薔薇シリーズその6
2012/07/06 23:04
14人中、12人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:はにーとーすと - この投稿者のレビュー一覧を見る
あぁ、終わってしまいました。
夜光さんの本領発揮、というシリーズでしたね。楽しかった。
シリーズ全6巻、長いようであっという間でした。
様々な謎が一気に解決です。
ネタバレしちゃうのでいろいろレビューするわけにはいきませんが・・・
お話の最後、見開きページに奈良さんによるイラストがあります。
未来想像図です。それがすべてを物語っています。
大円団です。
最後まで掴めない人だなぁと思ったのがマリア。
とっても不思議な人でした。
三人での絡みが苦手という方やバトルものがイヤだ、ましてや吸血鬼?ゾンビ?気持ち悪い・・・
という方々にはこのお話はオススメできません。
が、そういのを踏まえたうえで読まれるのであればシリーズ全部まとめてお読みになることをオススメします。
前作の薔薇の守護と今作、薔薇の誕生の二冊についている応募券で
完成記念の小冊子に応募できますよ。
どんなお話になるのか、今から届くのが楽しみです。
夢中になってしまった
2015/11/30 10:37
3人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みお - この投稿者のレビュー一覧を見る
久しぶりに夢中になってしまったので、ぜひレビューを。
全6巻のため、ちょっと中だるみがあるかも?と思っていたのですが、ぜんぜんそんなことはなく、最後まであっという間でした。
最後は好みから外れてしまいましたが、この終わり方は好みが分かれる所。
俗に言う「続きが気になる!」というやつです。
ああ、続きが読みたい。
番外編でも何でもいいので!!
それ以外はよかった。
ウジウジ系や、ちょっと頭の足りない子系は嫌いなのですが、この作品の主人公は悩みながらも強く成長し、周りも愛に溢れた感じでした。
お薦めのシリーズです。
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投稿者:Sota - この投稿者のレビュー一覧を見る
悲劇のラストでも良かった気がしますが、これはこれで良かったのかもしれません。
実際、レヴィンとラウルが啓の血を飲んで起こった変化を考えると、こういうラストだったんだな、って思います。
ただ、エリックとアダムが似てたのはなぜか、最後まで分からなかったのですが、私が気付かなかっただけで、どこかにヒントはあったのかな?
薔薇シリーズ最終巻!
2016/06/29 19:26
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:沢田 - この投稿者のレビュー一覧を見る
面白かった!
大好きなシリーズだったので、完結を見届けられた満足感とこれで終わりなのだという寂しさが同時に押し寄せ胸がいっぱいです。
夜光花先生の作品はBL抜きにしても、ストーリーが面白くてすごいなぁといつも思います。
「全ての命には終わりがなければならない」には全面同意ですね。
そしてその答えに辿り着いた啓の苦悩や葛藤や決断には説得力があり、だからこそ最後の最後までどうなるのか目が離せませんでした。
全編通して父エリックの底知れぬ完璧ぶりと母マリアのつかみ所のなさも魅力的でした。
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いい終わり方でした。やっぱり、どちらかを選ぶでは無いんですね。でも、積み残しとか後日談とか物足りなさは山盛りです。何故アダムが房枝を殺さなかったか、マリアの心のうち、ギルバートの行く末、薔薇騎士団の十年後、もう1冊ぐらい追加欲しいぐらいです。
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口絵は見ないでください! 本文読み終わるまで見ないでください!
自分はネタバレになるから見るな!と言われて見ずに読んで、
読み終わってから、最初に見なくてよかったと心から思いました。
最後の戦い、みんなボロボロ。
でも、でも…!
感動しました!いいお話でした~(*´∇`*)
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まず口絵を見たらネタバレになるらしい、と情報をもらったので絶対見ない!と心に決めて読み始めました。
前半の苦しい戦いでもう幾度となく心が折れそうになって、それが半分くらい続いてくると、あと半分で本当にハッピーエンドで終わるのだろうかと不安になり、啓が死にそうな時はああやっぱ死にオチ!?ともう読み進めるのが怖くなるほどでした。
シリーズ最後なのに何故「誕生」なのだろう?ってずっと思ってたんですが、ラストでようやくわかりました。
結局、啓はどちらを選ぶでもなかったけれどモヤモヤ感はなく、すっきり終わる事が出来て良かったです。(もちろんいくつか気にはなりますが)
なにより私の好きな3pがあったのが一番かな(笑)
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長いお話が終わりました。
全六巻の最終巻です。
冒頭から啓の父であるエリック.クロフォードのレヴィンに宛てた手紙は衝撃的な内容でした。
優しい語りであるのに今はこの世に居ない自分(エリック)から生きて啓の守護者として傍に居るであろう忠実な友レヴィンへの残酷な手紙。
それから舞台はシャーラの屋敷の地下にあるカタコンベの扉へと向かいその異空間での体験も異質な物でした。
三人が三人とも触れたくない事実を目の当たりにしてあれで終わりなのかという感じで扉を後にします。
果てしなく繰り広げられるアダムとの戦いに敗れ、シャーラの屋敷を奪われますが啓も二人の守護者ももう一度幽玄の間へと忍び込みます。
その時にエリックから送られた三人の指にはめた指輪が光りだして。。。
最後にアダムを倒す瞬間まで皆の結束や苦悩を感じながら戦い、やっと終焉を迎えた本当に読み応えのあるファンタジーでした。
最後の瞬間、どういう気持ちで死んでいったのだろうか、アダムは。
アダムの過去を知れば冷酷非道な極悪人だったとしても少しだけ気持ちが揺らぎます。
啓の母、マリアは理解し難い性格でしたが母は母なのです。
今でも未だエリックラブなのです♡
レヴィンを助ける時にエリックの伝言を伝えてくれたから助けてあげると言うのもマリアらしいですね。
最後に「薔薇の誕生」の意味が分かります。
見開きの奈良さんの絵、あり得ない状況があってしかも情熱の赤で三人が幸せそうで感動でした☆
レヴィンと啓とラウルが同じベッドで笑っているってあり得ないですよ?
