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  • カテゴリ:一般
  • 販売開始日: 2013/05/15
  • 出版社: 新潮社
  • ISBN:978-4-10-110919-0

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黒い画集

著者 松本清張 (著)

安全と出世を願って平凡に生きる男の生活に影がさしはじめる。“密通”ともいうべき、後ろ暗く絶対に知られてはならない女関係。どこにでもあり、誰もが容易に経験しうる日常生活の中...

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黒い画集

税込 990 9pt

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黒い画集 改版 (新潮文庫)

税込 1,155 10pt

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安全と出世を願って平凡に生きる男の生活に影がさしはじめる。“密通”ともいうべき、後ろ暗く絶対に知られてはならない女関係。どこにでもあり、誰もが容易に経験しうる日常生活の中にひそむ深淵の恐ろしさを描いて絶讃された連作短篇集。部下のOLとの情事をかくしおおすために、殺人容疑を受けた知人のアリバイを否定し続けた男の破局を描いた「証言」など7篇を収める。

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みんなのレビュー32件

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評価内訳

紙の本

人の心の「黒」は、いつの時代も変わらない

2022/04/14 14:19

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:BB - この投稿者のレビュー一覧を見る

『黒い画集』は1958年~2年間、週刊朝日に連載されていた中短編の連載だそうだ。ここにはそのうち7編が入っている。
どれも半世紀、どころか60年がたっている作品だが、いまだに時代設定を変えつつ、テレビドラマ化されているように、人間の心に潜む闇は、変わらないのだと身につまされる。
そのうち『証言』はNHKでもかなり現代的な価値観/視点から制作されていたが、そういう読み直しもできる作品なのだと、あらためて清張作品の偉大さを思う。

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紙の本

わが少年期における『黒い画集』への思い

2009/12/13 21:55

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:よっちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

今年は松本清張生誕100年だそうだ。太宰治とおなじなのだが、清張のデビューが遅かったためか、あるいは太宰は早世し、生存中のその人をあまり知らなかったせいか、私が物心ついて大人の小説を読むようになったころからは清張作品とのつきあいが深かったためか、太宰のほうがはるかに古い人とのイメージがある。

このところ続けざまにNHKが放映したドラマ『天城越え』と映画『黒い画集 あるサラリーマンの証言』をみた。『黒い画集』は私と清張の初めての接点であり、当時の頃が懐かしく思い出された。

『黒い画集』は昭和33年、僕が中学生のときに週刊朝日に連載されたものです。中学になって東京住まいとなった田舎ものの少年には「恋愛」とか「恋人」という言葉を見聞きするだけでも恥ずかしさが先にたつようなうぶなところがあったのです。そうした情報が家庭に入ってきて家族がこだわりなく話題にできる時代ではなかったのです。週刊誌も限られた出版社のもので、その中でも週刊朝日は「健全」であったのでしょう、我が家の定期購読誌の座を占めていました。

そこに登場した『黒い画集』にはびっくりした。突如、公開情報として「大人の世界」の扉が僕の前にひらかれたのですから。ショッキングでした。興奮しました。とにかく「愛憎」「情欲」「嫉妬」「物欲」「出世欲」など、なまなましい情念・欲望の世界。中学生にはひどく刺激的であったことを記憶しています。家庭とは別な場所でこっそり読みたくなる、そんな純な少年でしたから。
周辺にあった横溝正史や江戸川乱歩とはまったく異質で、リアリティを備えた風俗を描いていることはすぐに感づきました。図書館などというものがなくて図書館に代わるものは貸し本屋。「眼の壁」「点と線」それから水上勉、黒岩重吾いわゆる後に社会派と呼ばれた初期ミステリー黄金時代はこの頃から始まっていたのです。高校になってからですが貸し本屋にはずいぶんと通ったものです。

週刊朝日連載順は次の通り。
「遭難」「証言」「坂道の家」「失踪」「寒流」「紐」次に「凶器」「濁った陽」最後が「草」
なお名作『天城越え』はこの連載には入っていません。

いつの頃だったろうか私の父が清張と飲んだときの話を聞いたことがあります。『黒い画集』を執筆していた頃の清張は文字通り赤貧だったようだ。「金が入ることが嬉しかった。いくら稼げたかを勘定していた。だが入りすぎてきて今はいくら稼いでいるのか分からない」と。

