電子書籍
マンボウ周遊券
著者 北杜夫 (著)
大海原をたゆたうマンボウのように、時には喧噪の街を離れて、のんびりと旅に出よう――。飛行機に乗れば荷物は消え、汽車に乗れば閉じこめられ、車で走ればエンコする。ヨーロッパ講...
マンボウ周遊券
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
マンボウ周遊券 (新潮文庫)
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
小分け商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この商品の他ラインナップ
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
大海原をたゆたうマンボウのように、時には喧噪の街を離れて、のんびりと旅に出よう――。飛行機に乗れば荷物は消え、汽車に乗れば閉じこめられ、車で走ればエンコする。ヨーロッパ講演旅行(狐狸庵・遠藤周作らと)、ソ連作家同盟の招待旅行(奇態な宇宙人・星新一らと)、マダガスカル旅行(乗物狂・阿川弘之と)など、マンボウとそのおかしな仲間たちの珍談奇談あふれる愉快な旅。
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
究極の身辺雑記
2002/09/22 07:11
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:のりのり - この投稿者のレビュー一覧を見る
本文中に、「これでは随筆にもならぬ」という文言があるのだけれど、そういうところがたまらない。
旅行記はともかく、阪神応援の話(ラジオを聴きながら、念力をおくったりする)、ライターの話、CM撮影の話、カレーの話、夜中に自分で作って食べるラーメンの話(これが一番のお気に入り)。
「それがどうした」と言ってしまえば、まさにその通りなのだけれど、それこそが面白いのだ。
作品を読むのとは異なる、筆者の生の姿をうかがう楽しみ。
時代は全然違うけれども、浅田次郎の「勇気凛々」シリーズでも、「大頭矮足」が一番好きだったりする。
作家の随筆としては邪道なのかもしれないけど、それを楽しむ読者も多い(はず)。
紙の本
読みやすいが、単なる娯楽本か
2002/07/27 19:46
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:MFTR - この投稿者のレビュー一覧を見る
マンボウこと、北杜夫氏の旅行記中心の短編集。旅行先は、ヨーロッパ、マダガスカル、ロシア。鉄道旅行作家の宮脇俊三さんの文章とよく似た調子の文章で読みやすい。とはいえ、それほどたいした内容があるわけではないので、やはり娯楽短編集というところか。