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  • カテゴリ:一般
  • 販売開始日: 2013/06/22
  • 出版社: 河出書房新社
  • ISBN:978-4-309-41210-8

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一般書

電子書籍

掏摸

著者 中村文則 (著)

東京を仕事場にする天才スリ師。ある日、彼は「最悪」の男と再会する。男の名は木崎、かつて仕事をともにした闇社会に生きる男。木崎は彼に、こう囁いた。「これから三つの仕事をこな...

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掏摸

税込 495 4pt

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掏摸 (河出文庫)

税込 550 5pt

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商品説明

東京を仕事場にする天才スリ師。ある日、彼は「最悪」の男と再会する。男の名は木崎、かつて仕事をともにした闇社会に生きる男。木崎は彼に、こう囁いた。「これから三つの仕事をこなせ。失敗すれば、お前を殺す。逃げれば、あの女と子供を殺す」――運命とはなにか、他人の人生を支配するとはどういうことなのか。そして、社会から外れた人々の切なる祈りとは……。その男、悪を超えた悪――絶対悪VS天才スリ師の戦いが、いま、始まる!!

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みんなのレビュー406件

みんなの評価3.6

評価内訳

紙の本

設定が面白い大テーマ小説

2013/11/03 11:21

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ががんぼ - この投稿者のレビュー一覧を見る

何と言ってもスリという設定がまず面白いと思う。

中村文則を読んだのは3冊だけで、その印象で言うのだが、
おそらくこの作者の描く主人公は、
常に世界との関わりにアンバランスなものを抱えている。
心の闇と言い換えてもいいかもしれない。
何か不全なものを背負っていて、そこで世界とどう付き合うか、と、
手さぐりするのが基本パタンのようにみえる。
それをどう表現するか。
「土の中の子供」ではそれが土の中という表象であり、『銃』では拾った銃だった。
ここではそれがスリという職業、あるいは行為になる。

そうしたスリのモチーフの使い方は、
ロベルト・ブレッソンの映画『スリ』でも同様だった。
この映画を中村は参考文献に挙げているが、映画から着想を得たものか、
それとも着想の後に映画を見て参考にしたものか、興味のあるところだ。

主人公西村に、木崎という悪役が絡む。
木崎は暗殺その他の手段で裏から国を牛耳ろうというテロリストで、
闇の帝王というところ。
物語は、この木崎と絡んでしまった西村がどうなるのか、という興味で展開する。
途中、話の展開はまったく読めず、スリリング。
結論については、読者それぞれに思うところがあるだろう。

その結末はやや曖昧である。

絶対の力を持つ木崎は、悪の権化にもみえるし、
悪意としか思えない運命の象徴でもあろうか。
西村の木崎との関わりは、だから西村の世界との関わり方を問うものでもある。
悪としての世界に絡め取られてしまった西村に救いがあるのかどうか。

話として面白かったし、作者も満足している旨の後書きがあるのだが、
一方、どこかもう一つ、狙った深みに到達できていないような印象が残った。
作者は大物への道を着実に歩んでいるように見えるが、
目指すものが大きいだけに、まだ未完とも思える。
しかしそれはやや物足りない気もする一方で、今後への期待感を増してもいるのだ。

いずれにしても、次を読んでみたいと思える作品だったし、
そして既に、グレードアップしているらしいより新しい作品もいくつかある。
まだまだ楽しみが続くということだから嬉しい。

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紙の本

オススメです。

2016/06/06 18:41

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:GORI - この投稿者のレビュー一覧を見る

最初の掏摸の場面で、すっかり心が持っていかれてしまった。
自分がいかにもその場面に立っているような臨場感、肌にピッタリ張り付くようなゾクゾクする表現。
この作者が創り出す世界にすっかりハマってしまった。

主人公が歩んできた月日が、
万引きをする子供を助けたり・掏摸を教えたり・金を与える事でその子と自分が同じような境遇だったと想像出来る。
自分と同じようなかわいそうな子供を助けるためなのか、
それとも今の自分を少しでも救うための優しさなのか。
主人公が抱える闇が読む者を迷わせ、読書の喜びに浸らせてくれる。

