電子書籍
H.N
2024/03/26 01:45
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:nico - この投稿者のレビュー一覧を見る
"Piece"
まさにパズルのピースがひとつ、またひとつとつなぎ合っていく様に物語がひとつの物語に収束していくのが見事です。
知りたい、という欲求がこれまで恋の相手であったり、親の子どもを思う気持ち、死んで帰らぬ人への残された側の悔恨と慰めの思いからという部分に加えて新たに研究として、知識欲としての好奇心という人が持つ知りたい欲求の種類をこうも絡めて提示してくる手腕に圧倒されます。
紙の本
知らない世界
2021/11/30 11:08
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ヒグラシカナ - この投稿者のレビュー一覧を見る
結構な年齢を重ねても、知らない事
想像つかない事ってたくさんある。
今巻の成海くんと母親の関係はまさにそれ。
誰かのことをわかったつもりになってはいけない・・・
この作品を読むと、あらためてそう思える。
電子書籍
成海の過去
2017/04/22 17:46
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:pope - この投稿者のレビュー一覧を見る
成海の過去。
成海の母親がこえー。
なんとういかマッドサイエンティスト系?
ただここまでくるとちょっと現実離れしすぎな気も・・・
投稿元:
レビューを見る
少女漫画は少年漫画よりも登場人物の心理描写に重点を置くことが多い。が、この作品はその中でもピカイチ。
必要な役者は登場し、重要な謎も片鱗を見せかけている。
次の巻からはより面白くなること間違いない。
投稿元:
レビューを見る
注目度急上昇中!全く新しいサスペンスラブストーリー
今、各方面から問い合わせが殺到中の、全く新しい「サスペンス・ラブ」。
「砂時計」が大ヒットした芦原妃名子氏の連載作、注目の最新刊です。
19歳で病死した高校の同級生「折口はるか」。はるかが生前、妊娠・堕胎させられていたという「元彼」を捜す主人公・水帆。その中で、高校時代惹かれた「成海皓」と再会するが、彼とは苦い思い出が。心理学者の母親に実験材料として管理・観察されて育ったという、壮絶な成海の過去を知ってしまって以来、ずっと避け続けていたのだ。「もう一度成海と向き合う」と決めた水帆だが、「はるかの元彼」=成海 という疑惑が強まる中、成海は水帆の前から姿を消してしまう。そして、「成海の片割れ」が存在するという衝撃の事実がわかり、水帆の脳裏についに真実の「はるかの元彼」の姿が浮かび上がるのだが…!?
投稿元:
レビューを見る
はるかの元彼への情報が切れてしまった、水帆たちですが、探し出した美術部員の情報から、はるかの元彼が成海の兄である可能性を見出します。
以前成海と一緒に行った茨城で、成海の兄比呂の家にたどり着きます。成海の家と全く同じ外観、間取りってところに、成海母の異常な研究心が伺えます。
結局、比呂には会えませんが、水帆と矢内先輩は、成海母に会うことに。水帆のことを知っている成海母ですが、そういえば成海家には監視カメラが山とあったような?あれで見てたんですかね。
比呂がはるかの元彼であるかどうかの確認のなか、礼美からの電話を切ってしまった水帆ですが、なんか友達なくしそうですね。
まあ、私は礼美みたいに、忙しいと言っているのに、そんなことよりって話を進める人、嫌いですけどね。
投稿元:
レビューを見る
新しいパズルのピースがまた見つかった。
成海は双子だった。成海は弟で双子のお兄ちゃんがいること。
家政婦のおばさんから明かされる新たな真実。
んー、ますます面白くなってきました。
成海のお兄ちゃんの住所を見つけて会いに行くことに決めたんだけど
これがあの1巻と繋がってるとはねぇ。
私も昔から自分の考えを人に伝えるのが苦手でした。
どちらかというと内で解決してしまう。
そういうのって本当はよくないんだろうなぁ。
難しくてもちゃんと「伝える」ことは大切だ。
そしてついに出てきた成海ママ。
比呂は何処へいったのか?
そして、成海はなぜ卵を受け付けなくなったのか?
まだまだ謎は深まるばかりだけど、着実にピースは揃い始めてる。
投稿元:
レビューを見る
人の感情を読み取るより、自分の本当の感情を読み取る方が難しい、と私もよく感じる
すごく水帆に共感できる
水帆が人と関わることで少しずつ変わっていく、それがすごく面白いし、嬉しい。
投稿元:
レビューを見る
台灣6/30終於出了~~~~
我6月初就預購了說...竟然事後延遲出版...害我訂單上的其他書也因此拖到orz 唉,不過有繼續代理就謝天謝地了!畢竟是這麼冷門的作品XD
===========
新角色上場了XD 竟然是成海的哥哥XD 舊的(?)成海是成海皓,新的是成海比呂,說縮寫都是H.N. 不知道日文是怎麼唸的。
七尾太太這集和水帆真是要好。成海皓知道七尾太太是要跟水帆說哥哥是事情吧。失蹤的原因是~想主動去找比呂?
