ホテルローヤル
著者 桜木紫乃 (著)
★恋人から投稿ヌード写真撮影に誘われた美幸は、廃墟となったラブホテルを訪れるが…。『シャッター』★「人格者だが不能」の貧乏寺住職の妻は、檀家からお布施を得るためにある行動...
ホテルローヤル
商品説明
★恋人から投稿ヌード写真撮影に誘われた美幸は、廃墟となったラブホテルを訪れるが…。『シャッター』★「人格者だが不能」の貧乏寺住職の妻は、檀家からお布施を得るためにある行動をとっていて…。『本日開店』(単行本書きおろし)★舅との同居で、夫と肌を合わせる時間がない専業主婦。新盆の日、突如浮いたお金でホテルに行くことを思い立ち…。『バブルバス』★妻の浮気に耐える単身赴任中の高校教師。妻に黙って突然の帰省を思い立ったが、道中、親に家出されたという女子生徒がついてきて…。『せんせぇ』他3編収録。著者自身も「ずっと書きたかった」「自分の作家人生のターニングポイントとなった」と自認する、記念碑的作品。2012年度直木賞候補作『ラブレス』につながる、気鋭の作家が贈る、ラブと性愛(エロス)の世界。
著者紹介
桜木紫乃 (著)
- 略歴
- 1965年北海道生まれ。2002年「雪虫」で第82回オール讀物新人賞を受賞。他の著書に「氷平線」など。
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桜木ファン
2016/01/08 02:59
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:テラちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
北海道の湿原・釧路のラブホテルを舞台に、問題を抱えた客たちだけでなく、経営者、従業員らの、それぞれの悩みを綴った7編からなる連作短編。直木賞受賞作だが、桜木氏の生家が本当にラブホテルなだけに、妙なリアリティーがある。性と性を描く桜木氏。本書をきっかけに、すっかりファンになった。
祝直木賞受賞!著者にしか書けない物語
2013/07/31 14:42
22人中、17人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:BB - この投稿者のレビュー一覧を見る
時間軸を雑誌掲載時と入れ替えることにより、最後まで読んだ後、再度読み返したくなる作品となっている。中ほどでのとあるネタではっとなって検索、読書メーターのレビューをみるまで、最初、仕掛けに気づかなかったのですが…σ^_^;気付くと「おーっ!」とハマり、最後にはジンワリとなんとも言えない感動が訪れるはず。著者の生家がラブホテルということで、朝日新聞デジタルの記事をななめよみしたところ、かなり実際に見たり感じたりしてきたことが生かされているようですね。まさに、桜木さんにしか書けない作品なのではないでしょうか。
面白いですね
2013/07/20 07:11
6人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:はな - この投稿者のレビュー一覧を見る
短編小説?と思っていたら、最後になる程と思いました。
ホテルを中心にした面白い作品です。
やるせなさ
2013/07/29 22:47
5人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ゆうゆう - この投稿者のレビュー一覧を見る
お気に入りの作家の1人で、何冊か読んでいるが
今回の作品は短いそれぞれのエピソードから、どうしようもない やるせなさがヒシヒシと伝わってくる作品だった
ホテルの歴史を紐解く
2020/10/30 21:24
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
30年にも及ぶとあるラブホテルの開業から閉館までが、時代の流れを遡って描かれていて引き込まれます。欠点だらけの従業員やお客さんにも、不思議な愛着が湧いてきました。
桜木紫乃さん直木賞受賞おめでとうございます.
2014/03/26 11:59
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:GORI - この投稿者のレビュー一覧を見る
北海道の作家さんが直木賞を受賞して嬉しいです.
この本も大好き。
しばらくは桜木さんの本を楽しみます.
出来るだけ文書をそぐ文体 良いです!
ナマコ鉄板
2013/08/24 09:07
2人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:JIS! - この投稿者のレビュー一覧を見る
この言葉、はじめて聞きました…関係ないけど…
仕方ない。
2013/09/08 11:26
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:オsugi - この投稿者のレビュー一覧を見る
何となく、タイトルから分かる内容だった。まぁ、ラブホが舞台だから、この感じになる事は仕方ないのだろうけれど、もう少し意外性ってないのかな。時間軸の使い方は、なかなかでした。
ただ、この作品に限らず、文学とエロと人間と賞を無関係に描ける人っていないのだろうか。
重い
2017/10/20 21:05
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投稿者:L - この投稿者のレビュー一覧を見る
作品全体を通して重い空気を感じました。特にずっと妻に浮気されていた高校教師とその教え子の話が印象的。あの後ふたりはもしかして・・・?
高台に建つラブホテル「ホテルローヤル」を舞台にした叙情詩といったところか。
2016/11/28 11:02
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投稿者:ナミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
悪くはないが私向きではない。高台に建つラブホテル「ホテルローヤル」を舞台にした叙情詩といったところか。舞台である「ホテルローヤル」をに様々な人間たちが、脈絡なく関わって、夫々の物語を構成していき、その物語を時間が交錯する形で繋げることで、何となく謎めいた推理小説的な面白味を引き出している点は大いに評価される。しかしながら、いずれの話にもこれといった結末・決着が無いのが私にはどうも落ち着きが悪い。あくまでもさらりと流す作品ですね。
うーん・・・
2013/10/13 21:38
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投稿者:koro - この投稿者のレビュー一覧を見る
暗い!話が暗すぎます。
時系列ではない短編が並んでいます。
それぞれの登場人物が、その話の中で事態が好転していくとか、明るい兆しが見えてくるとか、そういうのが全然なくて辛かった。
現実では普通なんですけどね。
でも小説では違った展開が見たい。
王道ではないから賞を取るってことかな・・・
賞
2019/03/17 17:29
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投稿者:fluffy - この投稿者のレビュー一覧を見る
当時、話題になったことで購入しました。普段は買った本を読みきらないことはないのですが、なんだか読み進めることができませんでした。