- 販売開始日: 2013/10/01
- 出版社: サンマーク出版
- ISBN:978-4-7631-3115-7
「また、必ず会おう」と誰もが言った。
著者 喜多川泰 (著)
主人公・秋月和也は熊本県内の高校に通う17歳。ひょんなことからついてしまった小さなウソ が原因で、単身、ディズニーランドへと行く羽目になる。ところが、不運が重なったことか...
「また、必ず会おう」と誰もが言った。
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商品説明
主人公・秋月和也は熊本県内の高校に通う17歳。ひょんなことからついてしまった小さなウソ が原因で、単身、ディズニーランドへと行く羽目になる。ところが、不運が重なったことから最終便の飛行機に乗り遅れてしまう和也。所持金は3400円。「どうやって熊本まで帰ればいいんだ……」。途方に暮れる彼に「おい! 若者」と声をかけたのは、空港内の土産物売場で働く1人のおばさんだった― ― 。人生を考え始めた高校生に大人たちが語りかける、あたりまえだけどキラリと光った珠玉の言葉。誰の人生にも起こりうる出来事から物語をつむぐ名手、ベストセラー作家の喜多川泰がお届けする感動の物語。
著者紹介
喜多川泰 (著)
- 略歴
- 1970年東京都生まれ。東京学芸大学卒。学習塾聡明舎を創立。作家。著書に「賢者の書」「君と会えたから…」「手紙屋」など。
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書店員レビュー
人生を変える旅
ジュンク堂書店大分店さん
「ディズニーランドに行ったことがある。」そんな小さな1つの嘘をついたことがきっかけで、男子高校生の主人公は所持金僅か、航空券なし!、泊まる所もない!状況で東京にたった1人残されてしまう。
そこから出会う様々な人々。
何年も息子と会えていない女性、昔の自分が許せず警察官になった男性、娘に幸せになってもらいたいのに素直に言えない強面のトラック運転手。
様々な人と出会い、様々な言葉をもらい、自分の人生について考えていく主人公。
一歩踏み出すだけで世界は変わって見える。
みなさんも、主人公と自分を変える旅に出ませんか?
大分店 文芸担当K
人生で一番気に入った本
2016/08/29 19:01
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:moririn - この投稿者のレビュー一覧を見る
中高生向きだけど、大人の私でも感動を覚えた本でした。
今まで、いろいろな本を読んできたけど、えらく感心させられました。
見栄をはったことで取り返しがつかなくなる主人公ですが、その後大きな成長をしていくことに誰と出会って、何を感じていくかが重要だと感じさせられました。
この本から、学べることがたくさんある。
2015/11/21 18:12
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:えんぴつ - この投稿者のレビュー一覧を見る
この少年は、きっとこの体験を、忘れることはないんだろうな。
そんな風に思えるほど、特別な体験をした、少年の物語です。
その少年は、うそつきの癖に、プライドが高いあまり性格がいいとは
いえないような少年でした。
しかし、ある旅に出たことで、たくさんの人に助けてもらい
たくさんの人から、大切なことを学びました。
そして、旅から帰ってきた少年は、別人のように成長した。
という感じの話です。
同世代にすすめたい
2019/03/22 21:10
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:N.K - この投稿者のレビュー一覧を見る
見栄っ張りな主人公が自分と似ていて、自分の実体験を重ね合わせて読み進められた。
出会いを通じて成長していく青年を描いた物語です!