這集禮美最後被掛電話我覺得是活該@@ 對方都很匆忙的說沒時間不方便,接起來道歉已經很不錯了。要是我會直接按靜音拒聽。要道歉的應該是禮美。在不對的時間打擾別人,還絲毫沒有歉意,甚至白目的繼續說聯誼的事。假如水帆事後道歉,也只是形式上而已。若禮美不接受,那我覺得這個朋友可以當成泛泛之交就好了...。 (因為畫面上好像刻意營造:漸漸懂得關懷別人的水帆為了成海作出不該的行為@@)
最後一兩面~比呂看起來更是裡外不一呢XD 重點是成功的瞞過心理醫生的母親...!?
=============
【2011.7.10】
終於收到我買的那本...金石堂花了一個多禮拜才出貨,效率真是越來越差。6月底剛出版時我在兩間租書店架上都看到了,所以也租過了。唉,多花了一次租金。
另,很高興長鴻出版社的編輯有回應,因為翻譯上需要更仔細斟酌,所以比較晚出版,還說這部一定會繼續代理下去~那就好~期待下一集!!
【2011.11.16】臉書討論備份。
>>對了你那四本我妹也看了。他說『這也太沈重了,很不討喜耶』
<回憶的碎片>這部選的是冷淡被動的女主角,與玲瓏風流的男主角,在少女漫很少見呀!因為那種男性通常會被女性讀者討厭,大多都是當配角使用(←用來彰顯外貌普通的女主角仍有魅力,而不是第一男主角看她可憐XD) 被動的女主角難以帶動劇情,且無法發揮治癒系功能感化群眾XD 所以我才覺得這部很難得。
因為是男主角,可以用更多篇幅深入分析,而不會用「那種人就是這樣嘛」一句話混過。作者從其他人、男性、女性角度、與成海自己,多方向分析。用報紙來說就是採訪了各界人士XD
女主角水帆Vol.1參加折口葬禮時,說自己只是冷靜的看,但一滴眼淚也掉不出來。我參加大學朋友葬禮時也是。不是我不感到悲傷難過。 通常動漫畫女主角都要比常人更有同理心,比受傷害的人更快的流出淚來,讓受傷的人感動:「啊~妳怎麼哭了~」 因此看到水帆這樣的表現,我反而覺得受到治癒了。
>>大概是那種跟大家都合得來卻沒有核心朋友的人?
應該是相反吧!和全班沒有很熟,但有常往來的一些朋友。
不會刻意主動交朋友,但在順利生活的範圍內(如上下課、一起吃飯等)有同行者。不會對自己朋友數量感到有問題。(畢竟本來就不想多交朋友XD) 跟班上同學不會多熟,但也不交惡。就算知道班上有霸凌,但不會欺負對方也不會插手。總之,就是維持自己生活平順XD 因為我就是這樣XD
>>不過既然願意調查陌生人,為何連朋友的手機都不打呢?
