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  • カテゴリ:一般
  • 販売開始日:2013/02/01
  • 出版社: 新潮社
  • ISBN:9784101005010

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痴人の愛

著者 谷崎潤一郎 (著)

きまじめなサラリーマンの河合譲治は、カフェでみそめて育てあげた美少女ナオミを妻にした。河合が独占していたナオミの周辺に、いつしか不良学生たちが群がる。成熟するにつれて妖艶...

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痴人の愛

税込 737 6pt

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商品説明

きまじめなサラリーマンの河合譲治は、カフェでみそめて育てあげた美少女ナオミを妻にした。河合が独占していたナオミの周辺に、いつしか不良学生たちが群がる。成熟するにつれて妖艶さを増すナオミの肉体に河合は悩まされ、ついには愛欲地獄の底へと落ちていく。性の倫理も恥じらいもない大胆な小悪魔が、生きるために身につけた超ショッキングなエロチシズムの世界。

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みんなのレビュー560件

みんなの評価3.9

評価内訳

紙の本

耽美主義の勾玉的作品

2003/10/25 02:23

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ぎっちょ - この投稿者のレビュー一覧を見る

待ってました。
という言い方はおかしいけれど、読書暦の浅い私にとってこれほどセンセーショナルな作品はありませんでした。
『恋愛』や『性欲』『嫉妬』といった数知れない男女間の感情を歪ませながら、一人称で語られる主人公・譲治の狂おしい愛欲の世界。
そこにある種の美しさすら感じてしまった私は谷崎マジックに完全に魅了された一人なのでしょう。
けど、この作品って女性に理解できるんですかね?(と、いうか今まで聞いた女性の感想は『譲治って馬鹿じゃないの?』の一点張りでした…)
私自身は譲治の世界に近い感覚というのを覚えます。この本を読んでいる最中もそうでしたが、自分の理性の一線を画す女性の存在がこの世に存在するということ。自分の今までの『生』を否定するかのごとく現れる絶対なる『性』の存在。貪りながらどこまでも溺れゆく。
まさに馬鹿、まさに痴人ですね。破滅的といわれりゃそれまでなんですけどね…
それほどの魅力を持った女性『ナオミ』。もうそんな女には出会いたくないです。

さて、この作品はいくつか映画化されていますが、オススメは1967年大映株式会社からでている
 『痴人の愛』
 監督 増村保造
 ナオミ 安田道代
 譲治 小沢昭一
 です。それでなんと慶應ボーイの浜田が田村正和です。若っ!!!
ただ、自分の『ナオミ』像を満たすことには映画では限界があると思いますのであしからず。けど譲治の異常さはよく表現できていると思います。

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紙の本

異性との付き合い方や欲望の輪郭があいまいになってきた現代人に再び問いかける作品

2006/11/22 17:47

5人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:レム - この投稿者のレビュー一覧を見る

 突然きれいな小鳥が飛んできて、鳥かごに入れて飼うことにしたとする。
それも自分ひとりだけの秘密なのだ。
教えるほどになつき、指先や肩に乗る。朝な夕なにこれを眺め、きれいなさえずりを聞く。
なんと心が和むことだろう。
ましてやこれが小鳥ではなく、美しい15歳の少女であったら・・・。
しかも何でも自分の思いのままになる少女だったら・・・。
 この物語は、少女ナオミと一人の男、譲治との出会いから始まる。始めは鳥かごに入っていて、自由になるはずのナオミだったが、すぐに蠱惑的な子悪魔に変身し、やがてその素性や本性が露わになっていく。
 ナオミ・・・。単なる淫婦なのか、いや、もっと質の悪いサソリのような女なのか、それとも天衣無縫の天使の降臨か。彼女の微笑みは、性の前に跪く男性諸氏への冷笑か・・・。
 大正時代の日本にナオミズムという現象まで巻き起こした原点がこの一冊である。
 譲治は、性的な肉体としてのナオミを、そしてナオミという理想の女性像を手放したくないがために、精神的にも服従し、経済的にも身を持ち崩してまで彼女を追い求めていく。確かに彼は、マゾヒズムと呼ばれる状態に陥っていると言えよう。しかし、文芸評論家の磯田光一氏が、「何ものかのため自己を隷属させることによってこそ、はじめて自己を確認できる」と評したように、欲望の先の彼岸は己の姿であり、もしかしたらこれは究極の自慰行為が綴られた小説なのではないだろうかと思うのである。ここに、マゾヒズムそのものを目的とする行為とは決定的な違いがあると思う。
 そしてこの小説のもうひとつの面白みは、登場人物はさして文化的ではないにもかかわらず、非常に教養にあふれている言葉や文章が、所々にキラリと繰り出される事だ。つまり、この小説の中での語り部が譲治であると同時に、早熟な作家として世に出た教養人、谷崎潤一郎の独白とも受け取れる。
 谷崎が、39歳の時に書き上げたこの小説「痴人の愛」は、異性との関係のあり方や欲望の輪郭があいまいになってきた現代人に、時代を超えて再び問いかける一冊だろう。

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紙の本

ナオミにもモデルがいるらしい!

