饗宴
原題「シンポシオン」とは「一緒に飲む」というほどの意味.一堂に会した人々が酒盃を重ねつつ興にまかせて次々とエロス(愛)讃美の演説を試みる.談論風発,最後にソクラテスが立っ...
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商品説明
原題「シンポシオン」とは「一緒に飲む」というほどの意味.一堂に会した人々が酒盃を重ねつつ興にまかせて次々とエロス(愛)讃美の演説を試みる.談論風発,最後にソクラテスが立ってエロスは肉体の美から精神の美,更に美そのものへの渇望すなわちフィロソフィア(知恵の愛)にまで高まると説く.プラトン対話篇中の最大傑作.
目次
- 目 次
- 序 説
- 凡 例
- 饗 宴
- あとがき
- 訳 者 注
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プラトンの対話編の一冊で、その醍醐味を味わえる名著です!
2020/04/30 11:05
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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、プラトンによる中期対話編の一つで、原書の副題には「エロースについて」と付いています。『饗宴』は、紀元前416年、アテナイの悲劇詩人アガトンが悲劇のコンクールで初優勝した翌日、アガトンの邸宅での祝賀饗宴に招かれているソクラテスが、身なりを整えているところに、アリストデモスは出くわし、一緒についていくことになったことから物語ははじまります。アガトンの邸宅に着くと、既に友人達が集っており、ちょうど食事をするところで、食事を終えてから、エリュクシマコスが今夜は演説で時を過ごそうと提案し、論題を「エロース」に設定して、順々に演説を行っていくことになったという設定です。同書では、「エロース賛美の演説」、「ソクラテスの演説」、「アルキビアデスの乱入」と3部構成になっており、演説が終わった翌朝、ソクラテスが帰るまでが描かれています。プラトンの対話編の醍醐味を味わえる一冊です!