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  • 販売開始日: 2013/06/01
  • 出版社: 新潮社
  • ISBN:978-4-10-111727-0
一般書

冷い夏、熱い夏

著者 吉村昭 (著)

何の自覚症状もなく発見された胸部の白い影――強い絆で結ばれた働き盛りの弟を突然襲った癌にたじろぐ「私」。それが最悪のものであり、手術後一年以上の延命例が皆無なことを知らさ...

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冷い夏、熱い夏

税込 583 5pt

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商品説明

何の自覚症状もなく発見された胸部の白い影――強い絆で結ばれた働き盛りの弟を突然襲った癌にたじろぐ「私」。それが最悪のものであり、手術後一年以上の延命例が皆無なことを知らされた。「私」は、どんなことがあっても弟に隠し通すことを決意する。激痛にもだえ人間としての矜持を失っていく弟……。ゆるぎない眼でその死を見つめ、深い鎮魂に至る感動の長編小説。毎日芸術賞受賞。

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みんなのレビュー40件

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評価内訳

告知に対する著者の信念

2022/03/03 17:39

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:読者E - この投稿者のレビュー一覧を見る

執筆当時と現代(2022年)では、病人への告知の考え方が大きく異なる。本作品の執筆当時は(深刻な病気ほど)患者への心的配慮から告知しない、隠すことがむしろ積極的であった時代でもある。現代との差異を意識しながら読みたい。

著者と病に侵された弟との関係性、病名や病気の詳細を本人には徹底して隠し通す(本人だけでなく、その貫きは身内、兄弟にも及ぶ)著者の信念に関わる内容は本作品の読みどころだ。現代感覚を持ち込んでしまうと、強く違和感を抱きながら読み進めることになるが、時代背景とともに著者に渦巻く弟への、告知への屈折が本作品の確かな重みにつながっている。

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死にのぞむということ

2023/01/30 15:22

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:かめ子 - この投稿者のレビュー一覧を見る

吉村昭は主に史実を題材に、冷静な文体をもって、しかしながら、伝える内容は非常に熱を帯びた作品という印象がある。この本でも、あくまでも冷静冷徹な文章でありながら、人が死に臨むということ、また肉親の死を看取るということの冷厳さが圧倒的に迫ってくる。
吉村自身の最期を書ききった、夫人津村節子氏の「紅梅」もあわせて読むことをおすすめする。

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歴史的事実に向き合う著者の壮絶な私小説

2021/02/21 08:24

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:トリコ - この投稿者のレビュー一覧を見る

末期の肺癌と闘病する弟と、自らも疲労と熱が続くなかで見舞い、支える兄(吉村本人)。
死が迫った日、サイン会に向かう路上で病院に向かう妻とのシーン、二人の幼少期の回想シーンでは号泣した。

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死を冷静に見つめるあたたかさ

2019/06/02 01:34

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ニック - この投稿者のレビュー一覧を見る

余命わずかの癌に侵された実弟が死に至るまでの闘病と看病の日々を淡々とした文体を使ってあたたかく描く。生きていることは死に近づいていくこと、という吉村氏の徹底した死生観は、やがて訪れる弟の死を冷静に見つめるが、それでも弟にしてあげられることを考えつづけ、奔走もする。感傷に振り回されず、愛をもって死に向き合う姿に、人間としての本当のあたたかさを感じた。

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人間関係の深さ、重さを感じる

2014/03/23 20:56

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ドン・キホーテ - この投稿者のレビュー一覧を見る

吉村昭が著した親族の死にまつわるストーリーである。吉村は兄弟が多い。吉村自身は若い時分に肺を病み、長期にわたって入院していた経緯がある。また、兄も病気や戦争で亡くしている。自分も闘病を経験しているし、兄弟や母親の看病の経験もある。以前読んだことのある『死顔』も兄弟の死に関するものであった。

 ごく身近な親兄弟の亡くなる姿を見ていると、吉村ならずとも誰でも死を身近に感じるものである。この作品は昭和59年に刊行されたものである。それほど時は経ていないように感じるのだが、実際にはもう30年も前のことである。

 本書の中心は吉村と歳のそれほど離れていなかった弟の死である。吉村自身が肺の病で入院加療の時は弟が献身的な看病をしてくれた。弟が病に倒れた際は吉村が献身的な看護を行うことになる。しかし、弟には病名は告げられない。

 最後の解説には癌は国民の3人に1人がかかる病気であると書かれている。確かに結核がかつて国民病と言われてきた時代とは異なるわけである。しかし、平成26年の現在では癌はけっして死の病ではない。もちろん、命に関わる病であることは確かであるが、治る病である。

 したがって、時代を現在に置き換えてみれば、告知はされていたかも知れない。本書では弟の癌は悪性で、進行もはやいと記されている。末期の癌の痛みは悲惨なものがあることは知られているが、弟は痛みに苦しむ。

 弟の癌に対する兄弟の応対ぶりはかなり違和感があった。弟の妻、吉村の妻、そしてすでに亡くなった兄の妻と弟、吉村の関係がきわめて違いのである。兄弟の付き合い、あるいは親戚の付き合いなどは人によって随分違うであろう。しかし、本書では弟に対して皆よく病院に見舞いに行く。

 これは30年を経た現在でもこうであろうか。ふと考えてしまう。人間同士の関係の深さ、付き合いの程度なども時代によって変わっていくのであろう。本書から得られるものは、人様々であるし、今から10年を経てから読んでみても、また違う感想を持つのかもしれない。

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家族を看取るということ

2017/02/08 16:28

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:つよし - この投稿者のレビュー一覧を見る

肺がんで入院した弟が死ぬまでの看取りの日々を淡々と、淀みない筆致で描いている。物語としての起伏はほとんどないのに、強く引き込まれるのはなぜだろう。それは、肉親の死を前にして起こる感情の揺れ、戸惑いが率直かつ微細に描かれているからだ。がんを告知するか否か。延命治療をするか否か。葬儀の準備。死の縁にあって人は、家族は何を思うのか。一級のルポルタージュである。

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2006/07/26 00:12

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2006/11/02 19:09

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2007/01/28 23:33

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2007/12/01 16:19

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2008/04/21 17:40

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2010/07/06 07:37

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2011/04/14 18:38

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2011/09/14 21:39

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2011/11/01 21:37

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