- 販売開始日: 2013/05/14
- 出版社: KADOKAWA
- レーベル: メディアワークス文庫
- ISBN:978-4-04-868930-4
探偵・日暮旅人の探し物
著者 著者:山口幸三郎
保育士の山川陽子(やまかわようこ)は、ある日保護者の迎えが遅い園児・百代灯衣(ももしろてい)を自宅まで送り届けることになる。灯衣の自宅は治安の悪い繁華街の雑居ビルにあり、...
探偵・日暮旅人の探し物
商品説明
保育士の山川陽子(やまかわようこ)は、ある日保護者の迎えが遅い園児・百代灯衣(ももしろてい)を自宅まで送り届けることになる。灯衣の自宅は治安の悪い繁華街の雑居ビルにあり、しかも日暮旅人(ひぐらしたびと)と名乗るどう見ても二十歳前後の父親は、探し物専門という一風変わった探偵事務所を営んでいた。 澄んだ目をした旅人と、人形のように美しい灯衣。名字の違う不思議な親子に興味を惹かれた陽子は、探偵事務所を度々訪れるようになる。そして、旅人が持つある“能力”を知ることになる。匂い、味、感触、温度、重さ、痛み。旅人は、これら目に見えないモノを“視る”ことができるというのだが――?
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優しい人たち
2025/01/17 17:27
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:わかめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
五感がそろっていなくても、視覚一つあることで、すべての感覚があるように生きている。なんかファンタジー小説なのかと思ったら、すごくあったかい小説だった。登場人物たちは、みんな優しい。だけど、最後は何か謎めいた感じで、ミステリー小説だった。
1巻
2022/09/24 04:30
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:甘栗 - この投稿者のレビュー一覧を見る
視覚以外の感覚を失い、音や匂いなど目に見えないものを見ることができるようになった主人公。
ミステリー+ファンタジーという組み合わせが面白いです!
他人のためには取り戻せるのに自分には取り戻せない大切なもの
2010/09/25 00:20
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
日暮旅人は他の人に見えないものが見える。それは声であり匂いであり味であり感触である。彼は視覚以外の五感を失った代わりに、他の感覚を目で見ることが出来るのだ。彼はその能力を利用して、誰かの大切な探し物を見つける探偵をしている。
彼の娘である百代灯衣が通う保育園の保育士である山川陽子は、ある日、子どもの頃から大切に持っているキーホルダーを失くしてしまう。そこから、旅人と彼の能力、そして彼が関わってきた事件を知っていくのだが、その先には彼女に関係のある事件も待っているようで、というお話。
探偵ものだけれど、アクションもなければ、この巻では犯人すら登場しない。現れるのは、何かを大切にしてきた人と、その大切なものだけだ。旅人はその大切なものを大切に思う人の手に取り戻していく。
また、ある意味では、保育士の日常を描く物語と言えるかも知れない。この、陽子が働き、灯衣が通う場所、というだけだと思っていた保育園が、旅人の目的にとっても重要なものになっていくのは意外だった。
初めは短編で様々な事件が起きる物語だと思っていたのだけれど、何人かの依頼人が登場するのは確かながら、その背景には旅人と陽子に関わる過去の何かが横たわっている、長大な物語らしい。そしてその話は次に続く。
ドラマを見て
2015/11/28 17:42
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ありんこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
テレビドラマを観て続きが気になったので購入しました。ドラマも豪華キャストで良かったのですが、原作の方が面白いのでオススメです!
あったはずのもの、なぜないの、どこへ行ったの?探し物探偵に、ぜひお願いしたい。
2011/12/20 08:08
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:アヴォカド - この投稿者のレビュー一覧を見る
毎日毎日何かしら探し物をしている私にとって、「探し物探偵」とは、ん?と惹かれずにおれない設定。
家の中のここそこに置いたはずのもの、なぜなくなるの、どこにあるの、と探している人は少なくないはず。
物だけでなく、記憶や想い出も。
「椅子の声」「探し物はなんですか?」「景色の神秘」「地中の詩」の4編。
ラノベの域を出ていないし、文章もあまり巧いとは言えず、オトナの鑑賞にはちょっと難しいだろうなと思うけれど、設定とキャラクターが魅力的。
視覚以外の感覚がなく、目に見えないモノを”視る”ことで探し物をする日暮旅人と、人形のように美しく大人っぽい保育園児の娘。その2人に惹かれていく保育士の目を通して、話はテンポよく展開していく。
古風な恋を追いかける「椅子の声」が、まとまりもよく、軽さもほどほどで、一番よかった。
最後の「地中の詩」にははっきりと(つづく)と記され、むむ?次はどうなっていくの?とつい読みたくなるのだから、成功していると言える。
灯衣ちゃん可愛いけど、こんな保育園児は嫌だ
2016/08/21 23:53
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投稿者:nawade - この投稿者のレビュー一覧を見る
これは探偵・日暮旅人と探し物をめぐる物語である。
「さがす」を漢字にした場合、探すと捜すになり、欲しいものは「探す」、見えなくなったものは「捜す」と書かれる。
そういう意味で失せ物を捜すのではなく、失せ物を通して依頼主が本当に求めているものを探すという意味がタイトルにも込められているのかもしれない。
そして、探し物が捜し物になった際、本当の物語が始まるのかもしれない。
