- 販売開始日: 2013/09/13
- 出版社: 新潮社
- ISBN:978-4-10-135774-4
善人長屋
著者 西條奈加 (著)
善い人ばかりが住むと評判の長屋に、ひょんなことから錠前職人の加助が住み始めた。実は長屋の住人は、裏稼業を持つ“悪党”たち。差配の儀右衛門は盗品を捌く窩主買(けいずか)い。...
善人長屋
商品説明
善い人ばかりが住むと評判の長屋に、ひょんなことから錠前職人の加助が住み始めた。実は長屋の住人は、裏稼業を持つ“悪党”たち。差配の儀右衛門は盗品を捌く窩主買(けいずか)い。髪結い床の半造は情報屋(ねたもと)。唐吉、文吉兄弟は美人局(つつもたせ)。根っからの善人で人助けが生き甲斐の加助が面倒を持ち込むたびに、悪党たちは裏稼業の凄腕を活かし、しぶしぶ事の解決に手を貸すが……。人情時代小説の傑作!
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良いです。
2021/07/03 09:17
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:スッチー - この投稿者のレビュー一覧を見る
とても面白かったです。読みやすいです。興味のある方にはオススメです。とても素敵です。楽しめます。良いです。
話題の直木賞作家の初期作品
2021/05/09 17:27
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:higassi - この投稿者のレビュー一覧を見る
直木賞受賞の西條奈加さんですが本作が初読みです(初期の作品から読んでみようと)。畠山健二さんの人気シリーズ「本所おけら長屋」と表裏一体といった感じでしょうか?「裏稼業持ち」というスパイスが効きながらも「ワンチーム長屋」のメンバーの魅力や問題解決劇を楽しめる作品です。
毒をもって毒を制する
2020/05/07 17:45
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投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
表と裏の顔を使い分ける、江戸の町人たちの姿が生き生きとしています。時には危ない橋を渡りながらも、きっちりとケジメをつけるところに人情味がありました。
なんだかんだ言って
2017/01/25 14:12
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
悪どい連中相手に一歩も引かずに立ち向かう長屋のみんなは善人の範疇に入るような思います。見て見ぬ振りするより、よっぽど善。
何だかんだ言いつつ善行に励む悪人たち
2022/09/03 07:06
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投稿者:makiko - この投稿者のレビュー一覧を見る
差配も店子も全員が裏稼業をもっている後ろめたさから表向きは善行に努めているため「善人長屋」と呼ばれている長屋のメンバーが正真正銘の善人である加助さんに巻き込まれて善行に励む短編集。娯楽として楽しめました。続きも読みます!!
クスクス
2022/07/08 21:55
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投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
美人局だの、盗品売買だの、……スパイめいた情報屋だの、……悪い人が集う善人長屋の物語……。あり得ない長屋だからこそ、フィクションとしては、よく出来てマスね。そこに、一人、大真面目が入り込むから……。
悪人が住む善人長屋
2020/11/16 10:31
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投稿者:kotep - この投稿者のレビュー一覧を見る
過去に悪事を犯して今は堅気になった者たちが住む善人長屋に加助という正真正銘の善人が移り住んだ。加助の善人さぶりに長屋の住人は呆れ、辟易するも事件解決に手を貸す。
ある日長屋の住人に災いをもたらす事件が発生。長屋の住人は・・・。
空気の読めない一途な加助さんが面白いですね。特に大活躍なわけではないのですが、実際には違いましたがところどころに加助さんが登場しそうな感じでした。昔の長屋はこんな感じだったのかと羨ましく思いました。