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  • カテゴリ:一般
  • 販売開始日: 2013/02/01
  • 販売終了日:2015/05/14
  • 出版社: 幻冬舎
  • レーベル: 幻冬舎単行本
  • ISBN:978-4-87728-243-1

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新ゴーマニズム宣言スペシャル 戦争論

著者 小林よしのり

戦後60余年の見えざる呪縛の鎖を断ち切る解放の書か? それとも戦争の悪夢を喚び起こす禁断の一冊か? 戦争とは何か? 国家とは何か? そして「個」とは? 384ページの傑作...

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新ゴーマニズム宣言スペシャル 戦争論

税込 1,320 12pt
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新ゴーマニズム宣言SPECIAL戦争論

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商品説明

戦後60余年の見えざる呪縛の鎖を断ち切る解放の書か? それとも戦争の悪夢を喚び起こす禁断の一冊か? 戦争とは何か? 国家とは何か? そして「個」とは? 384ページの傑作超大作!

平和をサービスと思う個人/若者のためにスケールのデカイ日本の戦争の説明/東京裁判洗脳されっ子の個人主義/南の島に雪が降る/特攻精神/公から離脱した個は人でなない/承認された暴力、されない暴力/他国の軍との残虐度を比較する/反戦平和のニセ写真を見抜け/「証言」というもの/置き去りにされた祖父/痛快な戦争体験/自己犠牲の戦争体験と正義/クニを護るための物語/軍部にだまされていたのか?/個と公 ほか

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みんなのレビュー111件

みんなの評価4.1

評価内訳

紙の本

私もかつては純粋まっすぐ君

2003/05/30 14:48

19人中、17人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:きょう - この投稿者のレビュー一覧を見る

初版本で買いました。
でも、途中で読むのをやめてしまったんです。
「よしりんは、どうしちゃったんだろう…」
私もおおかたのファンと同じく、よしりんに失望をしました。

新ゴーマニズム宣言3巻に、よしりんに抗議の手紙を送った女性の話が出てます。
彼女の祖母の話でしょうか?
「戦争ってのは一方だけが辛いめにあうんじゃないよ。日本人だってひどいめにあったんだから」
そういったおばあさんに対して、女性は「とてつもなくバカなばばぁ」と言い放っています。
思えば、当時の私はこの女性と同じでした。

義父が「朝日と日教組が日本の自虐思想を作った超本人」とか、
「あの戦争は侵略戦争ではなかった」とか、そんな話をするたびに
(私はくそじじぃなんて、死んでも言いませんが)
戦争を美化することでしか、アイデンティティが保てない気の毒な人、
と同情していたのです。

けれども、ここ1年くらい、私は戦争についてきちんと自分なりに考えてみようと思いました。
アメリカとイラクの関係、それを報道するニュース、新聞、そしてまだ戦争は終わっていないのに、急に下火になった反戦運動…

何か、変だ。モヤモヤとした思いで何気なく、再びよしりんの「戦争論」を手に取ったとき、いっきに心の中の霧が晴れていく思いでした。

私もかつて、「サヨク」に洗脳されきっていた、純粋まっすぐ君だったことを告白します。
若い世代によしりんを支持する世代が多いのは、マンガという媒体を使っているからと言う人が多いけど、もうひとつ、忘れてならないのは彼らの世代は私らと違って「サヨク」思想に汚染されていないから、よしりんの言葉がスムーズに響いてくるのだと思う。

だって、サヨクの言うことって、よしりんほどの説得力がないもの。

よしりんに反感持ってる人もそうでない人も、一度は読んでみることをお薦めします。読むときは頭をクリアにしてね。あくまで距離をおいて読むのがいい。
そのうえで、自分で判断しようじゃありませんか。

