紙の本
すべての働く人へ、
2019/05/28 20:02
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投稿者:へもへももへじ - この投稿者のレビュー一覧を見る
小難しく考えなくてもいい。人間生きていたら大なり小なりいや本当は大きさなんてもの関係ないが、組織はどこにでもついてくる。
遠い世界のお話だなんて思わなくても、それなりにがんばって働いて来られた方々には響く言葉と、考えが詰まっていると思う。
たまにはこういう本を手にとって見てもいいのかも。
現実世界でヘタな井戸端会議、お局サマ、ご家老衆に頭を悩まされるよりもP.F.ドラッカーが本質的に解決してくれる。
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ドラッカーのエターナルコレクションの4冊目。
NPOのマネジメントについて書かれたものです。何人かのNPOの長や学会関係者とのインタビューを間に挟み、NPOのマネジメント論が展開されます。NPOのマネジメント論といっても基本的には通常の企業にも通ずるものが多く、ドラッカー氏の他の著作ですでに書かれている内容が改めて繰り返されます。いわくNPOでも同じくイノベーションとマーケティングが重要である、など。またインタビューではマーケティングのコトラーさんとの対談も載っていて、これは面白いです。
通常の企業とNPOで違うところとして、成果を定義する必要がある(企業であれば利益が成果になる)ことと、(金銭的利害関係とは離れた)多様な関係者がいることが挙げられています。そのためNPOのマネジメントでは、さらなるリーダーシップが要求される、ということのようです。今のところ何ひとつNPO的な活動に参加をしたことはないですが、人生の満足感を得るための手段としてもこれからはNPOというものを真剣に考えていくことになるのかもしれないですね。たぶん自分はすぐには何もやらないのですが。
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2007.03 非営利組織の経営について、ミッション、リーダーシップ、マーケティング、人材育成などについて、首尾よくまとめられている。ひとつひとつはそれほど細かくないが、ポイントが抑えられている。少々エッセイ的になっている。
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推薦者:渡部明人
おすすめポイント:NGOの中にいかにマネージメントという概念を持ち込んでいくか?マネージメントの父であるP.F.ドラッカーが成功例と共に語ります。
u40pro.で生かせるポイントや感想:自分たちの組織のための勉強だけでなく、病院経営にも通じるものがあります。
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プラグマティズムの教科書のような本。非営利組織云々というよりも、現実的に問題を解決するための方法論が書いてあるように読めた。現実に目を向けること!自分を見つめなおすこと!細かいことは吸収しきれない、NPOのことなんてどうでもいいとかいうパンクな態度で読んでも得るものは大きい。ゆっくりと自分に当てはめて読むこと!
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非営利組織の経営に関して体系的にまとまった非常に貴重な文献。
NPOにはミッションやリーダーシップ、成果やマーケティング戦略が重要という点は企業経営とまったく変わらないし、むしろそれ以上にプロフェッショナルな経営が求められていることを痛感した。
特に、企業とちがってNPOは募金を募る相手先のステークホルダーが圧倒的に多数存在するので、マーケットリサーチからセグメンテーション、ポジショニング、ターゲッティングなどのマーケティングプロセスが実は非常に重要という点は腹に落ちた。
多くのNPOがこのプロセスをすっ飛ばしていきなり宣伝や販売活動をはじめてしまうのは、一般企業にもありがちかも知れないが、潤沢に資金があるわけじゃないだけに、ものすごく生み出す、考えるプロセスが大事だったことがよくわかった。このことを論じるにあたって、わざわざP. コトラー氏が10ページの対談で登場するが、内容的を読んで納得感は十分得られた。
NPOを運営する立場として読みましたが、できていないことだらけで、非常にショックを受けました。
多くの人から預かったお金を「良き意図」から共感の得られる「成果」につなげらるため、本書を手引き書として活用していきたいものです。
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経済に疎い人間にも無理なく読める平易な文章。
私の場合は自分の経験に照らして読み進めることが出来ました。
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NPOのマネジメントについて書かれた本です。
各章の途中で学会やNPO関係者のインタビューを挟みながら、NPOのマネジメント論が展開されていきます。
本書では、非営利組織と企業の違いを「成果を定義することの困難さ(企業であれば利益が成果になる)」「多様なステークホルダー(理事会、保護者、教育委員会、生徒etc)」としています。そのため、NPOのマネジメントにはリーダーシップ、マネジメント、ミッションといった手法の応用や深化が必要とされる、といった展開でした。
久しぶりのドラッカーでしたが、やはり心に響くものがありますね。彼の経験や洞察はビジネスマンにとって非常に魅力あるものです。
ただ専門書として読むと、あくまでも彼の主張による文章であり、科学的検証を経ていないので、アカデミックな貢献は少ないのかもしれません。
それでも私は本書に非常に刺激を受けました。やはり偉大な方でした。ぜひ読んでみてください!!
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非営利組織は、ミッションが必要であり、そのミッションの中には、
・機会
・機会に対しての卓越性
・コミットメント
が織り込まれていなければならない。
また、営利組織との違いとして、成果から定義し、成果の計り方を検討する必要があることが挙げられる。
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NPOの経営に関して体系的にまとまった良書。
NPOの役割は人と社会を変えることであり、その実現のためには
プランニング、マーケティング、人、資金が必要。
また、企業との最大の違いは人のマネジメントと
利害関係者のマネジメントである。
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企業の場合、成果を測る指標は簡単。まずは収支。
非営利組織の場合はそうではないだけに、
いかにミッションの設定とトップマネジメントのリーダーシップと
ボランティアの能力開発と組織づくりが大事か。
ということが書いてある。
アメリカの教会やガールスカウト、病院、大学の事例をもっての
経営思想だから日本には合わない、とも思わない。
ちょっとこのくらいはやってみようよ、やってみたいよ、と思う。
非営利組織にいる人もそうでない人も
こういう考え方があるのを知っているのと知らないのとでは大違い。
4年前の私に特に読ませたいのは
マーケティングについてコトラーさんとの対談、
非営利組織の戦略のまとめの章の「廃棄のシステムをつくる」、
非営利組織の成果について述べた中の「してはならないこと」、
成果の評価基準、
理事会の役割。
特に、自己開発(引用参照)。
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名著である。非営利組織の経営、と題しているが、経営を超えて、自己啓発、自己管理の書として、バイブルになる。
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ミッションの重要性
リーダーのあり方
など営利組織と特に大きな差はない
この書籍は組織にとって必要なことが
わかりやすくのっています。
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ドラッガー著なので当然だが、アメリカ文化が背景にあるので、挙げられる事例等であまりしっくりこない内容がある。ただし、随所に参考になるキーフレーズがある。
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非営利組織に限定されないマネジメント論かと思います。
ソーシャルメディア時代にもう一度読みたい本です。