- カテゴリ:一般
- 販売開始日: 2013/09/05
- 販売終了日:2017/12/31
- 出版社: KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
- レーベル: メディアワークス文庫
- ISBN:978-4-04-891427-7
読割 50
電子書籍
ビブリア古書堂の事件手帖4 ~栞子さんと二つの顔~
著者 著者:三上 延
珍しい古書に関係する、特別な相談 ── 謎めいた依頼に、ビブリア古書堂の二人は鎌倉の雪ノ下へ向かう。その古い家には驚くべきものが待っていた。 稀代の探偵、推理小説作家江戸...
ビブリア古書堂の事件手帖4 ~栞子さんと二つの顔~
ビブリア古書堂の事件手帖4 ~栞子さんと二つの顔~
ビブリア古書堂の事件手帖 1−4 栞子さんと二つの顔 (メディアワークス文庫)
商品説明
珍しい古書に関係する、特別な相談 ── 謎めいた依頼に、ビブリア古書堂の二人は鎌倉の雪ノ下へ向かう。その古い家には驚くべきものが待っていた。 稀代の探偵、推理小説作家江戸川乱歩の膨大なコレクション。それを譲る代わりに、ある人物が残した精巧な金庫を開けてほしいと持ち主は言う。 金庫の謎には乱歩作品を取り巻く人々の数奇な人生が絡んでいた。そして、迷宮のように深まる謎はあの人物までも引き寄せる。美しき女店主とその母、謎解きは二人の知恵比べの様相を呈してくるのだが ──。
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紙の本
乱歩巻。
2019/06/10 23:30
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ROVA - この投稿者のレビュー一覧を見る
一冊まるごと乱歩特集、という感じ。
ストーリーもひとつの依頼をベースに。栞子さんのお母さんネタで引っ張ります。
個人的にはキャラクターを掘り下げるよりは短篇でサクサク読める感じの方が良いけど・・・
紙の本
うーん・・・
2013/04/10 15:34
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:toro - この投稿者のレビュー一覧を見る
好きな本ですが、先にドラマを見てしまったので・・・
私が先に本を読んでいたら、これまでのようにドラマではどうだろうと
差を楽しんで見ていられたのでしょうが・・・
本が発売されてそれ程経っていないのにドラマになってしまってはちょっとつまらなく感じてしまった。
でも、次も購入するのでしょうね。
時間をおいて読み直してみたいと思います。
このあと、どうなるのか楽しみなので。
紙の本
乱歩尽くし
2013/05/11 19:50
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:MUNINN - この投稿者のレビュー一覧を見る
なんだかんだで4巻も買いました。ついにお母さんの登場で少し話の盛り上がりがあり、意外とおもしろ くなってきました。
にしても、電話で声真似する母親ってどうなんでしょう? 今回は複数の謎ではなく一貫した依頼で乱歩の小説が色々登場するタイプでした。 依頼の顛末よりも巻末で母・智恵子と連絡をとってた人物が意外すぎておどろきました。 最初に出てきた時まさかこんなに今後も登場する人物だなんて想像もしなかった。井上さんもですけど。まあ、私はしのぶさん夫妻が好きですが。 五浦さんの洞察力もだいぶ磨かれてきたようなので、今後の展開にちょっと期待ですね。 最後は栞子さんのために一人で謎解きしたりするのかなぁ。
紙の本
面白かった。
2017/03/16 13:11
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みきママ - この投稿者のレビュー一覧を見る
頭が良い栞子さんの推理力で話は進んでいくので、先が気になって後半は読み進みが早くなってしまいます。
紙の本
乱歩に興味・・・
2016/03/03 11:28
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:maki - この投稿者のレビュー一覧を見る
憎みながらも、やっぱり母親に惹かれずにいはいられない栞子さん。
二つの顔ってのは、そう言う(どういう?)意味なのね~^^
乱歩って読んだこと無いんだけれども、興味湧くなぁ。。。
さてさて、栞子さんと大輔君の今後は!?
