- 販売開始日: 2013/05/03
- 出版社: 小学館
- レーベル: ヤングサンデーコミックス
- ISBN:978-4-09-151413-4
おやすみプンプン 4
著者 浅野 いにお
プンプンの叔父・雄一は5年前、陶芸教室の教え子・八木の高校生になる娘と親しくなっていた。デートの最中、彼女は妊娠・堕胎を経験し、そのことで今は母親に軟禁されていると打ち明...
おやすみプンプン 4
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商品説明
プンプンの叔父・雄一は5年前、陶芸教室の教え子・八木の高校生になる娘と親しくなっていた。デートの最中、彼女は妊娠・堕胎を経験し、そのことで今は母親に軟禁されていると打ち明け、雄一に助けを求めてきた。考えのまとまらないまま、雄一の部屋で2人きりになったとき、彼女は突然雄一の体を求めてきた。少女の若い体にそそられつつも、冷静さを保とうとしていた雄一だが…
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不条理な日常を生きていく苦悩
2009/01/31 21:26
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:まむ - この投稿者のレビュー一覧を見る
浅野いにお、最新作。中学生になった主人公プンプンの日常を描いた第4巻。プンプンの心の内側、葛藤、モヤモヤを説得力ある表現で描いた作品。
中学生のころの将来への不安、そして漠然とした孤独感。女の子への想い。人は何のために生きているのか。何を求めて人はさまようのか。そして、どうして男は女にひかれるのか。男の性への欲求と、その汚さへの嫌悪。言っていることと裏腹の思い。そういったものを余すことなく、リアルに描いている。不条理な思い通りにならない日常。どこへ漂着するかわからない焦り。そうした日常を生きていく苦悩のようなものが描かれている。
それとともに見逃せないのがプンプンの叔父・雄一の存在だ。プンプンの話が中心となっているが、ストーリーとして惹かれるのが叔父・雄一の存在と行方である。3巻で、雄一の過去の回想(告白)で終わったのだが、今回もまた雄一の過去、また5巻へ続くであろう雄一の動向から目が離せない終わり方だ。
「…けれど、幾ばくかの光りが見えた今、なぜか前にもまして重く、苦しい」(p.85)。
「あるのはただ……無意味な生と、からっぽな未来への、恐怖。」(p.87)
雄一がどうなるのか。雄一は過去に拘泥しながら、また現在にも拘泥して生きている男だ。どこから来て、どこへ行くのか。何を抱えて、何に戸惑い、何に怯えながら生きているのか。人間の存在そのものへの問いみたいなものだ。それが『おやすみプンプン』のもう一つの大きなテーマである。
不条理で絶え間ない日常をどう生きていくのか。これが『おやすみプンプン』の魅力だ。決してどこか遠くにある物語ではなく、切実さを伴って迫ってくる作品である。
とりあえず今日はもう…プンプン
2019/08/09 19:32
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:海老の天ぷら - この投稿者のレビュー一覧を見る
雄一叔父さんの話が終わったようで、終わってないような…
罪悪感に生かされていた雄一叔父さん。
それを人に話して楽になるのかと思いきや、「無意味な生と、からっぽな未来」に気づいただけ…
もがき苦しんで、時には楽しんで生きてる雄一叔父さんが一番人間らしいと思いました。
一方プンプンはやっと愛子ちゃんと話します!
矢口先輩はほんとに良い人だし好きだけど、いろんなものを自然と持っている人はこの漫画には合わないと思いました。
欠けてるぐらいがちょうどいいのがこの漫画。
(35話〜46話)