双面の天使
著者 小池真理子 (著)
絵のように美しい兄妹、潤と茜。幼い二人に芽生えた“新しいママ”への小さな嫌悪がやがて恐ろしい惨劇を招いてしまう…、表題作「双面の天使」他、牝猫と暮らす独身中年の身近で起き...
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双面の天使
商品説明
絵のように美しい兄妹、潤と茜。幼い二人に芽生えた“新しいママ”への小さな嫌悪がやがて恐ろしい惨劇を招いてしまう…、表題作「双面の天使」他、牝猫と暮らす独身中年の身近で起きる謎の完全殺人を描く「共犯関係」都市に住む人々の孤独と狂気が思いがけない殺意を呼び起こす…サイコスリラー4編を収録。
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天国と地獄
2004/07/25 02:15
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投稿者:luke - この投稿者のレビュー一覧を見る
小池真理子のサイコスリラー短編集「双面の天使」です。(1)共犯関係(2)眼(3)薔薇の木の下(4)双面の天使。元々、小池真理子を読み始めたのは競作の短編集で気に入ってしまったからです。そんな期待を裏切らずに満足できる短編集でした。世の中、うまく行かなくて当たり前、うまく行けば見つけもの。そんな、日常的に見かけそうな生活の中で、ちょっと道義的ならルールを破ったとか、ちょっと犯罪に手を染めてしまったとか、騙して玉の輿に乗ったとか、見つけものに出会った人々の転落のお話です。映画的にいうならば、「知らず知らずにミステリーゾーンに入ってしまいました」なんてナレーションが入りそうです。別に罰が当たったわけではないのですが、ちょっとした見つけものから奈落に落ちる姿を見ると「そんな罰はひどすぎる」と、しいて言うなら悪者側の立場で見てしまいそうです。世の中、ホントに甘くはないです。(^_^;)