2019/10/27 22:18

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

世間的には谷崎潤一郎が大正時代の低迷期を脱出した記念碑的作品と評価されている。私はこの文豪の最高作は「細雪」(というよりは日本の文学作品の中で)と思っているので、どうしても比較してしまうのだが、もちろん最高級の作品であることは間違いない。妻を他人に譲るというとんでもない話「蓼喰う虫」は実話をもとに描かれているということには驚かされたが、この作品に出てくるナオミにもモデルがいるということにも驚かされる、この人の女性観って、どうなっているんだろう。作品を読み進めていって思えたのは、どうしてこんな女とすぐに分かれないんだろうということだったが、そうだろうな別れられないだろうな、他人から「あんな女、売春婦と同じじゃないか」って罵られても、好きになったらどうしようもないものなとも思ってしまう

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紙の本

無邪気な女の持つ、サディズム。優しすぎる男の持つ、マゾヒズム。

2002/07/15 17:07

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:大空アゲハ - この投稿者のレビュー一覧を見る

■なかみ■ 
◎この本に出てくるのは、「少女とおじさん」。
◎ナオミと譲治。これが主人公。

    *

◎電気工場で働くサラリーマン譲治は、15歳のナオミをカフエエで見かけて以来、漠然と、この娘を立派に育ててやりたいと思いはじめる。しばらくしてから、その願いを叶えるべく、彼女を自分のところに引き取って、ふたりで暮らすようになる。

◎一流の女しようと思って、ナオミに英語を習わせたものの、いっこうに上達しない。無駄遣いはする。服はたくさん買う。買ったら買ったで気に入らないものは、そこら辺に放り投げておく。掃除はしないし、わがままを言う。料理もろくにしない。性格に女らしいところがひとつもない。

◎しかし、体だけは成長するにしたがって、美しさを増していく。そんなナオミの言うことを、なんでも聞いて甘やかす譲治。初めは、ナオミを大切にしたいという、暖かい父親のような思いから、次第にどうやっても離したくない、狂おしいまでに思う気持ちに変わっていってしまう。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
   
 ■読んでみて■

◎ひとの感情は、昔からひとつも進歩してない。不思議です。

◎かの某有名作家がある小説の中で、こう言ってました。「人間は、誰しもどうしようもないアホな部分をもっているんだ」。まさに、これでしょう。人間の、どうしようもないアホな部分がよく現れている小説だと思います。

◎さて、ナオミは、譲治さんの思いどうりに成長したのでしょうか。続きは、読んでみてからのお楽しみです。
 

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紙の本

主人公が愚か。

2021/01/26 17:49

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:nako - この投稿者のレビュー一覧を見る

15のときから育てて、我儘し放題を許し、ナオミを妻にした主人公。だんだん、ナオミの言うがままになり、翻弄されるさまは哀れとしか言いようがない。男は愚かなものだな・・・と思った。

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紙の本

昔読んだ本。

2019/04/25 10:14

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:すぱこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

表紙買いしてしまった1冊。
けっこう長い小説だったんだと、実感。

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紙の本

蟻地獄のよう

2017/10/22 22:08

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:L - この投稿者のレビュー一覧を見る

ナオミから抜け出せなくなる譲治は蟻地獄にはまってしまったような感じがした。ナオミのような女性はいるかもしれないけれど、譲治のような男性は現実にいるのかなぁ?

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紙の本

自業自得、因果応報。

2002/07/14 23:27

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:凛珠 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 さながら源氏物語で光源氏が紫の上に行ったように、美少女ナオミを自分の理想の女性に育て上げ、挙句には妻にしようという目論見を達成させる主人公・譲治。物語は譲治の語りで進んでゆく。始めはナオミを育てる立場で彼女よりも上に立っていたはずの譲治だが、ナオミが成長して妖しさを増すごとに、二人の立場は逆転してゆく。ついには譲治はナオミに屈服する愛欲の奴隷となっていた……。
 何とも愚かな男の物語で、耽美というよりも滑稽な感じだ。元はといえば、一人の人間を己の意のままにしようという譲治のエゴイズムに端を発しており、自業自得、因果応報、自分で撒いた種である。一方、譲治の女王で美しい妖婦・ナオミも、男たちからは「口に出せないような渾名」を付けられており、どっちもどっちといった感じ。二人の痴人の物語だ。

