サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

新規会員70%OFFクーポン

アプリで立ち読み

hontoアプリの確認

立ち読みには最新の「honto」アプリ(無料)が必要です。

バージョンの確認はアプリの「設定/情報」から確認できます。

最新の「honto」アプリをご利用の方

立ち読みする

最新の「honto」アプリをダウンロードされる方

hontoビューアアプリ

  • みんなの評価 5つ星のうち 4.1 210件
  • あなたの評価 評価して"My本棚"に追加 評価ありがとうございます。×

読割 50

読割50とは?

読割50とは?

hontoネットストアおよび、丸善・ジュンク堂・文教堂の提携書店にて対象の紙書籍を購入すると、同一の電子書籍が紙書籍の購入から5年間、50%OFFで購入できるサービスです。
購入時点で電子書籍が未発売でも、紙書籍の購入時期にかかわらず、電子書籍の発売後5年間、50%OFFで購入できます。

または読割50のアイコンがついている商品が対象です。

一部、対象外の出版社・商品があります。商品ページでアイコンの有無をご確認ください。

  • ※ご利用には、honto会員登録が必要です。
  • ※書店店頭でのお買い物の際は、会計時にレジにてhontoカードをご提示ください。
  • ※hontoが提供するサービスで、販売価格の50%OFFを負担しています。

読割50について詳しく見る

一般書

電子書籍

赤朽葉家の伝説

著者 桜庭一樹

「辺境の人」に置き去られた幼子。この子は村の若夫婦に引き取られ、長じて製鉄業で財を成した旧家赤朽葉家に望まれ輿入れし、赤朽葉家の「千里眼奥様」と呼ばれることになる。これが...

もっと見る

赤朽葉家の伝説

税込 770 7pt

ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは

ほしい本に追加(値下がりすると通知がきます)

このシリーズの最新巻を自動購入できます

続刊予約とは

今後、発売されるシリーズの本を自動的に購入できる機能です。

こんな方にオススメ

  • ①お気に入りのシリーズは買い忘れしたくない
  • ②不定期の発売情報を得るのが面倒だ
  • シリーズ購読一覧から、いつでも簡単にキャンセルができます。
  • honto会員とクレジットカードの登録が必要です。未登録でも、ボタンを押せばスムーズにご案内します。

ご利用中のデバイスが対応しているかご確認ください

  • ブラウザ
  • iOS
  • Android
  • Win
  • Mac

対応デバイスごとのコンテンツタイプやファイルサイズヘルプ

オンライン書店e-honとは

e-hon

hontoは「オンライン書店e-hon」との連携を開始しました。
「e-hon」は書籍、雑誌、CD、DVD、雑貨といった多岐に渡る商品を取り扱う総合オンライン書店です。130万点以上の取り扱い点数、100万点以上の在庫により、欲しい商品を買い逃しません。honto会員向けにお得なキャンペーンを定期的に実施しています(キャンペーンに参加するにはMy書店をhontoに設定して頂く必要があります)。
・まだe-honの会員ではない方
下記リンクからe-honへ遷移し会員登録する際に自動でhontoがMy書店に設定されます。
・既にe-honをご利用いただいている方
「マイページ」-「会員情報の変更」-「My書店の変更」に進み、検索窓に「honto」と入力し、検索結果画面で会員登録ボタンを押すことでMy書店がhontoに設定されます。

e-honで紙の本を探す

※外部サイトに移動します。

対応デバイス毎のコンテンツタイプやファイルサイズ

対応デバイス コンテンツタイプ ファイルサイズ
ブラウザ EPUB
iOS EPUB 6.9MB
Android EPUB 6.9MB
Win EPUB 6.9MB
Mac EPUB 6.9MB

赤朽葉家の伝説 (創元推理文庫)

