読割 50
電子書籍
和菓子のアン
著者 坂木 司
デパ地下の和菓子店「みつ屋」で働き始めた梅本杏子(うめもときょうこ)(通称アンちゃん)は、ちょっぴり(?)太めの18歳。プロフェッショナルだけど個性的すぎる店長や同僚に囲...
和菓子のアン
和菓子のアン (光文社文庫)
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商品説明
デパ地下の和菓子店「みつ屋」で働き始めた梅本杏子(うめもときょうこ)(通称アンちゃん)は、ちょっぴり(?)太めの18歳。プロフェッショナルだけど個性的すぎる店長や同僚に囲まれる日々の中、歴史と遊び心に満ちた和菓子の奥深い魅力に目覚めていく。謎めいたお客さんたちの言動に秘められた意外な真相とは? 読めば思わず和菓子屋さんに走りたくなる、美味しいお仕事ミステリー!
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紙の本
和菓子の奥深さを巡るミステリー!
2012/12/17 04:34
10人中、10人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Labyrinth8 - この投稿者のレビュー一覧を見る
坂木司さんの著書は初めて読ませて頂きました。
主人公のアンちゃんにすっかりなりきって、この小説の主な舞台であるデパ地下の表と裏をまるごと体験したかのようです。
和菓子には言葉遊びや季節感、まつわる物語などなど、洋菓子とはまた違った奥深さがある事が沢山書かれています。
この小説はそんな和菓子にまつわる言葉遊びや物語などを絡めながら、様々な謎を紐解いていくミステリー小説です。
謎と言ってもSFミステリーものと比べそこまでシリアスなものではありませんが、主人公のアンちゃんや椿店長、立花さんと一緒になって謎を解いていく楽しさはどこかほっこりしていて暖かいです。
本の帯に「心に残る小説」とありましたが、読後感はとても心がほっこりしてすっきりと良い気持ちになれました。
みつ屋のようなお店が日本のデパ地下のどこかにあるのかも…なんて考えてしまいます。
そして何より和菓子が食べたくて食べたくて仕方なくなります!
作中に出てくる和菓子の描写が細かく(味や食感、見た目など)どれもが美味しそうでたまりませんでした。
長くなってしまいましたが、ほっこりしたい時、ちょっと甘いものが欲しい時にはオススメの1冊です。
ずっと手元に置いて何度も読みたい大切な1冊になりました。
紙の本
読後は和菓子を食べたくなる
2012/11/17 09:27
7人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:こぶたとともに - この投稿者のレビュー一覧を見る
デパ地下の和菓子屋「みつ屋」で繰り広げられる出来事を、主人公アンちゃんの視点で描く、ほのぼの物語。
「みつ屋」を訪れる顧客にまつわる謎を解きながら、毎月の上生菓子を通じた季節感・和菓子に込められた意味・接客のエッセンス・デパ地下の熱気が小気味良く展開される。
自然と和菓子の知識を学べる工夫がなされた文体も面白い。
愛嬌たっぷりのアンちゃんや消費者心理を的確に分析する椿店長に接客されれば、お店のリピーターになること間違いなし。
続編&シリーズ化を期待してます!
紙の本
癒し系ミステリー
2015/02/20 16:30
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:あるばとろす - この投稿者のレビュー一覧を見る
主人公はデパートの中にある和菓子屋さんでアルバイトをする梅本杏子という18歳の控えめな可愛い女の子です。
その和菓子屋さんに来店されるお客様から持ち込まれる謎が、季節ごとの和菓子を織り込みながら解かれていきます。和菓子の呼び方や由来などが単なる説明としてではなく、物語の素材として記されており、知識も得られました。癒し系ミステリーとでも申しましょうか。ミステリーものの幅の広さを実感しました。
何日かかけて読み終えたのですが、毎回本を手に取りページを開くのが楽しみで、楽しみで。お気に入りのドラマの次回の放送を楽しみにしているような感覚でした。
紙の本
おおきな事件が起きず、ほのぼの
2012/12/28 12:36
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ひとみ - この投稿者のレビュー一覧を見る
お店の顔ぶれがすべてキャラ立ちしているので、これからも続編があると期待しています。
ホントに和菓子を食べたくなる〜!
紙の本
とっても癒される
2020/08/28 12:08
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:chieeee - この投稿者のレビュー一覧を見る
和菓子でも洋菓子でも甘い物が好きな人にとっては、とてもお腹が空く物語です。(笑)著者の作品はどれもほのぼのとしてて大好きです。その中でも、人として好きだな~と思えるのがこちらの主人公。その辺にいそうな普通の女の子なんですけど…。登場人物全員がいい人で好感を持てるので、読んでいて面白くないわけがない!普段嫌な事が多い人もほっこりできる内容なので、和菓子に興味のない人にもお勧めの1冊です
紙の本
和菓子
2019/12/18 14:34
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:earosmith - この投稿者のレビュー一覧を見る
和菓子が美味しそう、季節感が感じられて為にもなる、アンちゃんが可愛い、と読めば楽しい気分になれる1冊です。
紙の本
美味しいミステリー!かわいいキャラクター!
2020/11/17 18:42
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:えだまめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
和菓子をテーマにしているので、読んでいてお腹が空いてしまいました。和菓子の奥深さを感じることができる本です。また、かわいいキャラクター設定があり読み始めると止まりません!
読んで後悔はありませんよ!
