商品説明
理不尽な暴力を躱すために、絵本作りを始めた中学生の男女。妹の誕生と祖母の病で不安に陥り、絵本に救いをもとめる少女。最愛の妻を亡くし、生き甲斐を見失った老境の元教師。それぞれの切ない人生を「物語」が変えていく……どうしようもない現実に舞い降りた、奇跡のようなチェーン・ストーリー。最も美しく劇的な道尾マジック!
著者紹介
道尾秀介 (著)
- 略歴
- 1975年生まれ。東京都出身。「龍神の雨」で大藪春彦賞、「光媒の花」で山本周五郎賞、「月と蟹」で直木賞を受賞。
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紙の本
道尾氏ならでは
2016/01/13 03:00
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投稿者:テラちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
簡単に紹介すれば、絵本をめぐる三様の物語。いずれも孤独な登場人物に惹かれる。中学生の男女が絵本作りを始める序章は、いささか分かりにくいが、じっくり読み進むと道尾氏ならではの世界が見えてくる。読後感は爽やか。