税込 880 8pt

予約購入とは

まだ販売されていない電子書籍の予約ができます。予約すると、販売開始日に自動的に決済されて本が読めます。

  • 商品は販売開始日にダウンロード可能となります。
  • 価格と販売開始日は変更となる可能性があります。
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて予約購入しても、予約一覧から簡単にキャンセルができます。
  • honto会員とクレジットカードの登録が必要です。未登録でも、ボタンを押せばスムーズにご案内します。

予約購入について詳しく見る

ワンステップ購入とは

ワンステップ購入とは、ボタンを1回押すだけでカートを通らずに電子書籍を購入できる機能です。

こんな方にオススメ

  • とにかくすぐ読みたい
  • 購入までの手間を省きたい
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて購入しても、完了ページもしくは購入履歴詳細から簡単にキャンセルができます。
  • 初めてのご利用でボタンを押すと会員登録(無料)をご案内します。購入する場合はクレジットカード登録までご案内します。

キャンセルについて詳しく見る

商品説明

「辺境の人」に置き去られた幼子。この子は村の若夫婦に引き取られ、長じて製鉄業で財を成した旧家赤朽葉家に望まれ輿入れし、赤朽葉家の「千里眼奥様」と呼ばれることになる。これが、わたしの祖母である赤朽葉万葉だ。――千里眼の祖母、漫画家の母、そして何者でもないわたし。高度経済成長、バブル景気を経て平成の世に至る現代史を背景に、鳥取の旧家に生きる三代の女たち、そして彼女らを取り巻く不思議な一族の姿を、比類ない筆致で鮮やかに描き上げた渾身の雄編。第60回日本推理作家協会賞受賞作。ようこそ、ビューティフル・ワールドへ。

目次

  • 第一部 最後の神話の時代
  •      一九五三年~一九七五年 赤朽葉万葉
  • 第二部 巨と虚の時代
  •      一九七九年~一九九八年 赤朽葉毛毬
  • 第三部 殺人者
  •      二〇〇〇年~未来
  •  文庫版あとがき

あわせて読みたい本

この商品に興味のある人は、こんな商品にも興味があります。

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

この著者・アーティストの他の商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

小分け商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

この商品の他ラインナップ

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

みんなのレビュー210件

みんなの評価4.1

評価内訳

紙の本

圧巻の大作、全身に震えが走りました…

2011/08/29 15:58

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ジーナフウガ - この投稿者のレビュー一覧を見る

頁を繰る、とそこには『赤朽葉万葉(まんよう)が空を飛ぶ男を見たのは、十歳になったある夏のことだった』
冒頭の一文が、ピタリ決まっている。そういった作品に駄作なし!と信じている僕にとっては、

これはただ事ならぬ傑作であるに違いないぞとの予感が全身を駆け巡りました。
女三代の孫娘である赤朽葉瞳子(とうこ)の語りによって、山陰地方の小さな山村、紅緑(べにみどり)村にて、

戦後日本を必死に生き、死んで行った祖母万葉、母毛毬(けまり)の人生と
伝説が鮮やかに描き出されて行きます。【第一部・最後の神話の時代・一九五三年~一九七五年】

万葉が山陰地方の、更に辺境に住み暮らすと伝えられている【山の人】達から
紅緑村に置き去りにされた事から伝説は始まります。村の若夫婦によって拾われ育てられた

十歳前後からの生活。それはタイトルにも在る様に、戦後の日本が、それまではまだ辛うじて残って居た、
前近代的な風習や土着思想を凪ぎ払い、急激に画一化する中で、日本人としては、

何か大切な物を無意識的に捨て去った、大変な時代だったんだなぁ、と追体験する様な不思議な感覚に
震えたです。万葉の、と言うか、物語の舞台となる紅緑村は、だんだんに区切られていて、

下から見上げると、天上界に位置している様な赤朽葉本家。そして、その力を誇示するかの様に聳え立つ製鉄所。
村では【上の赤】と呼ばれ畏れと親しみのない混ぜになった想いで見られています。

