紙の本
デコボココンビ
2019/05/06 20:25
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投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
強面堅物叩き上げの先輩警官、おしゃべりで天真爛漫でちょっとナイーブな後輩上司のデコボココンビの諦めない姿が描かれる熱血刑事もの。
警察と麻取の確執とか、本庁と所轄の事とかもちゃんと盛り込まれてますよ。
テンポもいいし、みんなカッコイイ。
犯人のバックがデカすぎてほぼ掴めないのも続編が期待できるところです。
紙の本
朴念仁?
2022/11/30 10:46
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投稿者:kotep - この投稿者のレビュー一覧を見る
警察の仕事に熱心な融通の利かない武本と年下で階級が上の潮崎がコンビを組んで密造された拳銃の販売ルート解明の捜査に着手する。武本と潮崎が薬物に依存している容疑者を捕まえると、その容疑者が密造された拳銃を所持していた。その容疑者は麻薬取締官の宮田もマークしていた人物であった。武本・潮崎・宮田が過去の獣医の拳銃自殺事件の真相を探り始めると、そこには・・・・・。
読み応えがありましたね、日明さんのシリーズは内容が濃くて面白いですね。このシリーズの他の作品も読んでみたいと思います。
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一風変わった警察官
2016/05/07 09:19
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投稿者:BACO - この投稿者のレビュー一覧を見る
最初はとっつきにくい出だしで、「ダメか...」と諦めかけたが読み進むうちに段々と引きつき感が出てきた。
特異なキャラの潮崎に慣れるまで時間がかかる。
寡黙な武本は隠蔽捜査の竜崎にダブルところもあり、人間ドラマや事件を解決する爽快感なども味わえ、新しい警察小説と感じた。
紙の本
かっこいいんです
2015/08/08 01:10
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投稿者:本すき - この投稿者のレビュー一覧を見る
かっこいいんです。女性作家さんでこれだけハードなカッコよさを書けるって。。。
面白かったです 小説が重いって方にも一気に読めちゃいます
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ファストフード警官小説(笑)
適度にシリアスで適度にお笑い
そこかしこに出てくる警察小説のキャラの描写を見るたびにくすくすと笑ってしまうー。
合田さん…安積さん…鮫島さん…。
女子が好きな警察小説だ(笑)
とりあえず、続編は読みたいと思う☆
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警察官と麻薬捜査官の、2人が関わっていく事件。
分厚さに、かなり長い事件なのかと思いきや…いや、話も長かったですが
非常に分かりやすく、双方の違いが書かれていました。
正直、同じようなものかと思っていたのですが
権限も何もかも、双方違うものでした。
そして、その人達の背後と言うか、人間関係。
ちょっと連ドラを見ている気分でした。
が、確信に行くまで長いな、と。
しかし削ったら、多分これほどラストでの
わくわくもどきどきもないかと。
最後になるにつれ、先は? という一心で
次々とページをめくってしまいました。
とりあえず、警察内のものすごいなあなあ感が…w
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日明恩デビュー作
警察小説。
冒頭に下品さに絶句し、一度は読むのをやめようかと思いましたがすぐに引き込まれました。読んでよかった。なにせ各キャラクターが一風変わっていて頑固だったりで魅力的。信頼関係のある相棒ものはかなり好み。
潮崎と武本のはみ出し者でこぼこコンビが警察組織の圧力に背いて、独自の捜査を行う──という鉄板の構成ながら、警察に敵愾心を抱く宮田を含む麻薬取締官3名も加わり互いに事態を引っ掻き回してしまう過程とやり取りが面白い。
結局主要人物(潮崎武本宮田)のだれも自分の目的は達成できなかったし、警察官二人は異動減俸のち潮崎は退職してキャリアを目指し、武本は本庁国際犯罪系へ、宮田は退職してペットショップ店員へ。と結果だけ見れば散々で、犯人も捕らえられず踏んだり蹴ったりで爽快感など全くないはずなのにどこかすがすがしい終わりだった。
難しい警察用語が少なく、テンポもいいし読みやすかった。
ちょこちょこ他の警察小説ネタが挟み込まれるのも分かると笑えました。安住の元ネタは安曇班だろーなと思ったよ!
潮崎武本コンビの今後の動きが気になります。続編に期待!
第25回メフィスト賞受賞作
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面白かった。とことん悪役がいないし、融通の利かない一匹狼的な主人公の、「警官バカ」ぶりが憎めなくて読みやすい。
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リアリティの無さ?というか軽い感じは否めない気がするけど、なんでか続編がすごく読みたくなりました。漫画でいうと掲載されるのは青年誌じゃなくて女性誌な雰囲気。潮崎よりも林が何故かすごいイケメンで脳内再生されました。
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始まりはちょっと読みづらい方向かと思ったが、かなり読みやすく面白い。警察小説&ハードボイルドにしては珍しく、面白いキャラクターでも出てきて、重くなりすぎない。作者が女性というのも、このジャンルでは珍しい。
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羽川のぞみと和田弘一いうキャラクターが生きてますね。前回より身近で後味悪いテーマが、潮崎くんでカバーされてます。
住んでる地域と近い話は、場所がイメージできていいですね。渋谷とか池袋とか、知ってるけど知らないんだよねー。
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警察小説。約10年前の作品だけど、読めました。ただなんか主人公とか登場人物とかが何かと悩んでいるようで、こちらまで陰鬱の気持ちになりました。
シリーズものの1作目だけど、この後読みたい気はしない。
それにしても、日明恩、”たちもりめぐみ”とは読めないでしょ。
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始まりには面食らったけど、良かった。武本と潮崎のやり取りも面白く、麻薬捜査官たちも良かった。
でも、いつも明るい潮崎が裏で一人耐えているのは痛々しかった。
みんなそれぞれ納得できる結果は得られなかったのに、不思議ともやもや感は残らず。女性は強し。。
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登場人物が自らの信念もしくは執念を持って行動する姿は非常に好ましい.また,作品を通じて情報の怖さ,もどかしさを味わった.提供された情報に対し,自身がどう行動すべきか改めて考えさせられる.
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日明恩のそれでも、警官は微笑うを読みました。
日明恩のデビュー作の刑事物のミステリーでした。
無口で武骨な武本刑事と名家の出身でおしゃべりな潮崎警部補の二人は密造拳銃のルートを探すために犯人を追っていました。
ところが、そこに麻薬捜査官の宮田という邪魔が入ってしまいます。
何とか犯人を検挙した武本と潮崎はその犯人から密造拳銃の販売ルートを解明しようとします。
宮田の恩師の泉は5年前に麻薬を打った状態で自殺していたことから犯罪者として糾弾されてしまいました。
このため、宮田は泉の汚名を返上するために事件の捜査を続けていたのでした。
二人の捜査が進んで密造拳銃のルートの糸口がつかめてきた矢先、中国からの圧力により捜査はできなくなってしまいます。
武本は上司の黙認をもらいながら単独での捜査を開始するのでした。
一番印象的だったのは、宮田が泉の娘の聡子のためだけを考えて、命がけで捜査をしていたのに、聡子の考えは全然別のところにあったと言うことでした。
女の人は怖いと思いました。