どこかで見たか聞いたか、こんな話の記憶もあります。
『黒い画集』の連載にあたり、週刊朝日は後に巨人といわれるこの売り出し中の貧乏作家に無理な注文をつけたらしい。
「一回原稿用紙で15枚、一編が2~3回で終了し、しかもそれぞれが珠玉の小品であること」
清張先生もやむをえず妥協したが、結局注文にあったボリュームの作品は「証言」「凶器」だけで、ほとんどが中篇になってしまったのだそうです。
内容的にもこの連載された作品群はたしかに玉石混交ですね。
当時の少年に鮮烈なイメージを残した作品の数は少ない。
『遭難』、これは傑作だと思った記憶があります。あの当時の文壇の大御所・井上靖の『氷壁』、「ナイロンザイルは切れたのか」が話題になって、この向こうを張ったところの山岳ミステリー。山岳ミステリーの嚆矢といえる作品でしょう。
『坂道の家』これは男女の情交シーンがひどく刺激的で読んではいけないものを読んでいるうしろめたい思いを覚えています。
『証言』は名作だった、とイメージするのは錯覚でしょうね。『証言』は短すぎて、この錯覚はきっと先日見た映画『黒い画集 あるサラリーマンの証言』(昭和35年の作品で高校生で見ている)の記憶と重なってしまった結果でしょう。橋本忍の脚本がはるかに優れているといえます。
『寒流』もテーマがいいものだから連載中は面白く読んでいましたが竜頭蛇尾、ラストがいかにも尻切れトンボの感を残しました。週刊朝日の注文条項を思い出した先生が面倒くさくなったのじゃぁないだろうか。
『天城越え』といえば石川さゆりではありません。『天城越え』といえば清張のあるジャンルの傑作中編小説のひとつでしょう。少年が天城峠で美しい女性と出会い好意を抱く。少年は娼婦である彼女が客を取るところをかいま見る。そして……と、この作品、底辺に生きるものの窮境でみせるやさしさを描き、一連の『黒い画集』短編とは趣を異にしています。実はこれは週刊朝日の連載ではありません。サンデー毎日の特集号に掲載された独立した中編小説でして、従って完成度の高い傑作なのでしょう。

回顧譚に終始したがとにかく『黒い画集』はあの時代を反映した清張の代表作である。あの時代は軍国の戦前からもはや戦後でもなくなっていた。国家主導による復興産業政策は限界をむかえた。長きに渡り国家統制化で窒息していた経済主体は自由へと解放される。本格的な経済合理主義、利潤こそ正義の時代が始まろうとしていた。個人も企業もその欲望がダイナミックにふくれあがる時代のはじまりだった。欲望追求のその先には破滅があるかも知れない。
この破滅の構図を黒の濃淡だけで描く硬質の鉛筆画、この細密な画集が『黒い画集』であった。
だが、欲望を追求しそこで成功を収めることだってできるのだ。
これが今からの時代なのだと。
そして日本人のがむしゃらな疾走が始まった。

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紙の本

清張サスペンスの醍醐味に唸る

2009/02/14 08:38

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:東の風 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 真相にじわじわと近づいてくる推理の足音に戦慄する犯人。身の破滅と分かっていながら、何かに魅入られたように人生を転げ落ちてゆく男。など、登場人物の心の動きをつぶさに追い、心のうちを鋭くえぐり出して行く清張サスペンスの醍醐味が堪能できる中・短篇集。昭和33年(1958年)から34年にかけて書かれた作品が収められています。

 「遭難」「証言」「天城越え」「寒流」「凶器」「紐」「坂道の家」の七篇。
 ロアルド・ダールの短篇を彷彿させる「凶器」も面白かったけれど、最初と最後の二品が格別、スリリングな読みごたえがありましたね。鹿島槍(かしまやり)遭難の表面上の事実の裏側にある真実が、次第にあぶり出されてくる「遭難」。若い女に溺れて、人生の坂道を一気に転落していく男を描いた「坂道の家」。これぞ清張!とでもいう迫力とサスペンスに満ちていましたね。

 本作品集のマイ・ベストは、「遭難」。遭難の出来事の裏に秘められていた真の意味が、徐々に浮かび上がってくる緊張感に、たまらないサスペンスの妙味を感じました。読み進むうちに、ぐいぐいと引き込まれていった中篇(文庫で130頁)。山岳ミステリーの名品ではないでしょうか。

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2009/10/13 19:34

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2010/03/04 04:22

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2010/05/23 16:37

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2012/07/11 00:05

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2014/08/25 20:57

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2012/12/31 19:48

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