反対に戦後に勃興した造船成金【下の黒】こと、黒菱家、ここの長女である、【出目金】黒菱みどり、
普段はいじめっ子で子分を侍らせている彼女は、万葉とは常日頃から、『いじめっ子』『拾われっ子』と、

言い争っていますが、本音の深い部分で互いを認めあう関係になって行きます。
みどりは終戦から十年近くを経た今もシベリヤにて抑留中の美しい兄じゃの帰還を待ち侘びて、

ただ一人泣きじゃくっています。この兄じゃを巡っての万葉の【予見】と、痛ましい事件、結果として、
みどりの流行歌に乗せた裸の恋心の告白には、フィクションを超えた圧倒的なリアリズムを感じました。

さて、その後、赤朽葉の【恵比寿さま】と崇められている大奥さま、タツに見初められた万葉は赤朽葉の
【千里眼奥様】としての人生を過ごし、次の世代の毛毬が激烈に登場してくる

【第二部・巨と虚の時代一九七九年~一九九八年】(彼女の短い生涯に関してはスピンオフ作品が出ているので、
そこで触れます)、赤朽葉の伝説や謎が孫娘瞳子の手によって丹念に解き明かされていく

【第三部・殺人者・二〇〇〇年~未来】へ綿々と継承されて行くのですが、
最終的な謎が解けた時に瞳子の胸に去来した『せかいは、そう、すこしでも美しくなければ。』という想いに、

この本が読めて心から良かったと思いました。是非機会を見つけて読んで頂きたい、大オススメの一冊です。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

一気読み必至なので、時間の余裕をみて読み始めてくださいm(__)m

2010/10/07 20:15

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:mayumi - この投稿者のレビュー一覧を見る

 山陰の旧家を舞台に、祖母、母、娘の三代にわたる物語。

 面白かった。
 続きが気になって気になって、手をとめることができなかった。

 祖母は千里眼、母は漫画家、そして何者でもない孫、と孫は語るが、ようするに時代がそういう人物を望んでいたのだろうと、感じた。
 そう、ただ女たちの三代を描いたのではなく、そこ根底には戦後から現代にいたるまでの社会があり、山陰の旧家であってもその荒波は容赦なく押し寄せてくるのだ。

 と、同時に、祖母の悲しいまでに純粋な心の物語なのだと思った。
 飛ぶ男を幻視したのが始まりで、結局は物語はそこに着地していく。
 自分の気持ちも、相手の気持ちにも、気づくことも察することもできない程に純粋だった恋だったからこそ、祖母は孫娘にその結末を託したのだろう。
 孫娘が自分で歩き始められるように…。

 薄ら怖くて、優しくて、美しい物語だった。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

生き生き生きて、死に死に死んで。

2011/08/25 10:39

3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ひろし - この投稿者のレビュー一覧を見る

物語は1950年代の山陰地方、地元の名家赤朽葉家が舞台となって始まる。読み口は何ともおどろおどろしく、世界観も独特な物を感じる。登場人物の様相や奇妙な名前や一種異様な描写から、少々オカルトチックな物を感じてしまうが、それは決してコケ脅しの世界で終始せず、重厚な物語展開と作者の類まれなる筆致ががっちりと支えている。あえて言うなら文豪と言われた作家の作品に感覚が似ているだろうか。例えば芥川龍之介の「鼻」や「羅生門」を彷彿とさせないでもない。そこに独特の世界観やSF的なエッセンスを加えてあると表現したら、この作品のテイストを想像頂けるであろうか。
紅緑村という名の村落に、一人の少女が置き去りにされる。浅黒い肌をしたその少女は「辺境の人」と呼ばれる、山奥に住む人々に置き去りにされたらしい。良心的な夫婦に引き取られたその少女は万葉と名付けられ成長し、やがて村一番の名家、赤朽葉家に嫁ぐことになるのだが。そこで生まれる命、出会う命別れる命。そして去りゆく命、消える命。たくさんの命の物語が展開される。どの命も大変な存在感を持ち輝いて、そしてロウソクの火がふと消えるように、消えて行ってしまう。でもそこから立ち上る白い煙がまた後の世界に影響を及ぼし、命の物語は過去から近代、現代へと親子3代の物語へ連綿と続いていくのだ。そして物語終盤には、悲しいひとごろしのエピソードが、展開される。
非常に読みごたえがあり、最近出会っていなかった感じの文体・物語に読書心をリフレッシュさせられた。本好き物語好きには堪らない一冊ではなかろうか。でも少々読み手を選ぶかもしれない。中学生が「夏休みに読む一冊」にはちょっとオススメ出来ないけれど、どんな本好きもうなずく、力作である事は間違いないと思います。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