お話の中でサンダーがお見合いする場面があったのですが手違いがあって犬種に差があり駄目になったと思っていましたら最後の見開きにパパになったサンダーと子供達が描いてありびっくり!?
あのマルチーズちゃんがママでした(笑)
子犬もサンダーに似ていたりママ似だったりと可愛いのです〜
裏表紙は愛を誓い合っている様なエリックとマリア。
海の泡の儚さが切なさを誘いました。
薔薇シリーズは奈良さんの素敵なイラストと共にありましたが、最終巻は薔薇シリーズの中でも素晴らしい絵が全てに散りばめられていて本当に嬉しかった。
長い長いお話。
この夏、静かに全巻を心ゆくまで読み貪ろう。
*「薔薇の守護」「薔薇の誕生」二冊の応募券と500円の定額小為替で小冊子全サ応募できます〜
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長いシリーズで、最後どうまとめるんだろうと若干心配だったのですが、綺麗に終わったので最後まで読んで良かったなぁという感じです。
最終ページの見開きイラストが素敵。
サブキャラクターも多く、吸血鬼バトル?ものですがBL的萌えポイントはきちんと押えていて、今回も3Pに萌えました。
これで物語は決着がつきましたが、3人のお話はまだもう少し読みたいような…。
全サの小冊子を応募したので、ラブいちゃする三人を期待したいです。
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シリーズ6作目の最終巻
総評としては★4.5弱かな
なんだかんだでレヴィンが好きでした!陰気な所がたまらんww
ラウルも好きだけどね
ラウルが「マンマ」「パーパ」って言うのに萌えました
最後、レヴィンの「やっぱりお前が、俺の運命だった」ってセリフで泣いた…
個人的にはハッピーエンドじゃなくても良かったんだけど、この作品はこういう終わり方で良かったんだなと思う
読後感も良かったし、ボリュームあって読み応えありました
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終わってしまいました……。
心配してた黄金則ラスボス戦もなく、バッドエンディングでもなく。
伏線回収がいくつか出来てないという点で★4つかどうか迷いましたが、
心が堪らなく温かくなるラストだったので、★5つです。
三角関係は大概どっちかが涙を飲むのが定石ですが、今回は大満足。
大人の余裕を見せるようになったラウルが格好いいです。
とはいえ、レヴィンのあまりに切ない過去からのラストへの流れが神
がかってて、最後はレヴィンが全部もってっちゃった感ありますね。
物語の冒頭とぴたりと繋がり、涙腺に来ました。
1巻から購入してて完結まで読まずに我慢してて正解でした。
読まないまま小冊子だけはしっかり応募しといて、これまた正解。
是非とも残った伏線回収と、3人のラブイチャを読みたい……。
最後に口絵を見ると、何だかもう熱いものが込み上げてきます。
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ずっと手付かずだった作家さん。
お借りして全巻読破後、あわてて自分でも手にいれたほどお気に入りとなりました~!!
夜光さんは短編より長編の方がおもしろいんだな。きっと。
3P苦手でしたが、こんなに愛のあるものならドンとこいです♪
吸血鬼とか、薔薇騎士団とか、もう耽美な用語目白押しなのに、そういうものが苦手だとずっと嫌厭してたのが嘘みたい。
もっと早く読めばよかった・・・。
現代ものだとずっと思ってなかったのも食わず嫌いのひとつだったかも。
もしまだ読んでない人がいたらぜひ!
ゲームの世界観です。
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薔薇シリーズ6冊目。最終巻。
終わったーー!終わってしまった。
すごかった。引き込まれたファンタジーBLだった。
最終巻はエリックからのレヴィン宛の手紙から始まり
ラウルの過去、レヴィンの過去、そして啓の過去。
それぞれの悲しい過去の描写もあり
最終巻だって事をより際立たせてたような(^_^;)
そして戦闘シーンが多い多い!
最後の山場、アダムとの戦いは読んでいてハラハラ^^;
人間としてラウルとともに生きていくのか、不死者となってレヴィンとともに生きていくのか…
苦しい判断に啓は最後まで悩むが
このようなラストになるとは!
薔薇シリーズ。本当に素晴らしいストーリーで
最後の最後までハラハラドキドキでとても楽しませてもらった。
ラストのイラストにはウルウル。