バツイチ30ans
著者 小池田マヤ
佐々笹子(ささささこ)・30歳(トランタン)めでたく離婚が決まりました――。中学のヤンキー仲間で同僚のゴー、取引先の三上社長など優しくしてくれる男はいるけどどこか淋しい。...
バツイチ30ans
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
商品説明
佐々笹子(ささささこ)・30歳(トランタン)めでたく離婚が決まりました――。中学のヤンキー仲間で同僚のゴー、取引先の三上社長など優しくしてくれる男はいるけどどこか淋しい。一人になって見えてきた「自分」…肩の力を抜いて自由になれば、大切なものに気付けるはず。共感必至! 揺れる年頃のあなたに贈る、ストーリー4コマの傑作!!
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
小分け商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この商品の他ラインナップ
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
「迷子になった覚えはない。」
2008/12/27 23:38
5人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Living Yellow - この投稿者のレビュー一覧を見る
そんな「ゆらゆら帝国で考え中」(ゆらゆら帝国)の一フレーズ。かつて、「年金ゾンビ」などの名作コントを毎週量産していた頃の、フジTV、『はねるのトびら』DVD版のテーマソングであった。表紙を飾るヒロイン、佐々のこの口もとに似合う、吹き出しとして想像してみた。
『聖☆高校生』の再開が待ち遠しい、小池田マヤ先生。その名を知ったのは、『エデンの東北』(深谷かほる先生・現在も連載中)、『幕張サボテンキャンパス』(みずしな孝之先生)、『サカモト』(山科けいすけ先生)、『ヒゲのOL藪内笹子』(しりあがり寿先生)など、今からは信じられないほどの豪華連載陣を擁していた90年代後期『まんがくらぶ』誌上(本誌・竹書房)の本作品で、だった。
本来、4コマ単位で完結するはずの、4コママンガ。
その形式の基礎を大きく揺るがしたとも言える「ストーリー4コマ」は、やはり業田良家先生の『ゴーダ君』(80年代後半、『ヤングマガジン』連載)あたりに、その芽生えを見いだすことができるのだろうが。
その本格的展開は。この時期の『まんがくらぶ』で花盛りの様相を見せた、と言っても過言ではないだろう。
そして、そのターゲットは。未婚・既婚を問わず。当時の30代、女性だったことは、充分推測できる。80年代の少女マンガ黄金期に触れ、それを生きたとも言える年代である
少女マンガのストーリー設定を前提にした「レディース・ストーリー4コマ」。
本作品はその中でも、自由闊達に描かれ、かつ、作者に非情なまでの負担を強いたであろう、名作である。当然。読者にも。
「トランタン」とはフランス語で30才のこと。当時、一部で流行らせようという動きが見られた、今の「アラフォー」に近い、ニュアンスを持った語である。
本書連載時の「トランタン」の方々は。当たり前だが、まず「アラフォー」だ。
物語の舞台は90年代後半、東京。関西の郊外出身、30才の誕生日を迎えた佐々。その日彼女は「バツイチ」になった。小さなメーカーで営業正社員として働いている。
外回り。事務仕事。セクハラ。誘惑。そんな中。
関西の公立中学時代の「ツレ」(友人)、ゴーが現れ。「OAに強いフリーター」として彼女の勤めるオフィスの一員となる。
同じく彼もバツイチ。そして。当然同い年。
彼女の想いは、「男」と「友人」、「翔んでいた過去」と「翔べない現在」との間で緩やかに揺さぶられはじめる。
手堅く、かつ美しい描線。4コマ単位での完結した面白さ。そして、「ストーリーマンガ」として充分楽しめる、しっかりと一本、筋の通った構成。
しかし、時に、そのコマは汚され、塗りつぶされる。
吹き出しも、彼女の独白さえも「ノイズ」にかき消されてしまう。
職人芸の中に、乱調、を秘めた本作品。
眠らせてはおきたくないものだ。
ゼロ年代後半、東京。
彼女の「同窓生」とも呼びうる、男も、とある物故した「もの書き」の遺した三万冊余りの。本の山の中に眠っていた。
当方もまだ。その山の中である。
うつの描写
2017/11/17 12:55
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:pope - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタバレあり。
うつの描写が上手いなぁと思った。
会社では普通に見えても実際は離婚で心身ボロボロなんだよね・・・
相手に対しての未練とかではなくて。