可もなく不可もなく。「で?」と思ってしまった。伝説だからしかたないのかな。

2011/04/28 20:55

6人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:惠。 - この投稿者のレビュー一覧を見る

ハジメマシテのサクラバさん。

なんとなーく、「これ」と言った理由があるわけではないけれど、なんとなく、敬遠していた作家さんだ。なんとなーく、合わない気がしたから。

ちらっと立ち読みしたり、ちらっと呟きを目にしたり、本をたくさん読んできたひとだっていうのは、なんとなく伝わってきた。文章にはやわらかさやたおやかさはないけれど、下手だとは思わない。140文字以下の「つぶやき」でさえ、才能の香がぷんぷんした。でも、そのつぶやきでさえ、わたしには合わなかった。たった一文なのに、「なんか合わないな」と思ったのだ。

でもっ!!色々なところで見かける桜庭作品の多さと言ったらっ!!

というわけで、直感よりも誘惑に負けて手に取ってみた。

結果…直感の勝ちだった。

文章が悪いわけではない。内容も理解できないわけでもない。途中、読み続けることが苦痛になるわけでもなく、キャラ嫌いなわけでもない。ただ、何とも思わなかったのだ。

山陰の旧家赤朽葉家に生きた三人の女たちの物語(1953年~現代)――のはずなんだけれど、まるでレポートを読んでいるみたいだった。書いてあることは理解できる。戦後~高度経済成長期を経て、現代に繋がる過程も理解できる。でも、その点についてもまるで教科書を読んでいるみたいで、どうにもこうにもなんとも思えない作品だった。

最後まで読み切って思ったのはたったひとつ――で?

それ以外に思うことはなにひとつなかった。

何度も言う。決して悪くはない。赤朽葉一族の女たち、男たち、他の家の人間たち、登場人物たちはみな素敵だ。

だけど…。

やっぱり、レポートにしか思えない。わたしにとっては「物語」ではないのだ。「伝説」だからそれでいいのかもしれないけれど。。。

普段ならばハジメマシテで当たらなくても(実際は当たらないことのほうが多い)、もう数冊読むのだけれど、桜庭作品に関してはこれが最後かな。



このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

嵌まる人は嵌まる作品

2016/06/16 14:31

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:koji - この投稿者のレビュー一覧を見る

不思議な小説でした。

第60回日本推理作家協会賞受賞作ですし、

出版社も東京創元社なのでミステリーかと

思って読み始めたのですがファンタジーの

要素を持った大河ドラマ的物語かな。

正直に言えばワクワクするような気分になって、

盛り上がるようなことは私は一度もなかったのですが、

最後にあっと言わせるような何かあるのでは?

と感じながら途中で放り出すことができなったのは

桜庭一樹氏の作家として力量でしょうか。

嵌まる人は嵌まる作品だと思います。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

2010/10/01 15:07

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2010/10/17 20:35

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2010/09/21 18:01

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2010/10/18 23:39

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2010/09/23 09:20

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2010/11/24 21:08

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2010/09/27 13:45

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2013/03/06 21:01

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2010/10/07 20:13

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2010/10/16 00:47

投稿元:ブクログ

レビューを見る

×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。