「教団X」ですっかりやられたが、
この作品はそこまでのこれでもかこれでもかといった作者の描く深い世界観は描かれていないものの、
良い意味で同じレベルの世界観が窺い知れる。

この作者の作品に魅力を感じている読者であれば、読むべき一冊と勧めたい。

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電子書籍

孤独な掏摸(スリ)の物語。

2023/07/06 09:50

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:mitu - この投稿者のレビュー一覧を見る

孤独な掏摸(スリ)の物語。
誰にも頼らず、誰とも繋がらず、孤独に生きていくはずの男の前に、宿命に踊らされる母子が現れる。男は二人をほっとけなくなる。それが手枷足かせになるのがわかっていても。

決して表に出ることは無い裏社会の闇。その中で腕一本で生きていくことの孤独。
頼れるのは己の腕のみ。
常に危険との隣り合わせ。

痺れるような掏摸の現場。巧みな心理描写。ヒリヒリしながらページをめくった。

そして、節目節目で現れる少年が切ない。救いがない。
人を避けて生きてきたはずの男も、この少年をほっとけなくなる。
読んでいて苦しくなる。

そして浮かんだのは「因果応報」という言葉。
どんな腕利きの掏摸職人でも、例え金持ちだけ狙っていたとしても、犯罪は犯罪。悪因は悪因。そこからは逃れられない。主人公も重々わかっていたはず。しかし、厳しき因果がついてまわる。

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紙の本

ヒリヒリする掏摸職人の世界。巧みな心理描写がページをめくらせる。

2023/06/24 09:30

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:mitu - この投稿者のレビュー一覧を見る

孤独な掏摸(スリ)の物語。
誰にも頼らず、誰とも繋がらず、孤独に生きていくはずの男の前に、宿命に踊らされる母子が現れる。男は二人をほっとけなくなる。それが手枷足かせになるのがわかっていても。

決して表に出ることは無い裏社会の闇。その中で腕一本で生きていくことの孤独。
頼れるのは己の腕のみ。
常に危険との隣り合わせ。

痺れるような掏摸の現場。巧みな心理描写。ヒリヒリしながらページをめくった。

そして、節目節目で現れる少年が切ない。救いがない。
人を避けて生きてきたはずの男も、この少年をほっとけなくなる。
読んでいて苦しくなる。

そして浮かんだのは「因果応報」という言葉。
どんな腕利きの掏摸職人でも、例え金持ちだけ狙っていたとしても、犯罪は犯罪。悪因は悪因。そこからは逃れられない。主人公も重々わかっていたはず。しかし、厳しき因果がついてまわる。

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紙の本

孤独なスリ師の父性と矜持

2020/07/30 00:26

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:オオバロニア - この投稿者のレビュー一覧を見る

孤独なスリ師の男が、社会を動かす大きなうねりの中で翻弄される物語。偶然知り合った親子の命と交換条件に、3人の男から違う物を盗るように命令される。理不尽な運命に翻弄されながらもとにかくスリまくる。様々な方法で、しかも時に無意識に。適度にドライなノワール小説。

地味に好きなシーンは、偶然知り合った子供の万引きを止めて、スリのコツを教える場面。孤独な自分の境遇に重ねて、素っ気なく、でも割と真剣に教え込む姿に一種の父性を感じる。それと500円硬貨に気付くシーン。スリ師の矜持を感じさせつつ、理不尽な物語の最後に一筋の光明が見える象徴的なラスト。

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紙の本

中村文則氏による天才スリ師を主人公にした運命及び人生を問う傑作です!