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紙の本

戦争論

2003/05/06 18:10

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:としりん - この投稿者のレビュー一覧を見る

 本書は、1998年7月に出版されてから版を重ねて70万部を超え、2003年4月には第41刷が発行された。ロングセラーとなりつつある。
 2001年11月に出版された「戦争論2」が、大東亜戦争の具体的な検証や、靖国問題、教科書など、個別具体的記述が多いのに比べると、本書は一般論的な記述が多い。
 その中でも、「銃火を交える戦闘だけが戦争ではない。情報戦、宣伝戦という戦争もある。平和といわれる現在でもこの戦争は常に続いている」という記述は注目される。そして、日本が情報戦・宣伝戦で連戦連敗を続けている実例として、旧日本軍の残虐度やニセ写真、日本人捕虜に対する洗脳の実態が挙げられている。
 特に、日本人捕虜に対して「認定学習」などの「思想改造教育」をすることによって、実際にはやってもいない残虐行為を「証言」する、とする記述は興味深い。「洗脳術」という技法によって、「なかったこと」をあたかも「あったこと」として自供する可能性に触れているからである。
 このような情報戦・宣伝戦を例に出すまでもなく、日本は敗戦国だということだけで極めて不利な立場に置かれている。戦争に関しては、戦勝国が正義とされ、敗戦国に責任が押しつけられるものだからである。
 第二次大戦下のポーランドで、現地の村人やソ連軍による大虐殺が、60年間もドイツ軍の仕業だとされてきた。(2002年12月3日 読売新聞)
 同じようなことが中国大陸でもあったのではないか。何しろ、当時の中国は内戦状態だったのである。
 日本軍が行ったとされる虐殺としては、南京虐殺が有名である。最近は歴史学者によって研究が進んでおり、新たな事実が明らかになってきている。南京虐殺のそもそもの発端は、中国軍守備隊の唐生智という指揮官が、進攻してくる日本軍を目前にしてこっそりと南京を脱出してしまったことにある。残された中国軍は指揮系統を失って大混乱に陥った。軍服を脱ぎ、民間人になりすます兵士が続出したのである。彼らは武器を持ったまま民家に隠れた。その過程で、中国兵による民間人暴行、略奪、虐殺なども多数発生した。そこへ到着した日本軍は、民家をしらみつぶしに、ゲリラとなった彼ら(便衣兵)を掃討しなければならなかった。これが、「日本軍による大虐殺」と宣伝されるもとになるのである。「日本軍による虐殺死体」なども、本当はどこの国の軍隊が虐殺したものか、わかったものではないのである。
 それでは、日本が戦勝国となった戦争ではどうだったのか。例えば、日清戦争の「史実」では、清国艦隊の先制攻撃を受けた日本艦隊が、これに応戦することによって戦争が始まったとされている。しかし、これには岡崎久彦氏が異論を唱えている。岡崎氏の分析では、清国側からの攻撃はありえず、明らかに日本側が仕掛けた戦争だというのである。(岡崎久彦著「陸奥宗光とその時代」より)
 おそらく、岡崎氏の分析が妥当なところだろう。戦争の「史実」とはそのようなものである。
 話を本書に戻す。
「平和とは秩序ある状態のことである。秩序を維持させるものは権力であり暴力装置である。国内に向かって警察、国外に向かって軍隊、この両面の暴力装置が国内に秩序を作り出す。それが平和」。
 さらに、「世界はパワーバランスの上に成り立っている。国と国のエゴの衝突と駆け引きと脅しの世界だ。純粋まっすぐな誠実病は通用しない」のである。
 当然のことだ。 

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紙の本

夏休みの読書に

2002/07/22 11:57

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:gogo - この投稿者のレビュー一覧を見る

わたしはいつも、当時の映画や小説を見たり読んだりするたびに、「戦争に行かされた兵隊さんたちは、みんな喜んでいっているわけでもないのに、後世の人に好き勝手いわれて、かわいそうだな」と思っていました。
この本を読んで、「ああ、亡くなった人たちの気持ちを代弁してくれる若い人がいて、よかった」と思いました。
やや、極端な内容ですが、戦争を美化しているわけでもなく、肯定しているわけでもなく、冷静に見ているのではないでしょうか。
どうせ学校では、ネアンデルタール人のところに3ヶ月もかけて、日本の近代史は学年最後の1週間でだーっとやって、できなかったところは、「家で教科書を読め」で終わって、何も習わないのといっしょですから、夏休みに、こういう本で、近現代史をまなぶとよいと思います。

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紙の本

小林よしのりは本当に右翼?

