ。ただ、僧ものの、黒衣の宰相に比べ軽妙さにかける気がする。