つぶせ! 裁判員制度(新潮新書)
著者 井上薫 (著)
結論。裁判員制度は違憲である。裁判員制度は人権を蹂躙する。裁判員制度は冤罪を作る。――ある日、突然、我々にやってくる「裁判員を命ず」という恐怖の召集令状。嫌々参加させられ...
つぶせ! 裁判員制度(新潮新書)
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商品説明
結論。裁判員制度は違憲である。裁判員制度は人権を蹂躙する。裁判員制度は冤罪を作る。――ある日、突然、我々にやってくる「裁判員を命ず」という恐怖の召集令状。嫌々参加させられたら最後、一般市民が凄惨な現場写真を見せられ、被告人に睨まれ、死刑判決にまで関与しなくてはならない。国が進める世紀の愚行を、元判事が完膚なきまでに批判。いますぐこの制度を潰さないと、日本は滅びてしまうのだ!
著者紹介
井上薫 (著)
- 略歴
- 1954年東京都生まれ。東京大学大学院修士課程修了。弁護士。司法行政の裁判干渉に抵抗し、裁判官の独立を守る活動を続けている。著書に「司法のしゃべりすぎ」など。
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国民はバカだから裁判など担当させられないという主張
2008/07/28 01:01
13人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Kana - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者は「サラリーマンであれば … 上司の命令や指図に従って毎日の仕事をしている」ので裁判における「独立」つまりだれからの命令も指図もうけずに決断することは想像がつかないと書いている.また,裁判員は法律の素養がないから,「法令の要件ひとつとっても … まともな議論を期待するのは,無理なように思います」と書いている.つまりは国民はバカだから裁判など担当させられないといっているのにひとしい.裁判に困難が多々あることはまちがいないだろうが,それを国民にちかづける努力をせずに裁判官の特権的な地位をまもろうという,うけいれがたい主張だとおもう.