2002/03/25 00:39

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:一会社員 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 表紙も衝撃的だけど、中身はもっと衝撃的でした。いろいろ批判本が出ていて、「戦争賛美」「特攻隊賛美」とか言われているけど、ちゃんと疑いながら読んだら、「なるほど!」と思わせる本でした。今まで「お国のために」とか聞くと戦争を思い浮かべて、昔の人は気の毒にとしか思わなかったけれども、今の自分の方が実は気の毒だったりして…。日本のことをもっと普通に大切に思えるようにするには、やはり歴史を正しく見つめなおす必要もあるかと思う。公平性を欠く部分もあるかもしらんが、今の日本のマジョリティの方が公平性を欠いているという気もします。

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紙の本

感傷に訴えかける部分は飛ばして読んでもいいかもね

2001/11/23 14:06

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:上善如水 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 『戦争論2』のあとに読んだ。同じように『2』を初めて読んで興味を持った方が多かったのだろう。この『戦争論』も再び売れているようだ。
 内容についてだが、途中で特攻兵の遺書を長々と引用したり、一日本兵の端正で凛とした表情から立派なセリフが発せられたり、というシーンが多く見受けられる。公正な判断力をもってこの本を読みこなしたいならば、こうした感傷に訴えかける部分は軽く読み飛ばすべきだろう。別にケチをつけているわけではない。感傷にも訴えかけたくなるほど、訴えかけざるを得ないほど「戦争=悪」という図式が日本で確立されているのだから止むを得ないだろう。論理的説得力だけでなく、漫画というメディアの特性を最大限に生かした戦略を多用することで、非常に訴求力のある作品に仕上がっているといえる。
 薬害エイズ訴訟のときもそうだが小林よしのりとは、対立の構造の中に漫画の訴求力をプラスアルファして世論を動かす一種の『戦略家』だろう。『思想家』『言論者』というよりは『戦略家』である。一旦、敗北に終わっている教科書問題でも『戦争論2』とは別の手段で報復を策謀しているらしい。

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紙の本

ゴーマンかまされました。

2001/02/14 15:35

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:つる - この投稿者のレビュー一覧を見る

 戦争すべてを悪であるという思想が今ある。しかし筆者は、昔戦争にいった若者は「未来の日本のために」(=つまり今の私たちのために)命をなげうったのだと語り、ただ「悪かった悪かった」と闇雲に反省するだけで本当にいいのか、と疑問を投げかけている(もちろん戦争は悪いことだと筆者は言っているが)。
 また今戦争体験を語る人は少ない。祖父母の世代は語りたがらないし、父母の世代はこどもだったため、その想い出は鮮明ではない。
 この本の大きな意義は、特攻隊員の日記や、実際に戦争体験した人の話が載せられていることだ。教科書以外ではなかなか戦争にふれる機会が少ない私たちの世代には、新しい視点を供給してくれる本だ。一読に値する。

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紙の本

問題提起

2017/03/13 18:48

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:三本ナイフ - この投稿者のレビュー一覧を見る

作中で語られる内容の全てを鵜呑みにする事は出来ない。
然し、争いは悪い事、戦争を起こした嘗ての日本は悪と云う現在の日本の風潮を鵜呑みにする事にも問題があると一石を投じてくれる一冊。
読み終えた後、主に報道番組の見方、其の視点が変わると思う。

