好敵手オンリーワン4
孝一郎を賭け、先を争うように事業を拡大する弥生と水貴。焦りのあまり二人の事業はそれぞれ大きな問題を抱えてしまう。買収した専門学校で組合を結成されてしまった水貴。葬儀ビジネ...
好敵手オンリーワン4
商品説明
孝一郎を賭け、先を争うように事業を拡大する弥生と水貴。焦りのあまり二人の事業はそれぞれ大きな問題を抱えてしまう。買収した専門学校で組合を結成されてしまった水貴。葬儀ビジネスに参入したものの、先鋭的過ぎて大きなバッシングを受けた弥生。そんな二人を見かねた孝一郎は、何とか解決を試みようとするが――。至道流星が贈るトライアングル商業ラブコメ、待望の第4巻!
著者紹介
至道流星 (著)
- 略歴
- 小説家、会社経営者、投資家。「雷撃☆SSガール」で講談社BOX新人賞・流水大賞を受賞し、デビュー。ほかの著書に「大日本サムライガール」など。
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
小分け商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この商品の他ラインナップ
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
覚醒
2015/02/03 08:45
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
桜月神社の桜月弥生が始めた神道式の格安葬儀サービスと、天都教会の天都水貴が始めた専門学校法人の理事長就任は、暗礁に乗り上げた。前者は既存の葬儀事業を手がける宗教団体から猛反発を受け、後者は改革に反対する教職員が組合を結成したのだ。彼女たちのモチベーションの根底にある高校三年生の孝一郎は、彼女たちを助けるために出来ることをしようと決意する。しかし、それは中々の難事でもあった。
宗教団体は葬儀事業中止に追い込むために右翼団体を雇い、神社前で街宣活動を繰り広げる。教職員組合は未来を指向することもなしに賃上げ要求を繰り返す。警察に相談してもけんもほろろだし、手ひどい失敗で弥生や水貴の精神もダメージを受けている。そしてその余波は、巫女&シスターカフェにも波及し、営業が出来ない状態に追い込まれていた。
これまではヒロインのサポート役に徹していたコーイチローが、自分の仕事として敗戦処理を行ったり、新規事業を立ち上げようとしたりする。
主人公はヒロインや周囲の女の子にモテモテで、自己評価は低いが周囲の評価は高い。本当に、作者の他の作品とは全く毛色が違う。ヒロインたちの事業が結局赤字になってしまうところも異色だ。読者のターゲット設定がまるで違うのであろう。結局、女の子は格好良い男の子に守られると言うことなの?