- 販売開始日: 2013/05/15
- 出版社: 新潮社
- ISBN:978-4-10-138221-0
大阪学
著者 大谷晃一 (著)
不法駐車で道を塞ぎ、日常会話がすでにボケとツッコミ。うどんの美学を熱く語り、商売上手。ド派手な恰好してとりあえず値切り、合理的で非社会的。マクド? レイコー? 全国に跋扈...
大阪学
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商品説明
不法駐車で道を塞ぎ、日常会話がすでにボケとツッコミ。うどんの美学を熱く語り、商売上手。ド派手な恰好してとりあえず値切り、合理的で非社会的。マクド? レイコー? 全国に跋扈する大阪人の感覚って一体? 習慣、言葉、歴史、文学など様々な角度から謎に満ちた不思議の都市、大阪を知的に愉快に明快に読み解く。
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大阪にハマル
2008/10/01 12:30
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くいだおれ花子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
大阪人はなにゆえ「大阪人」なのか?大阪人は一夜にしてならず、大阪人の大阪人たるユエンを解き明かしてくれる1冊。大阪に行ったことのなかった私(埼玉県民、両親は東北の出)が、大阪に初めて行った後思わず買い求めてしまった1冊。それがこの「大阪学」。
大阪で最初に感じたのは「大阪はホントに景気がわるいのか?」心斎橋のアーケード街にあふれる買い物客、道頓堀のたち飲み屋に昼から集う人々。昼から…っていうのはおかしいか。なんたって24時間営業の居酒屋もけっこうある。どこが不景気?と思うほどの活気。でも、この本で納得。不景気なときに不景気な顔をしないのは商売人の掟。クライ顔をしていたら「あそこは危ない」と見られてしまうから、儲かってないときほど明るく振る舞う…。そうか、なるほどね。
表面だけではわからない大阪の奥深さを、不法駐車、きつねうどん、大阪のことば、キタとミナミなどの切り口でわかりやすく語ってくれる本書は、大阪入門にはもってこい。それに、読んだらフィールドワークせずにはいられなくなる。実は私もこの3ヶ月で2回も大阪に行ってしまった。この本、ひそかに大阪の観光収入UPにも貢献しているかも…。