やっと、出版においつけそうだ~♪♪
紙の本
ポプラ社の背表紙の蜘蛛マークと西洋兜マーク
2013/12/18 00:31
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:英現堂 - この投稿者のレビュー一覧を見る
シリーズ第4弾。今回は全て江戸川乱歩だ。
『孤島の鬼』、『少年探偵団』、『押絵と旅する男』。『孤島の鬼』はもちょっと本の中味も語って欲しかった。筒井康隆も『みだれ撃ち涜書ノート』の中で大絶賛している本である。『少年探偵団』のBDバッチ、いいなあ。いっぺん見てみたい。
自分も江戸川乱歩に夢中になったのは、知り合いに借りたポプラ社の怪人二十面相シリーズだ。それから同じポプラ社のホームズ、ルパンシリーズへ続く。まあお決まりのコースかな。『押絵と旅する男』、大人になってから読んだ。これは春陽堂の文庫版。
今回は、栞子さんのお母さんもけっこう活躍する。不仲なのは変わりないが。
ポプラ社の本で今もうちあるのが、『宇宙怪人』、『鉄人Q』、『二十面相の呪い』、『魔術師』の4冊。背表紙が蜘蛛マークなのは『宇宙怪人』だけだった。あとは西洋兜マーク(2013.11.3)。
よくよく確認してみるとちょっと違っていた。ポプラ社の江戸川乱歩は7冊、家にあった。背表紙の蜘蛛マークは『青銅の魔人』と『宇宙怪人』。西洋兜マークなのは『鉄人Q』と『二十面相の呪い』と『魔術師』。あと「名探偵シリーズ」として『呪いの指紋』と『大暗室』。この2冊の背表紙は小林少年っぽい(2013.12.17)。
紙の本
古書を媒介に人を思う気持ちを丁寧に描いています。
2013/02/25 00:25
10人中、10人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:があ - この投稿者のレビュー一覧を見る
10年間連絡の無かった栞子の母から電話があった。目的は分からない。
その翌日、鎌倉の雪ノ下の館からビブリア古書堂に依頼が入る。
稀代の推理小説家・江戸川乱歩のコレクションを譲り渡す代わりに、ある男性が残した金庫の鍵を開けて欲しいという……
テレビドラマ化され賛否両論(個人的にはテレビドラマの脚本には満足していますが)の「ビブリア古書堂の事件手帖」4巻目。
4巻目にして初の長編になっています。
取り上げる作家は江戸川乱歩。
探偵小説、推理小説にはまるきっかけになる人も多いはず。ウチも小学校の暗い図書室でむさぼるように読んでいました。
1巻目から謎の存在だった栞子の母が登場し、栞子や妹の文香との関係性や古書を媒介に人を思う力を丁寧に描いています。
短編も良いですが、登場人物が整ってきたので長編でじっくりと描いているのが素敵です。
紙の本
ドラマより面白いかな
2013/03/04 00:36
5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:RASCAL - この投稿者のレビュー一覧を見る
江戸川乱歩を下敷きにしたミステリーやラスボス感の母親の登場、なかなか面白かったです。でも、栞子さんと五浦くんの仲が少し進展したことが最大のポイントでしょうか。江戸川乱歩は未読ですが、怪人二十面相とか、少年探偵団のうたとか、かすかに記憶があります。今度読んでみよ。
紙の本
さすが、
2013/03/24 00:21
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:さや坊 - この投稿者のレビュー一覧を見る
二人の様子だとか、本と人との係わり合いに面白みがあり引き込まれる。
ただ、自分としては一巻と同様の中のデザインがよかった…。
紙の本
僕が馬鹿だったすぐ読めば良かった
2013/09/24 11:29
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ひろし - この投稿者のレビュー一覧を見る
このシリーズの最初の巻を読み、そのあまりの面白さにここでも大絶賛のレビューを書かせて頂きました。しかし実はこの4巻は買ったまましばらくの間、「積ん読」状態になっていました。その理由の一つは、今更ですが過日放映されたテレビドラマにげんなりさせられた事。それと3巻目を読んだあたりで、どうもマンネリのような物を感じてちょっと飽きを感じてしまった事。今では完全に私の邪推だと認めますが、「売れたから慌てて続編を作った」、みたいなイメージを持ってしまって、どうもすぐにこの4巻を手に取る事が出来なかったのでした。
ところが読み終わってみて、おかしな邪推や偏見でこの4巻を手に取らなかった自分が実に馬鹿だったと痛感しました。このシリーズはこれまでの3巻までそれぞれについて何かを感じ何かを言うと言うより、この4巻まで読んで総じて何かを感じ取るべき。それくらい、この4巻は完成度高かったと感じます。