2020/05/13 10:46

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

本書は、ドストエフスキーやカミュ、カフカなどから影響を受け、普遍的な主題に特徴をもった作家、中村文則氏の作品で、同書は大江健三郎賞を受賞した名作です。内容は、 東京を仕事場にする天才スリ師の物語で、主人公のスリ氏は、ある日、「最悪」の男と再会することになります。男の名は木崎―と言い、かつて仕事をともにした闇社会に生きる男なのです。木崎は彼に、こう囁きます。「これから三つの仕事をこなせ。失敗すれば、お前を殺す。逃げれば、あの女と子供を殺す」と...。運命とは何か、他人の人生を支配するとはどういうことなのか、といったことを読者に問うベストセラー作品です。

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紙の本

初めて

2023/01/04 23:00

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:MR1110 - この投稿者のレビュー一覧を見る

中村氏の作品を初めて読みました。ダークな世界観で物語が進んでいきますが、主人公がふと見せる良心的な部分に救われます。

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紙の本

自分にはない世界

2020/04/21 15:22

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:deka - この投稿者のレビュー一覧を見る

混んだ通勤電車に乗ったことがないのでスリの現場を目撃・・・目撃されないようにスリは行われるので目撃ってことはないだろうが・・・したこともされたこともないけれど状況など詳細に書かれて実際に遭遇しているような気分になった。
一般社会にかかわらないグレー裏の社会が面白く書かれていた。主人公がどうなるのか続編を読みたくなった。

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紙の本

どす暗い世界を書かせたら彼

2019/01/19 22:13

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

主人公・「僕」は助かるのか、助からないのかと気になる。あまりにも怖い男・木崎が考えている未来が見たい気もするが、私は素直に「僕」を応援してみたい。体を張って万引き少年を守ろうとする主人公の肩を持ってしまった、悪党により感情移入する私としては珍しいことだ。私自身、ローマの地下鉄で手帳をすられかけたことがあるので、スリなんか大嫌いなのだが。闇の社会の住人の話というのは面白い、私が決して覗くことがない世界の話だろうからだろうか。作者は主人公がどうなったかは読者の判断に委ねるつもりだったらしいが、「王国」という作品でこの続きを書いてくれているらしい、それも読まねば

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電子書籍

スピーディな文章、展開の速さに感心

2018/11/23 00:05

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ばりさん - この投稿者のレビュー一覧を見る

中村さんの新聞インタビューなどに発表された政治発言に同感。何冊か読み始めています。
 この本は、スリ犯罪者の内面や行動をスリリングに描いていて引き込まれました。
続編が読みたくなるようにラストが工夫されています。
是非読んでください。

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紙の本

初めて面白いと思いました。

2017/01/15 15:16

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:たまちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

私の読解力がないのか今まで読んだ中村さんの作品はよくわからない、意味不明と思うばかりでしたがこの「掏摸」は違いました。母親にネグレクトに近い扱いを受けている少年の存在などハラハラしながら読み進みました。犯罪に手を染めながらも少年を助けてしまう主人公につい共感してしまいます。実写化しても面白いのではと思います。

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紙の本

人は自分の足で歩けるか

2016/09/28 15:50

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ポージー - この投稿者のレビュー一覧を見る

環境や強大な力によって人生を屈折させられた一人の男の物語。主人公はその力が定めた運命を行かなければならないのか、それとも偶然を味方に本物の自分の意志で歩めるのか。
作中に何度も登場する塔はただ高くそびえたっているだけだが、主人公にとっては畏怖さえも超えた存在かもしれない。その塔はただただ主人公を見ているだけだ。
巻末の解説は本編前に読んじゃうと、物語が楽しくなくなると思います!

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紙の本

掏摸という字、知りました

2016/04/24 20:48

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:端ノ上ぬりこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

主人公の僕は、スリ師。ほとんど気づかれることなく、人々からあらゆるものをスル。少年が万引きするところを見かけ助ける。ある日、闇社会にいる男、木崎からの仕事が僕の運命を変えることに。
中村氏の作品はどれも心がヒリヒリする。スリの描写は映像としてスローモーションで見ているようだった。

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紙の本

掏摸

2016/01/18 01:18

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者: - この投稿者のレビュー一覧を見る

この本を読んでから街中で鞄になにか触れた感覚があれば もしかして掏られてる? など思うようになり、警戒心が強くなりました。
珍しい設定で面白かったです。

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紙の本

実写で見てみたい

2015/12/29 21:48

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みやちゃん8 - この投稿者のレビュー一覧を見る

すりのテクニックがなかなか頭の中で想像出来ません。実写にして欲しい作品です。

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