就像禮美說的,要有「原因」呀!Call以前同學是為了調查折口事件,但沒事不會打電話聊天。這點我也很感同身受XD 我以前從來不知道為何要多說「廢話」,沒事打電話找朋友聊天簡直是天方夜���@@(相反對照:高頻率地在臉書上發沒頭沒尾的討拍文XD)(←不願多講事由,又希望別人安慰他~)
>>對男主角的開脫
與其說是開脫,在我看來只是「解釋」而已@@ 聽完解釋後也不會喜歡上成海。
>>男女主角的劇情
若當成海與水帆的愛情故事來看會很囧吧XD 我對他們之間的發展並不太感興趣XD 主要還是折口(和比呂!?)到底是怎樣(這事件解決後這部應該可以完結了吧XD),再來是成海這隨性的死小孩被趕出家門後會怎樣XD
水帆在Vol.4那麼關心成海我還有點失望XD 唉~沒希望他們在一起呀。但水帆不主動出擊,成海那部份的劇情就不用演了XD
投稿元:
レビューを見る
人と関わりたい。
その欲求が無ければ、人間関係は構築されない。
社会は成立しない。
分かりづらさはあっても、
大抵の人間はそういうもんなんだよなぁ。
しかし、本当に成海が何を考えてるのかわかんないように書くのが上手すぎる。
投稿元:
レビューを見る
成海に惹かれ、関わろうと決めた水帆は家政婦の七尾から、成海の兄・比呂の存在と成海の母親が行っていた”実験”について話を聞く。人が環境によってどう変わるか。そのことを自分にも当てはめて考える水帆。比呂が折口さんの語る元彼の人物像と、彼が描いた絵のイニシャルH.Nに当てはまると直感した水帆は、茨城にある比呂の生家を訪ねるが、彼は既に家を出た後だった。混乱して独りになろうとする水帆だが、矢口から理解するから分かるように話せと言われて、自分が伝える努力を怠っていたことに気付く。そして水帆は、成海に会って、自分の気持ちを「伝える」努力をしようと考える。東京に戻ってから、今度は急に連絡の取れなくなった成海に焦る水帆。しかし、七尾に諭され感情の発信源をゆっくり整理し、「成海のことが知りたい」という欲求を見出した水帆は、成海の母親に会うことにする。・相変わらず淡々と「冷静に」進むのに目が離せない。・感情の奥底のもやもやした動きを 的確に掴み取って話す七尾さんがすごい。
投稿元:
レビューを見る
『pieces』
いっつも、この本、読み終わると。
「続きー!」
ってなる。
いっつも、いっつも、いいところで終わる。
そして、主人公の気持ちが痛い程わかる。
誰かに関わることはとてもしんどいこと。
同じだなぁー……って、思うところもある。
違うのは、僕は、違ってるってわかって飛び込んで、後悔しないこと。
そして、主人公は消極的な選択で間違った方を選ぶけど。
僕は、積極的選択で間違った方を選ぶ。
わかってるなら、選ぶなって感じだけど。
そこはそれ。
一般的には間違ってることでも、僕自信は間違ってるとは、思ってないんだ。
まぁ、そんなことはどうでもいいのだけれど。
この本のあおりに「ミステリー界も注目」って書いてあったけど。
もっと注目していいレベルの本だと思うんだよ!
だって、だって!
漫画でミステリーするんだよ? すごくない??
おまけに、原作ないんだぜ!!
だから、余計にすごいと思うんだよ。
いっつも、小説原作の話が漫画化されると、どうしても。
「えー、ここ、こんな風に省略されちゃうの??」
とか、なって、どうしても無理が出ちゃうんだよね。
だって、小説は、小説のために創られた話なんだから、無理が出て当然なんだけど!(ページ数とか、長さとか、全然考えてないから)
でも、この本にはそれがありません。
だって、この漫画の為に創る物語なんだもの!
もうね! もうね! それだけで、大分ストレスフリーだし。
どうしても、小説だと「説明」ができるけど、漫画ではできないと思うんだ。
そのかわり「見せる」ことができるんだと思う媒体だと思うんだけど。
だからその、「漫画」を最大限に生かしたミステリーだからこそ、僕は感動するし、面白いと思うんだ!
本当、素晴らしい! という日本語しか出てこないんだけどさ!
読んでて面白いし、ドキドキするし。
内容も深いようで浅いし。
普通なようで、全然、普通じゃない日常なのもいい。
早く続きが出るのを待ってますー!
投稿元:
レビューを見る
心理学者の母親に
人格をコントロールされて育ったという、
成海の暗い過去を知って以来、
彼から逃げ続けた水帆。
けれど、今度こそ成海と
向かい合おうと決心した矢先、
折口はるかに関する新情報が飛び込んでくる。
そして、成海家の家政婦・七尾から
明かされる衝撃の事実…
その時「はるかの元彼」の姿が
ついに水帆の脳裏に浮び上がる!
しかし、成海は姿を消してしまい…!?
投稿元:
レビューを見る
とりあえずこの作者さんは読み手を引き込むのがとてつもなく上手いと思う。いつのまにか物語の中にぐわーっと入り込んでしまう感覚になる。4巻は水帆と成海の距離がぐっと近付いたように見えるところから始まるけど、本当はそんな事は全然なくて2人の間にはなんか一定の距離があるような気がする。2人で布団取り合って床で寝てるところすごい爽やかで愛おしさ感じたけどなぁ。七尾さんからの告白と茨城にいる成海の兄比呂の存在。成海母が息子たちにやった環境が人に与える影響を調べる実験。子供の頃の皓と比呂は正反対で、互いを知りすぎて取り込みすぎた。少しずつ色々わかってくうちに怖いなぁーと思う。成海母はなんで水帆の事知ってる風なんだろう?まだ皓がハタチじゃないから関わる人も観察対象とか?比呂が異性恐怖症なら折口さんの彼氏はやっぱり皓の方なのかなって思っちゃう。面白い。