これまでの巻では、いくつかの古書で一つのテーマを綴り上げて物語としていた感じですが、この4巻では「江戸川乱歩」を題材に使って、これまでの4巻分のストーリーを総じてまとめた印象があります。そう最初から、ちゃんとここまで物語が出来ていたのだなと感じさせる部分がそこここに見受けられ、先に書いたような大反省をさせられる事になりました。
この4巻自体としての事件、トリックも非常に興味深い上に何度もひっくりかえってまるで飽きさせません。また通巻で懸案となっていた、主人公栞子さんと母親の親子関係も何だか一気に見えて来る。またアルバイト五浦との微妙な関係も、げんなりとしない程度の、これまた微妙な進展を見せて好感度高し。そして物語の、「次の展開」を感じさせる終わり方も申し分なし。まごうかたなき素晴らしき作品、まだ未読の方は1巻から一気にこの4巻まで読まれる事をオススメします。
紙の本
古書店女主人と、古書にまつわる謎解き。5巻。
2013/03/17 09:53
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:potman - この投稿者のレビュー一覧を見る
今回は江戸川乱歩。そして、シリーズ通して追っていくと思っていたお母さんまさかの登場。
1巻まるごとで一つの話をやって、お母さんの足取りを探すクエストは終え、そして大輔はデートと告白までクリア。
これからは、栞子さんが他人と付き合う自分と向き合えるかと、お母さんの追う古書に焦点が寄っていくのだろう。
そうなると、それが見つかっても次なる、とかが出せて、いくらでも続けることもできそうだ。
まあしばらくはマンネリを心配することもないし、楽しませてもらえそうだ。
紙の本
4作目は乱歩一色
2017/06/11 20:53
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:たっきい - この投稿者のレビュー一覧を見る
4作目は長編。今回の古書のテーマは乱歩!乱歩好きには垂涎の話題でしょうが、ミステリー好きを自称してるくせに、実は私は乱歩を今まで読んだことがなく(´・_・`)。これを機に読んでみよかなぁ、とも思いました。でもほかにも読みたいもんいっぱいあるし。。。で罪作りなシリーズですっ。話自体は栞子の母親がいよいよ登場!いきなり栞子と対決。5作目以降の展開がますます目が離せません!
紙の本
乱歩だものギラギラになるんですね-面白い
2014/04/29 22:49
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:竜生 - この投稿者のレビュー一覧を見る
お手伝いの五浦大輔君は栞子に惚れている。しかし、彼女の方は本以外のことは殆ど奥手の天然で中々噛み合わない。所で今回は栞子さんのお袋が出てくるが、栞子以上に本好きはいいが、好きすぎて病気になっている厄介な人物。今回は江戸川乱歩に惚れ込んだ死んだ男の話だが、その遺産の蔵書の他に開かずの金庫の中に入っている乱歩の生原稿がメインのテーマである。「押し絵と旅する男」の初稿を乱歩が気に入らなくで破り捨てた。つまり本になった原稿は後から書き直したものと云うことになるが、その破いたはずの原稿が裏張りされて残っていたと云うことである。栞子は純粋にその原稿を読んでみたいという思いに駆られたようだが、母親の方は読むという興味と共に、幾らになるかと云うこともあるのではないか。
紙の本
この文庫本を胸に・・・・
2013/04/07 18:04
4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ロン - この投稿者のレビュー一覧を見る
4巻目を待ち望んでいました。
売れ筋の本がよく展示されていますが,どういう訳か,この「ビブリア古書堂の事件手帳」には引きつけられるものがあって,迷わず手にしました。
1巻から3巻まで,一気に読んでしまいました。
同じように,4巻目も一気に読んでしまうのかと思うと,なんだか勿体無いような気持ちになりました。
だから,ゆっくりゆっくり・・・・と読み始めたのですが,すると,この本が何だか愛しいものの様に感じられ,思わず胸に抱きしめていました。
今は,ちょうど真ん中あたり・・・・これからの展開が愉しみです。
紙の本
期待とおり!
2013/05/04 15:34
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:coomama - この投稿者のレビュー一覧を見る
4巻待ち望んでおりました。ますます筆が冴えわたり期待とおりの世界にうっとりです。
しかし、不覚にもなにげに見てしまったテレビ放送の内容。。エピソードはたくさんあるのに最新作を題材にしてほしくなかったです。5巻は即効、購入なくては!