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紙の本

思考停止はご多分に漏れず

2004/05/07 23:03

18人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:オウイン - この投稿者のレビュー一覧を見る

 日本において「戦争」というと、多くの場合、大東亜戦争(あるいは太平洋戦争)が議論の対象となる。事例研究の対象としては絶好の素材であり、失敗事例として学ぶべき点は多々ある。しかし、教科書問題に象徴されるように、「戦争論」=「歴史認識」であり続けた日本は、「歴史認識」の論争でこの半世紀以上の時間を浪費し、戦争に対して思考停止に陥ってきた。現代日本における武力の位置づけを真剣に議論しないままに放置してきたのである。「戦争論」と銘打った本書も、ご多分に漏れずその轍を踏んでいる。
 戦争を論じる上で不可欠なのは、守るべき日本の国家像であろう。近代国家としての日本は明治新政府から始まったが、これは欧米から輸入された極めて人工的な統治システムである。封建国家のイメージを引きずる小林氏の言うところの「クニ」とは全く異質なシステムだ。にもかかわらず、封建国家における地域共同体の防衛と近代国家における国家防衛とを混同した、ムチャクチャな論理展開となっている。国家防衛は地域防衛の延長ではないし、そうであってはならないことは、しっかりと認識すべきである。
 その他にも論理の破綻は随所に見られるが、漫画という表現手法を用いることにより、論理ではなくエモーショナルに読者に対して訴えかける。戦争を含めた外交戦略を論じるには、徹底的に冷徹かつ論理的に国家の利害を検証する必要があるにもかかわらず、である。
 現代における国家像は大東亜戦争当時からは大きく変貌している。また、日本という国の国際的位置づけや、諸外国から期待される日本の役割も大きく変わっている。このような中で、日本国家のグランドデザイン(とどのつまりは日本国家のアイデンティティ)を思い描きつつ、この国をどのようなシステム構成で再設計するのか?その際に国家間の問題解決において武力をどのように位置づけるのかを論じることが現代における真の「戦争論」である。このような思考に本書は全く参考にならないばかりか、いたずらにナショナリズムを煽り立てる悪書であると断定する。

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紙の本

珍論愚論のオンパレード

2002/04/20 23:32

12人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:沖 海明 - この投稿者のレビュー一覧を見る

噂には聞いていたが、なんてバカげたマンガだろう。大東亜戦争肯定論や南京事件デッチ上げ論などカビの生えた珍論愚論を墓の下から引っ張りだした大本営御用達のプロパガンダ・ポスターみたいだ。こんなゾンビもどきのマンガがベストセラーになり若者に人気があるとゆうのだから暗澹たる思いだ。

大東亜戦争はやむにやまれぬ防衛戦争などでは断じてない。
当時のエスタブリッシュメントである軍部が植民地政策という帝国主義政策を暴走させ、アメリカとのアジアをめぐる利権で衝突し、ネックである石油を断たれ「座して死を待つより〜」となかばヤケクソで始めた戦争である。そこに至る過程には戦争などやらないで国を発展させようとか、いきづまった帝国主義政策を見直そうという、発想のカケラも無い。

それは何故か? 彼らが軍人だからだ。軍人の仕事は戦争をすることである、武力を使えばどんな問題もたちどころに解決できると思いこんでいる。軍人の思考回路にはパワーポリテックス以外の選択肢など無いのである。ミリタリズム最大の欠陥がここにある。ミリタリズムという視野狭窄にして単純かつ短絡的な不毛な荒野のごとき頭からはいかなる思想も生まれてこない。
あの時、日本を取り巻く状況を様々な分野の専門家を加えて問題を洗い出し、考えうる全ての選択肢を検討したのだろうか? 否、思想統制の世では そのような優れた人はおろか発想すら芽生えないのである。日本敗北は必然といえよう。

これらのどこが防衛戦争なのだろうか? 巻き込まれた人達はたまったものではない。近隣諸国の権利を踏みにじっておいて自分達の権利をシャアシャアと主張するのはバカ者することだ。小林とその一派には「恥じを知れ!」と言いたい。

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2004/09/29 09:37

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2004/09/30 03:13

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2004/10/20 12:46

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2005/05/19 01:22

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2005/06/03 01:48

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2005/08/02 17:09

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