紙の本
わかっていたけど
2016/12/28 17:50
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投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
ヤン・ウェンリーが歴史の舞台から退場した衝撃の巻。7巻でほのめかされていたから ある程度は覚悟していたが やはり残念でならない。全巻並べてみたら この8巻だけ ほとんど傷みがない。悲しいから あまり読み返さなかったからか(苦笑)
紙の本
また始まったよ大決戦
2016/06/30 14:04
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投稿者:あくあ9いっぱい - この投稿者のレビュー一覧を見る
ドンパチドンパチ。この本の台詞はかっこいいよね。「踊れ踊れ皆俺の手のひらの上で踊れ。疲れ果てて落下するもよし、最後まで踊り続けるもよし。皆己の器量に合わせて手の上で踊り続けろ。」「陳腐な手だが効果がある。効果があるから多用されて陳腐な手にもなり得る」「決断したくない時に決断しないですむならこの世はバラ色のひかりに包まれるそれが出来ないからこの世は面白いのだ」等々
電子書籍
若い頃はあまりよく理解できなかった
2020/11/14 23:38
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投稿者:qima - この投稿者のレビュー一覧を見る
登場人物の心情が、最近は少しわかるようになってきました。とくに、自分が大好きな登場人物以外の人たちが。同じ本でも年齢が高くなると、読み方も変わってくるからおもしろいです。
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投稿者:ニャ - この投稿者のレビュー一覧を見る
主人公らしき人に転機がおとずれます。
現実でもそうですが、TOPの強制交代で組織は変わるものです。ただウチの会社は違うかも・・
書籍・旧アニメ・新アニメ・漫画と見ましたが原作の書籍に勝るものはありません。
著者の他作品であるタイタニアやアルスラーン戦記と異なり最後まで読むと??ということもありません。
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専制君主と民主主義、どちらが理想の政治体制か・・・SFという体裁をとりながらも、そういうことも考えさせられます。20年前に書かれた作品ですが、今読んでも面白さは損なわれていません。ヤンの死を迎えて、物語は佳境を迎えます。
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フレデリカの「りっぱなんかじゃないわ。民主主義なんて滅びてもいいの。
あの人が、私の傍で半分眠りながら本を読んでいてくれたら」のあたりで号泣。
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所持しているのは、初期にカッパノベルズから出版されたもの。1989年にこの小説に出会い、色々な意味で影響を受けました。
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なんだか、とてつもなく大きなものが終わったと思った巻。永遠だと思っていたものは、こんなにもあっけなく消えてしまうものだったんだと愕然としました。
この小説の主人公が、時々誰であるのかがわからなくなります。ラインハルトに、余りにも濃い暗い影がまとわりついているのが、たまらなく恐いです。
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ヤンが亡くなってしまう衝撃の巻。
個人的にはファーレンハイトの戦死の方がショックでしたけども。
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さすがにこの巻は切ない。読むのがつらい。
それにしても、そのときに、「彼がこれまで流してきた血の量にくらべれば、ささやかなものであったが」と書き込む作者の非情な視線はどうだろう。すばらしい造形をしながら、その人物像にのめり込まない視点は、まさに歴史を見る視点であり、だからこの大河ドラマの説得力があるのだと思う。
2008/5/5
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物語最大の見せ場が第八巻。
ヤン最大の魅せ場であり、戦場を設定し、自信の策略をめぐらし、人的にも物的にも圧倒的な皇帝ラインハルトに挑んでいく。
そして、その結末は!?
あらすじ
マル・アデッタ星域会戦によって、皇帝ラインハルトはイゼルローン要塞を失陥した。「してやられたか、またしてもあの男に!」。自由惑星同盟のヤン・ウェンリーの奇略にしてやられたのだった。宇宙暦八〇〇年、新帝国暦〇〇二年の四月二日夜、ラインハルトはふたたびイゼルローン回廊へ征服の一歩を踏み出した。すでにメックリンガー提督はき下の艦隊を率いて布陣し、ヤン一党の背後を扼している。回廊の前後には壮大な包囲の網が完成していた。両軍とも胸中に最終決戦の炎を燃やしていた。気宇壮大に描く書き下し第八巻!
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本当に哀しい……2回目だけど、やっぱりまた泣いてしまった。
亡くなった途端に歴史上の人物になってしまって、何故だかそれがまたとても寂しい。
もしヴァルハラがあったら、ヤンはパトリチェフとブルームハルトに苛められてるんじゃないだろうか、折角命懸けで守ってやったのに、なんだよーって(笑)。……是非そうであって欲しい(涙)。
それに帝国側も随分寂しくなってしまって。
でもまだまだこれからなんだよね。次も辛い巻だ。
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ついにヤンが斃れました。それも戦闘でではなく、地球教狂信者のテロによって!
それにしても、都合よくラインハルトが病気になりますね。
物語中には、「ミッターマイヤーとロイエンタールは再び見えることはなかった」と、今後の展開を予測させる記載がありますね。
新領土総督となったロイエンタール。イゼルローンに共和制の残滓となったユリアンとフレデリカ。
物語最終盤へ、いよいよ怒涛の展開です。
星雲賞
風は回廊へ◆春の嵐◆常勝と不敗と◆万華鏡◆魔術師、還らず◆祭りの後◆失意の凱旋◆遷都令◆八月の新政府
著者:田中芳樹(1952-)
解説:波多野鷹(1967-)
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ラインハルトは万歳の声と共にハイネセンを出発しイゼルローンへ向かう。ラインハルトの頭にはヤンのことしかなく、この戦闘をヒルデもミッターマイヤーもロイエンタールも支持してはいなかったが皇帝に従い各々最善を尽くす。イゼルローン回廊にて常勝と不敗の最後の闘い。初巻から名前を連ねた武将たちが次々と墓誌に記されてゆく。今まで通りその様子が淡々と記録されてゆく。それがゆえに誰の死をも淡々と受け入れることができた気がする。次はロイエンタールの物語になるのだろうと予測。
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アニメをすべて観たうえでどうしても小説が読みたく
なったので、入手しました。
あらすじは、あまりにも有名なので割愛します。
このシリーズを読み出してまず思ったことは・・・
登場人物の台詞が自分の頭の中で、アニメの
声優の声に置き換わっているということ。
さらに読み進めていくと、細かな描写や事件に差異が
あるものの、ほぼアニメと同じ(正確にはアニメが小説と同じなんですが・・・。)
ここまで、忠実に再現された映像ものって珍しい。
(私が観た中なので、忠実に再現されたアニメ・ドラマは多いかも知れませんが・・・。)
忠実に再現されたアニメだとしても、やはり、描ききれていない部分ってのもあって、
小説を読み終えると、腑に落ちなかった部分が補完されて、非常にすっきりしました。
それにしても、映像化したスタッフの執念を感じました。
よほどこの小説にほれていたんだろうなぁ~。
惚れ込むほどの仕事をしてみたいものです。