紙の本
和菓子が食べたくなる
2020/07/31 23:30
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:えぐちよ - この投稿者のレビュー一覧を見る
面白かったです。読みやすいし、主人公も他の登場人物も愛嬌があるキャラです。和菓子知識もつきつつ、ミステリー要素もありつつ、楽しめます。
紙の本
和菓子が食べたくなります
2019/10/28 13:54
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:mizuki - この投稿者のレビュー一覧を見る
友人にかりて、初めて読んだ坂木司さんの作品。
その年一番の衝撃を受け、ハマりました!
進路が決まらないまま高校を卒業した、食べるのが大好きな杏子(きょうこ)ちゃんが、バイト先に選んだのは百貨店の和菓子屋さん。
選んだ理由は、偶然と、働けそうな条件(忙しさや、ぽっちゃり系の自分が着ても問題ない制服等)と、「おいしいもの」。
そんな始まりから、アルバイトをする中で、生まれる謎を解いていきます。
杏子も、「あんちゃん」と親しみをこめて呼ばれ、彼女の成長と、取り巻く人々とのお話は、ほのぼの、ほっこり、楽しく読めます。
特出しているのは、元からいるスタッフ3人全員、キャラの濃さ!
元レディーズや、見た目格好いいのに乙女系男子…!etc、驚きの連続です。
タイトル以上に、和菓子について色々知ることが出来た上、非常においしそうで。
読んだ後、気になった和菓子を求めて、何度となく、お店に足を運んでしまいました。
本は、とても面白かったので、その後、自分でも購入しました。
今度は自分が布教しようと思ったら、友人既に持っていたり。
周りは全員、このお話、大好き♪と言っています。
ほっこり楽しい読書をしたい方に、とてもお勧めです。
電子書籍
これで和菓子にはまってしまった…
2018/06/30 22:34
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:avocado - この投稿者のレビュー一覧を見る
和菓子をテーマにしたお話なら、きっと老舗の和菓子屋さんが出て来るんだろうなと思っていたら、なんと舞台はデパート。
デパートの裏事情も知れて面白いです。
読めば和菓子の名前の由来とか、形とか、絶対気になってしまう…!
紙の本
おいしい日常ミステリー
2018/06/13 11:13
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:L - この投稿者のレビュー一覧を見る
和菓子屋のお仕事はもちろん、和菓子の奥深さを知ることができる美味しく興味深い日常ミステリーでした。和菓子を買いに行きたくなります。
紙の本
甘いだけじゃない
2017/08/04 20:54
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
和菓子の描写が美味しそう。その和菓子の世界の初心者・杏子ちゃんがいい子。無神経な人の言葉に傷ついたり、自分の不安定な立場への焦燥感とか分かるなあ。
紙の本
上生菓子って、ゆるりとろりのアンのやつだよね!?
2017/05/14 00:17
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:たけぞう - この投稿者のレビュー一覧を見る
いやー、おいしそうです。たまらないですね。
「アンの青春」を先に読んでしまい、シリーズ第一作のこちらに
戻ってきました。順番の影響は多少ありますが
気になるほどではなく、どちらも充分楽しめました。
梅本杏子(きょうこ)、十八才。身長150cm、体重57kg。
小学校のころのあだ名はコロちゃん。いまはアンちゃんです。
高校を卒業しましたが、大学に行きたいほど勉強は好きじゃなく、
専門学校に行くほど好きなことも見つからない、いきなり就職って
いうのもピンとこない。
そんなこんなで家にいるアンちゃんは、モラトリアム全開の
困ったちゃんです。でも体重と愛嬌はたっぷりあって、ぽーっと
幸せに過ごしているのです。
さすがにいけないと思いアルバイトを探し始め、デパートの和菓子屋
みつ屋に行きつきました。みつ屋にいるのは、社員の椿店長と
立花さん、アルバイトで大学生の桜井さんです。
この三人が個性的で、俗にいうキャラ立ちしているので軽やかに
楽しめます。
アンちゃんは和菓子の素人ですが、お客様に聞かれてから、
ちゃんとしなきゃという思いで商品とその背景にある和菓子の世界を
学んでいきます。
解説にもありますが、この作品は日常の謎を推進力にしつつ、
アンちゃんの成長を楽しむお話なのです。
和菓子の勉強は、読んでいるこちらも知識欲を満たしてくれますし、
ついでに食欲も刺激されるというお得な設定です。しかも上生菓子
ともなると、ストーリー性を備えたロマン派だったりするので、
乙女モードに突入していくのです。
上生菓子は三種類ずつ月ごとに入れ替わっていきます。
最初にアンちゃんが扱ったのは、兜、薔薇、おとし文です。
そのおとし文に掛けた謎。椿店長に促されて国語辞典を引くと、
そこにはとても思わせぶりなことが書いてあったのです。
季節の三種類の上生菓子の描写が、気持ちをとても上げてくれる
のですね。謎めいているのもいいし、食べたくなる感じもいいのです。
お薦めシリーズです。
紙の本
和菓子がますます大好きに。
2017/02/03 09:48
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:笑う門ふう - この投稿者のレビュー一覧を見る
元々バター&生クリームより、小豆派でしたが、この本のおかげで
まあ!なんと和菓子の深いこと。
そして、子供の頃にお茶の習い事をやめてしまった事を超後悔…
読後、すぐにお茶菓子を買い、我流でお茶を点てました。
あ~日本文化って奥が深くて、素敵。
紙の本
女子におすすめ
2016/11/05 12:03
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:パプキン - この投稿者のレビュー一覧を見る
息子の中学校の先生おすすめ本でした。母親の私と小学5年の娘で読みました。主人公と和菓子にほっこりします。気分転換にピッタリ。