2018/10/22 08:44
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、一人の青年が旅する中で出会った様々な人々との交流を通じて、その青年が成長していく人生物語です。本書に出てくる出会いは、誰の人生にでも起こりそうなことばかりですが、それを青年がどのように受け止めるか、また、そこで青年に対してかけられる珠玉の言葉をどう理解するか、によって人生は大きく違ってきます。旅を通じて、出会いを通じて、主人公の青年が成長する感動の物語です。ぜひ、多くの方々に読んでいただきたい作品です。
今からでも人生遅くないかな
2017/03/28 22:36
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:こん - この投稿者のレビュー一覧を見る
いろんな人との出会いの中で経験して、成長していく姿。励まされました
ウソから始まる冒険ってステキ
2017/01/26 18:13
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:美恵子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
少年の小さなウソから始まる冒険のお話。出てくる人々が良いんですね。英語に関するお話は、もうど真ん中で…すっごく同意します。爽やかな青春で、一気読みしました。
書き出しがすごい
2021/08/01 11:52
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:hid - この投稿者のレビュー一覧を見る
何気ないエピソードを基に、ロードムービー的な展開に持っていく書き出しに感心。
大上段ではなく自然な形で人生訓を入れる手法も素晴らしい。
物語、ですが、そこから「何か」を得ることが大切。
2011/06/27 08:02
7人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:のちもち - この投稿者のレビュー一覧を見る
自らついたひとつの「うそ」から、それをカバーしようと、ひとり東京に出たものの帰りの飛行機に乗り遅れた高校生。所持金もなく、途方に暮れている少年が体験する様々な出会い。そしてその出会いによって成長する少年の姿...これですべてのストーリーはカバーできているかと。
表面的にはこれだけ、ですが、ぎりぎりのところで出会う人々の温かさや、そこから自分に置き換えて「何か」をつかんでいく少年の考え方の変化。もちろんそこから、少年と旅、これらを超えるものを自分でつかみ取ることはできます。どんな成功者だって、自分一人で成功したわけではない。もっと言えば、自分一人で生きていくことなんてできないのが人間である。様々な背景を持つ人たちとの出会い、会話。そこから見えてくる、自らの生活、人生の「問題点」。端的には、あたりまえだと思って疑いすら持たなかった親への感謝だったり、学生生活だったり。これって高校生だけに当てはまることでは、もちろんありませんよね。仕事だって、人生だって、出会いと感謝、これによってさせられているんです。普段は気がつきません。「気がつかない」方が多分幸せなのかもしれない。でも「気がついていなかった」ということに気がつく(ややこしいな...)のが、ものすごく大事なことですよね。
親であり、また部下を抱えるビジネスマンとしての自分は、子どもに、そしてスタッフに「無償の愛」を捧げます。そこに「見返り」は期待しません。見返りを期待した時点で「愛」ではなくなりますよね。だけど...だけど、そこで愛を受けた人がそれに気づいた時、それは何物にも代えがたい喜びになります。人の喜ぶ姿を見ることが自分の喜びである...キレイごとに見えますが、どんな人間にもできることなんです。自分の子どもに対して、だけではなくてね。それこそ「出会」った、愛すべき人たちにも同じ感情を持てるんですね。自分もそんなふうになれるとは考えてもいませんでしたが、40代も半ばになるとそういう気持ちが素直に持てるようになります。
ひとりの少年を通して、その「出会い」と「感謝」をつづった本書は、多少は「物語すぎる」ところは感じられるものの、受け入れやすい文章で最後まで一気に読むことができます。ひねくれた自分のようなタイプには、「できすぎ」を感じて、涙を潤ます場面は少なかった、のですが、もちろん悪い印象はありません。「こんなに泣ける本はない」的な広告が邪魔をしてしまったようで、どうも読む前に「広告」されると、そのようにならなければ(=泣かなくては...)という気負いが先に立ってしまう。素直でなくなってしまいますね。これは「偏った」自分のようなタイプ、だけでしょうけれど。
フラットな気分で、「感動するために読む」というスタンスが強すぎなければ、十分に感じることはできます。
【ことば】...居心地のいい場所は、まわりの人があなたに何をしてくれるかによってじゃなくて、あなたがまわりの人のために何をするかによって決まる...
この物語のキーになるところです。縁あって近くにいる人に対しての「愛」。近くにいなくても。自ら何かをしてあげることによってその人が喜ぶ姿に、喜びを感じる。出会いは偶然ではなく必然。人間だもの、「出会い」によって愛を広げることに幸せを感じる、素直に喜ぶ、自然体でいきましょう。
心温まる話
2017/04/13 20:12
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:トコトコくん - この投稿者のレビュー一覧を見る
取り返しのつかない失敗。嘘をついてしまった少年の成れの果てか。本当に困った時の偶然な出会いを通じて、少年は少しずつ成長します。お世話になった方々へ心から感謝して接する少年のひたむきさに、心うたれます。