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紙の本

わかっているけどやめられない…

2001/03/24 13:22

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ポンさん - この投稿者のレビュー一覧を見る

 13歳年下の悪女ナオミに、主人公譲治は、まんまと騙され、翻弄される。そして、ついには身の破滅も免れないほどに堕ちていくことを自ら知りながらも、彼女の愛欲の奴隷となり屈服していく…。この話の筋はあまりにも有名だが、話の筋だけ聞いた限りでは、誰もが、譲治ってバカだよな、と思うのではないだろうか。
 しかし、実際読んでみると、それは安易な感想に過ぎなかったことが分かるはずだ。わかっているけれどやめられない…。理性に従おうとしながら、ついに抗いがたい力に屈する譲治の苦悶は、です、ます調で語られる。また、読者への呼びかけが頻繁に用いられることによって、こうした葛藤は私たちにも決して無縁なものではないことが示唆されていると言えるだろう。

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紙の本

ヤバい女とヤバい男

2020/11/28 14:03

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:あかぴ - この投稿者のレビュー一覧を見る

ヤバいっすね、この女。
読んでて腹立ちます。
男も男です。

いわゆるサディストとマゾヒストの関係なんだと思いますが、でもちょっと思います。自分にもこんな主人公の女や男みたいな一面があるのかなと…終始腹立つんですけど、読み終えたあと、そんなことを考えて妙に自分のことが怖くなりました。

谷崎潤一郎作品、とても恐ろしい。

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紙の本

愚か者の恋

2019/01/02 09:20

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:chieeee - この投稿者のレビュー一覧を見る

一言で言えば「愚か者の恋」。
昔の話だけど、今現在でもありそうな話ではあります。
お金目当ての女性(少女?)とちょっとリッチなサラリーマン。
離れなくてはいけないと頭では分かっていても、好きだから離れられないし、他の人に取られたくない。
身も心もお金も吸い取られていく様を見ていると、はよ目覚ませーーー(^_^;)と思いながら読み進めた。
昔の作品ですが、かなり読みやすい。
女性と男性では感想が違いそうな作品でもあります。

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紙の本

二人の痴人

2017/11/13 15:10

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:雄ヤギ - この投稿者のレビュー一覧を見る

題名にもある「痴人」は、ナオミなのか譲治なのか、この解釈は人によって別れるだろう。多くの男と交わり、それを隠そうとしないナオミと、それを知りながらナオミに執着する譲治、自分はどちらも痴人なのだと思う。

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紙の本

どう仕様も無い堕ちていく性

2003/01/13 04:25

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:悠夜 - この投稿者のレビュー一覧を見る

堕落する人間は世の中に少なくない。
酒に溺れる人、ギャンブルに人生まで賭ける人、仕事をする毎に借金が増え行く人、異性に惹かれ身を滅ぼす人。
最初は至って理性的なのに、いつの間にか理性よりも肉体が、欲望が、後ろを振り向かなくし、恥も外聞も無く、ただひたすらに追い求めるケダモノに成り下がる場合がある。
そう、この本の主人公も恋し、惹かれ、いつしか、育てた少女の虜となってしまったというお話なのです。
勤勉で真面目で奥手な主人公、河合譲治はナオミという少女に会って、小さな、しかし、少し偏った十分な幸せを手に入れる。
それは多くの人が、あぁであったなら、こうであったなら、と云う祈りにも近いものから端を発し、それが歪んでいく様、どうあっても抗いがたい魅惑に理性が曲がって本末を転倒させられていく所は人の弱さをよく捉えていると思う。
ナオミは馬鹿ではあるかもしれない、が、とても賢く、狡猾で、尚且つ、とても自分の愛らしさというものを知っているのだ。きっと、これは女性の魔性なのだろう。
もし、僕が親になって子供が男の子なら早めに読ませたい、こんな女には捕まるなよと、もし、女の子ならできるだけ読ませたくない、そんな女にはなって欲しくないから。
この本は読んだ人の世界に少し違った視点をもたらしてくれる本だと思う。
一読アレ

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紙の本

ナオミという麻薬。

2002/07/10 17:24

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:むつき ジン - この投稿者のレビュー一覧を見る

 愛情とは時に諸刃の刃となり、人を狂わせる。その典型と言うべき男女の姿を鋭く書き出したのが、本作「痴人の愛」である。
 悲劇は主人公河合がナオミの精神的成長を断念したところから始まる。河合にひたすら甘やかされ、倫理観念を忘れたナオミは、天性の肉体美も相俟って「魔性の女」へと変貌を遂げ、河合自身もナオミという麻薬に溺れてゆく。
 奇麗事だけでは済まされない男と女の関係。それを主人公の独白と言う形式で描いたことで、読者により破壊的な印象を与える。また、直接的な表現こそないものの、全編通して漂っているエロティックな雰囲気が独特の世界観を生み出している。
 知性や気品のかけらもないナオミが「痴人」であるのか、悪魔と分かっていながら逃れられない主人公が「痴人」であるのか。ぜひ一読し、考えていただきたい。

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2004/09/28 21:37

投稿元:ブクログ

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